暦の上では、立春となりましたが、まだまだ冷え込みの厳しい軽井沢です。
さて、以前に、あることで思い悩んだことがありました。
そんなときに、ある方からおたよりを頂戴しました。
そのおたよりには、思い悩んでいたことへの解決策を具体的に指し示してくださり、また、落ち込んでいた私を激励してくださる言葉が記されていました。
私は、今でも、何かに思い悩むと、このおたよりを繰り返し読み直し、自分の力に変えています。
悩みの解決方法は様々です。
悩んでいる人は、自分だけで悶々と悩むのではなく、誰かに相談してほしいと思います。
人が悩んでいるのか悩んでいないのか、傍目にはわかりません。ですから、日頃から声掛けをしたりしながら、コミュニケーションを良好なものにしていくことも大切なことだと思うのです。
時には、文字にして、相手に渡すことも大事なことでしょうか。
かつて20代の頃、担任をしていたときに、女子生徒の何人かが、よく授業中に手紙を書いては、友人に渡していて、叱ったことがありました。
そうしたものがいつのまにか、メールに変わってしまいましたが、文字にしたものの方が、書いた人の息づかいが聞こえるというのか、暖かみがあるような気がしてなりません。
私もメールで連絡を取ることが多くなりましたが、最近は、なるべく、自筆のたよりを書くように心がけています。
以前にもこの校長日記で書きましたとおり、どこかアナログ的なものを残しておきたいと思うのです。