空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

鳥インフルエンザ:香川の事例

2018-01-11 17:46:19 | Newsメモ
福井新聞 鳥インフル疑い、簡易検査で3羽が陽性 2018年1月10日 午後3時15分

香川県は10日、県内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザ疑い事例について、簡易検査で鶏11羽中3羽が陽性だったと発表した。遺伝子検査の結果は10日夜に判明する予定としている

徳島新聞 香川で鳥インフル疑い 徳島の食品会社が養鶏場運営 2018/1/11 10:04

県によると、10日午前9時15分ごろ、養鶏場の鶏舎15棟のうちの1棟で飼育していた約6千羽のうち、55羽が死んでいるのを管理者が発見し、直ちに県に届けた。8棟で肉用鶏約5万1千羽を飼育中で、他の7棟に鶏はいなかった

養鶏場周辺で鳥インフルエンザが疑われるような野鳥の死骸などは見つかっておらず、鶏舎の窓などは閉まっていたため、県は、感染した外部の野鳥などが入り込んだ可能性は低いとしている

徳島新聞 香川で鳥インフル疑い 徳島県内の養鶏農家、対応追われる 2018/1/11 14:05

徳島県内の養鶏農家は、感染が確認された場合に備え対応を進めた。阿波尾鶏の加工販売会社「丸本」(海陽町)グループで養鶏業務を行う「オンダン農業協同組合」(同)は朝から、飼育を委託している県内21農場で消毒用の消石灰を鶏舎周辺に散布。養鶏場や施設出入り口に設けられている車両消毒ゲートでは、職員が手作業で殺菌液を吹き付けたり目視で除菌箇所を確かめたりして細心の注意を払っていた

ハザード・ラボ 香川県で鳥インフルの疑いも「検査結果バラバラ」…都内でも野鳥が死亡 2018年01月11日 12時42分

香川県さぬき市の養鶏場で今月10日、食肉用ニワトリ31羽が相継いで死亡しているのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出た

香川県は10日昼前、さぬき市の養鶏場から「ニワトリの死亡数が増えた」と連絡を受けて、立入検査を実施。その場で簡易検査を行ったところ、15棟の鶏舎のうち1棟で数十羽が死亡。11日午前6時までに31羽の死亡が確認されたという

 初動が宜しかった模様で、そこは歓迎すべきことと思う。他の養鶏場さんの対応もすばやく、いつぞやの宮崎の大問題のようなことにはならなさそう。

 しかしまあ、鳥インフルエンザ、今年は低調でよかったなあと思っていたら、よりにもよって玉木雄一郎議員のど足元か…。



 …獣医師なんかいらないとか言ってたんじゃなかったですか、いまどんな気持ち?と、さすがに思う。
 こうした安全保障のためにも、とにかく田舎には獣医師が必要なんだ。だいたい、岩手大が医学部を持たず、農学部に獣医師養成課程を設置していることの意味を思っても見よ。

一方、環境省は10日、東京・大田区内の公園で今月5日に回収されたオオタカ1羽から、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。高病原性かどうかについては、確定検査の結果待ちだが、東京都内で鳥インフルエンザの陽性が出るのは今シーズン初めて

 と、同時に東京でも発生してしまい、東京地盤の希望の党としては「安全管理」が問われかねない。党代表者の見識的な意味で。

読売新聞 香川の鳥インフル、遺伝子検査で陽性と陰性混在 2018年01月11日 14時18分

香川県さぬき市の養鶏場で死んだ一部の肉用鶏から、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題で、県は11日、その後の遺伝子検査の結果について、「陽性とも陰性とも判断がつかなかった」とし、再検査を行うと発表した
県畜産課は「こういう結果になるのは、極めて珍しい」として11日に、別の検体で再度、遺伝子検査を実施する

FNN 東京・香川で鳥インフルか 高病原性か確定検査中 2018,01/11 06:34

東京都によると、5日、大田区で、オオタカ1羽の死骸が回収され、遺伝子検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たという

10日夜に発表とされていた遺伝子検査の結果は、まだ出ておらず、高病原性鳥インフルエンザと確認されれば、香川県内では初めてとなる

 …今まで起こったことが無いから…というのは、安心材料の一つではあるけど、危険がないことの証明にはならんからなあ。

 他:
鳥インフルエンザ・今シーズン始まる(2017-11-11)」
鳥インフルエンザ・今シーズンは低調か(2017-12-13)」

時事 鳥インフル、再検査実施=10日は感染判断できず-香川県 2018/01/11-11:33

産経新聞 香川の養鶏場で今冬初の鳥インフル疑い、遺伝子検査踏まえ約5万羽を殺処分 2018.1.11 07:25

 追記:


HuffingtonPost 【加計学園問題】玉木雄一郎、ネット等のデマにすべて答えます 2017年08月23日 16時40分 JST | 更新 2017年08月24日 16時51分 JST

(疑問9)玉木議員はTV番組で「愛媛県では一度も鳥インフルエンザや口蹄疫が発生したことがない」と述べた。防疫措置を軽視しているのではないか。
(お答え)加戸元愛媛県知事が「私の知事時代には鳥インフルエンザが発生し、米国では狂牛病が発生した。22年には口蹄疫が発生したが、獣医師が足りず大わらわだった」と発言していますが(2017年7月16日産経新聞)、これをあたかも愛媛県内で鳥インフルエンザや口蹄疫が発生したと誤解する人がいるため、「四国での鳥インフルエンザや口蹄疫の発生事案はない」との事実関係を述べたに過ぎません。
防疫措置の重要性を軽視するものでは全くありません。
なお、感染拡大を防ぐために措置は、空港や港湾における消毒マットの設置など、必ずしも獣医師だけが対応するものだけではありませんし、また、家畜伝染病予防法53条に基づき、県知事は獣医師以外の者を家畜防疫員に指定できる仕組みにもなっています。
事実、平成22年の宮崎県での口蹄疫発生当時、愛媛県等の周辺各県にも大変なご苦労をかけましたが、人員不足で法令に基づく対応ができなかった例はないと農水省も認めています。
いずれにせよ、防疫措置以外にも、食の安全確保などにも重要な役割を果たす公務員獣医師不足の問題は、全国的に恒常化しており、待遇改善など確保に向けた効果的な対策が急務だと考えます。


 擁護者からは、『現にその獣医学科が機能していない状態で、このように適切に行動できているではないか!』という反論がありそうではある。だが、それもさほど筋のよい反論とはいえそうもないように思う。

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