ゼミにフリーランスの方を招いて話をしていただくことがありますが、学内規定のおかげでちゃんとした謝金を払えないと、申し訳なくて申し訳なくて、どうしようもないのですよ。何年経っても負い目になっている。自分の益になる知識経験を伝授してもらうのが無料で当然という感覚、どうかと思いますね。 https://t.co/0BCd5ZNpNH
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2018年12月4日
これは私、自腹で謝礼を出したことがありますね。まあそりゃあ、小遣い銭程度ではありますが。90分で1万5千。まあ、そんなもんじゃろ、ということで。
大学の正規の授業での招聘講師にも、もう大学の予算では、旅費も謝金も払えない。世話役の大学教員が自分の研究資金から賄うか、外部機関に補助申請をしないといけない。これが現状。研究どころか、通常の授業や建物維持の金もない。暖房も入らない。うぇーん。
— tmnghryk (@tmnghryk) 2017年11月19日
だから招聘講師謝金は自腹。先方は外国人だったのでバレなかったと信じる。ことにしている。
玉井先生と同じページにメモを書くと怒るかもしれないが、某先生のお言葉も下にメモしよう。
そういえば今日の講演で「私はお給料をもらって今日ここで話しているけど、それが今までの学費と努力全ての成果であることを考えると見合った額ではないのかもしれない。学問や教育は市場経済じゃなく贈与経済だからやってるんだ」と言いましたが、さいたま芸術劇場の謝金が低いとかじゃ全然ないよ!!
— saebou (@Cristoforou) 2017年11月25日
「お芝居だって役者や演出家の努力に見合ったお金は入ってこない」みたいな話をしましたが、学問や芸術は注ぎ込んだコストに見合うものが金で返ってくると思わなくてもやる、贈与経済で成り立ってるって話をしました。
— saebou (@Cristoforou) 2017年11月25日
たぶん彩の国さいたま芸術劇場で『アテネのタイモン』やってる役者さんたちも、努力に見合うものをお金でもらってるわけではないのではと思う。芸術家や学者が今までかけたコストに見合うものを金でもらえることはまず不可能。学者や芸術家は基本的に人にあげるのが仕事だから。
— saebou (@Cristoforou) 2017年11月25日
ルイス・ハイドの『ギフト』とかでも言われてますが、学問や芸術は賜った才能とか、すごいコストをかけて得たものを浪費することによって成り立っていて、いかなる学者や芸術家でも、ある成果物に見合う「金銭」をもらうのはできない。他のもの(感謝、評価、喜びなど)で支払って頂くことが重要なの。
— saebou (@Cristoforou) 2017年11月25日
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