空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

鳥インフルエンザ・今シーズンは低調か

2017-12-13 17:59:43 | Newsメモ
 今シーズンは11月初旬ころに始まったわけだが、それから一ヶ月間、Google検索にあまり引っかかってこない。何をニュースにするかの問題はあるのかもしれないが、まあ起こっていないのならこしたことはない。

NNAAsia コンポンチャムで鳥インフル確認、農水省 2017/12/13(水)

カンボジア農林水産省によると、南東部コンポンチャム州で11月28日にニワトリ200羽が死んでいるのが発見され、うち2羽から高病原性の鳥インフルエンザウイルスH5N1型が6日までに検出された。華商日報(電子版)が伝えた

 カンボジア方面での例。

KBS 全羅南道霊巌郡でもH5N6型鳥インフル 防疫活動強化へ 入力 : 2017-12-12 13:21:25 修正 : 2017-12-12 15:12:17

全羅南道(チョンラナムド)霊巌(ヨンアム)郡のアヒル飼育農場で検出された鳥インフルエンザのウイルスが、感染力の強い高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N6型であることがわかりました

ことしの冬に、渡り鳥ではなく家きん類の飼育農場で鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは、全羅北道(チョンラブクド)高敞(コチャン)に続いて2件目で、渡り鳥からの検出を含むと5件目となります

 韓国では地味に展開中。ただ、昨冬に比して、真面目に防疫をしているようで―

平昌冬季オリンピックを2か月後に控えているだけに、防疫当局は、感染拡大の防止に総力を傾けています。
この農場から半径3キロ内の家きん類7万6000羽を殺処分したのに続いて、感染を遮断する防疫活動を強化しています


 …殺処分の鳥たちにはともかく、好ましいことではある。

@S 静岡新聞 鳥インフル発生時の対応確認 静岡県が防疫検討会議 (2017/12/12 17:15)

高病原性鳥インフルエンザの発生に備え、静岡県は12日、国内外の発生状況や県内での発生時の対応を確認する防疫検討会議を県庁で開いた。県獣医師会や農業団体、市町など38機関から45人が出席した

国内では、11月5日に島根県で野鳥の高病原性鳥インフルエンザが確認された。県の担当者は、韓国や欧州での発生事例を紹介した上で、ウイルスがユーラシア大陸由来であることや、人に感染する可能性は低いことなどを説明した

 そんなこんなで、この冬の報道は少ない感。

Blogos 報道機関の正しい情報を求める - 外岡立人 2017年12月12日 16:15

今後、H5N6ウイルスが渡り鳥により全国各地へ広がることが懸念される。同時に気になるのは、大手メディアがこれら情報を発信していないことである。養鶏業界での風評被害を避けるため、自主規制しているのであろうか。もしそうであるなら、報道機関の信頼性が問われる

 この「…しているのであろうか。もしそうであるなら…」の論法は、ここしばらく良く扇動家が使うような気がするのだが。あえて言えば新聞語法とでもいおうか、不安を書きたて・掻き立て、己の先見性・鋭さを演出するなんとやらのようで、この論者が批判する種の新聞と相似形、双生児とでもいおうか。感心しない。

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