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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

営業電話を掛けるまえに考えよう!

2011-06-12 23:08:33 | Weblog
○相手は研究者ではありませんか? 特に若手の研究者ではありませんか?

○その場合,相手は給料まで研究にぶっこむ変人です。

○投資だの年金対策だの考えてません。

○とにかく自分の研究のためにありとあらゆる手段を使って確保できた限りの資金を投下します。

○ですから,あなたの営業はそもそも聞いてもらえません。

○「どうしても聞いて頂きたいんです!」とか言って聞いてもらえたとしても,それ「聞いただけ」で断ること前提だったりしますよ?

○だから一言で言って,『よそをあたれ』。それきっとお互いのためです。

○いやあのさあ。今のポジションで「人生のアガリ」なら余生の心配してもいいだろうけどさあ。私ら,まだ人生終わってないもん。

○終わりも見えてないもん。いまどき,「先生」になれてもまずは助教(※昔の「助手」と「専任講師」の,足して2で割ってお給料的な意味で引き算した感じ)だし,しばしば任期付きだし。業績上げないと馘首が待ってますのよ? 老後のためにいまこそ年金を!とか言われても,3年後に首になるかどうかで戦ってる人には冗談じゃねえですよ。てめえが今奪ったこの30秒の補償は誰がしてくれるってんだふざけんなタコというのが正直な気持ちです。

○ようやっと准教授になっても勿論終わりじゃありません。給料はやや上がりますがこの人件費節減の世の中です。

○でまあ…将来のリストラの波がみえるわけなのですよね。50歳代後半なら,まず確実に逃げきるでしょうけど…50歳代前半だと,次の大波をかぶる恐れが大いにあるし,40歳代ならまず確実に次の改編改組の波に洗われると思います。

○ということは,30歳代だと…。ということで,安穏と老後を思うことなんかできやしません。

○但し,20歳代で就職してばりばり仕事進む超有望若手とか,大規模校(東大とか旧帝とか高級な私立とか)に行けたひとならまー大丈夫でしょうけどねー。

○だから,そーゆーひとたちを狙って営業してください。私らみたいな小規模なところで苦闘してる人々は,そっとしておいてください…。

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