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 「Heroes of Might and Magic III」の拡張パック「Armageddon's Blade」のキャンペーン「Dragon Slayer」のシナリオ1「Crystal Dragons」をプレイしました。



Dragon Slayer

To prove himself a Dragon Slayer Dracon must first defeat the Crystal Golem Dragon. From there he will seek out the Azure Dragon, with plans of defeating the greatest Dragon to ever live. In his quest for perfection he will find, and destroy the purple and Rust Dragons.


 このキャンペーンの主人公は、ドラゴンスレイヤーのDracon です。彼は真のドラゴンスレヤーであることを証明するために、まず最初にCrystal Dragon を退治しなくてはなりません。そして、Purpel Dragon、Rust Dragon と打ち倒し、最終的には最も偉大なAzure Dragon を見つけ出さなくてはならないのです。



 Dracon、なんか目が光ってるー! それとも、白目をむいているの?



Crystal Dragons

To pass the test you must kill the Crystal Dragon. Fail to kill the dragon within two months and you will not become a Dragon Slayer. Dracon, his skill, spells, experience and remaining troops will transfer to the next scenario along with the Diplomat's Ring. Dracon will be limited to level eight.


 シナリオの目的は、2ヶ月以内にCrystal Dragon を倒すこと。
 マップサイズはM、難易度はHard、チームカラーはRed ですが、いわゆる敵は存在しません。中立のCreature が相手ということですね。レベルの上限は8で、覚えた呪文、経験値、軍勢、そしてDiplomat's Ring は次のシナリオに引き継げます。他のはともかく、Diplomat's Ring はどこかで発見しなくてはいけないんでしょうかね。面倒だなぁ。
 シナリオ開始前に、5 Nagas か、3 Titans か、Tome of Earth Magic からひとつを選択します。少数の強いCreature よりも多数の弱いCreature の方が使えるのですが、さすがに5 Nagas よりは3 Titans の方が使えますね。Tome of Earth は、Earth 系の呪文を全て覚えられるArtifact なのですが、とりあえずは3 Titans にしておきましょうか。

 まずはDoracon の独白から物語は始まります。

My mother has finished preperation for my final test. The finest crystal, stealthly taken from the caverns of Krewlod, has been used to create a great dragon golem. This creature's construction is a feat of magical prowess. To destroy it... is an even greater feat. Yet, I have heard the greatest feat a dragon slayer can accomplish is to kill the rare a mighty Azure Dragon.

 さらに、ゲーム開始後、以下のメッセージが届きます。

Your mother has been training Dragon Slayers for as long as she can remember. It is now time that she train her only son. Your mother knows how smart you are and therefore she can't give you any ordinary task. Approximately 30 or so years ago your mother went to the Festival of Life. The events of the festival inspired her. She took red crystal and, with the idea of a Golem in her head, created Crystal Dragons. She then set them loose in this little valley. The only thing going for you is your ability to train priests and mages into enchanters. You have control of a small village. Your task is to kill the Crystal Dragons with the troops given to you so you prove to your mother and to everyone else you are ready to be a Dragon Slayer. The task is great so be careful.

 Dracon の母親は、ドラゴンスレイヤーを育成しているトレーナーをしています。そして息子であるDracon にも、真のドラゴンスレイヤーとなるための最終テストをする時期がやってきたのです。
 彼女はDracon の持つ力を知っていますので、並の課題ではなく、特性の試練を用意することにしたようです。30年程前、彼女はFestival of Life を訪れました。そのイベントは大変魅力的で彼女にインスパイアを与えます。そのときに入手した赤い水晶を用いて、彼女はCrystal Dragon を造り上げました。Dracon はまず、Crystal Dragon を造った母親以上の技巧をもってして、そのドラゴンを破壊しなくてはなりません。

 Dracon はLevel 1 Wizard。母親がその実力を買っている割には、別に強くないですね。Spell Book も持っていませんし。
 率いている軍勢は、500 Gremlns、250 Gargoyles、100 Stone Golems、25 magi、25 Genies、10 Nagas、3 Titans です。Dracon 自身は強くないですが、軍勢はそれなりに揃っていますね。
 Dracon はEnchanters というSpecialty を持っていて、Monk、Zealot、Mage、Arch Mage をEnchanter にアップグレードすることができます。Archer などをSharpshooter にアップグレードできる Gelu のSpecialty と似ていますね。早速Magi をEnchanters にアップグレードしましたが、これで10000 Gold もかかってしまいました。金はかかりましたが、かなりの能力値アップに加え、最初のターンにStone skin だの、Bless だの、Haste だのといった、全体強化呪文をかけてくれるので便利です。

 スタート地点はマップ北西部。すぐ近くにTower があるので行ってみますが、そこはMage GUild Lelve 5、Blacksmith、Library、Wall of Knowledge の4つの施設が建設されているものの、それ以上の建設は不可能となっています。つまり、Creature を補充することはできないというわけですね。ひょっとして、今いる軍勢だけで最後まで行かないといけないのかしらん。うわー、辛そうだ……。っていうか、軍勢を次のシナリオに引き継げるということは、この軍勢だけでキャンペーンを完走しなきゃいけないという可能性もあるかもしれないなぁ。
 とりあえずSpell Book を購入して呪文を習得。もっとも、Wisdom skill がBasic しかないので、
3rd level までしか覚えられませんけどね。

 スタート地点から伸びている道は4つ。それぞれ、Earth Elementals、Water Elementals、Air Elementals、Fire Elementalsが行く手を塞いでいます。数は全部Throng です。
 うーん、四択かぁ。とりあえず弱そうなFire Elemental を突破していくことにしましょうか。結構数が多いのである程度の損害も出ますが、一応撃破。何処まで戦いが続くのか先が見えないままの消耗戦って、嫌だなぁ。

 8日目の朝、Dracon はふと、母親が言っていた言葉を思い出します。
「もし道がわからなくなってしまったときには、右手か左手かを壁につけながら進みなさい。そうすれば、目的地に辿り着けるでしょう」
 なんでこんなことを唐突に思い出したのかは謎ですが、なにかのヒントになっているんでしょうかね。

 道はマップ西部を通り、南方へと伸びています。ずーっと歩いていると、道端にOne Way Monolith を発見します。その近くに立て看板があり、「Not all teleporters lead to the place you seek.」と書かれています。Monolith のうちの幾つかはフェイクということでしょうか。もっとも、実際にどうなのかはやってみないとわからないので、とりあえず飛び込んでみることにします。
 ちなみに、この段階で既にLevel 8 に到達してしまいました。レベルアップ、早いなぁ。町を開発できないので、落ちている宝箱は金ではなく経験値に変えていたのですが、経験値稼ぎはそんなに頑張る必要はなかったのかもしれません。でも金があったとしても、どうせ使い道も無いんですけどね。

 11日目の夜のこと。なかなか眠りにつくことができなかったDracon は少し散歩をすることにしました。そして歩きながら、母親が与えてくれたアドバイスを思い出しました(またかよ)。
「“Ring of Diplomat”が、あなたの未来を照らすでしょう」
 呼び方は変わっていますが、Ring of Diplomat って、次のシナリオに引き継げるArtifact ですよね。やっぱり強力アイテムなのかなぁ。多分、入手できなくてもクリアはできるんじゃないかと思いますが、一応頭に入れておかなくてはなりませんね。

 Monolith を抜けると、マップ中央部に出ました。道はそこから北へと伸びていて、ずんずん進んでいくと、そこはスタート地点の、Water Elementals が塞いでいた通路でした。しまった、ハズレルートか! まあ、最初にWater ルートを選択するよりはマシだったと思いますけどね。
 気を取り直して、今度はAir Elementals を倒して進んでいきますが、こちらもOne way Monolith の出口で終わっていました。まあ、Arena でスキルアップできたから、無駄足ではありませんでしたが、ちょっとやる気が萎えるなぁ。
 4つのルートのうち、Earth とFire が端っこで、Water とair が真中だったのですが、母親の言っていた右手/左手の忠告は、このことを言っていたんですかね。

 改めてよく見てみると、Fire ルートからMonolith を通ってWater ルートに出たわけですが、Monolith のない方にまだ進めるルートがあるような感じです。ですがせっかくなので、Earth Elementals のルートの方へ進んでみることにします。
 こちらは一本道ではなくループ構造になっていましたが、すぐに奥に突き当たり、その終点にはMonolith の入口がありました。入ってみると、マップ南部へとテレポートします。やれやれ、これでようやく先に進めますよ。
 4大エレメンタルが守っているGarrison があったので、そこを突破。その先は少し入り組んだ地形になっているようです。
 少し進んだところに、Monolith を発見します。ちょっと入ってみたところ、なんとAir ルートの奥にテレポートされてしまいました。またかよ……。

 今度はFire ルートへ。Monolith をスルーして先へ進んでみると、そのままEarth ルートから飛べるMonolith の出口に出ました。ふむふむ。
 ここまでで既に1ヶ月が経過しています。いろいろと軍勢のロスも多いので、今回のクリアは半分諦めて、なるべく未探索地帯を潰していくことにします。資源は沢山落ちているのですが、このシナリオでは使い道が無いので基本的に無視。チェックすべきは、スキルアップできる施設ですね。既にレベルが上限に達しているので、こういった施設を利用しないとDracon を強化することができません。Water あるいはAir ルートに戻されるトラップ的なMonolith も、ちらほら見かけます。

 奥のほうでGarrison を発見します。いかにもこの先が本命っぽい感じです。そこを抜けて進んでいくと、次のようなメッセージが示されます。

As you approach the clearing you notice there are several ways to go. Not knowing which way is the correct way you decide to spin a bottle and go the way the bottle stops.

 その先には、One Way Monolith が3つに、Two Way Monolith が3つ。この期に及んで、またこんな構造ですか。
 さすがに瓶を倒して行き先を決めるわけにも行かず、文明の利器“セーブ”を利用するわけですが、結局そのMonolith のうちの1つが、Crystal Dragon の元へと通じているわけです。
 Crystal Dragon に辿り着く前に、行く手を遮るEnchanter 部隊との戦闘でボロボロになってしまったのですが、まあとりあえずCrystal Dragon と戦ってみることにします。

 Crystal Dragon の前で以下のメッセージが示されます。

Straight ahead you see the crystal dragons. Mother will be pleased, you think to yourself as you charge into battle.

 いや、こちらとしては絶望感でいっぱいなのですが……。
 出迎えてくれたのは、1 Cryastal Dragon ×5。軍勢の消耗が大きかったことと、Enchanters との戦闘でSpell Point を使いまくったことで、為す術も無く敗北してしまいました。



 あー、なるほど。こういうタイプの難しさなわけですね。これ、初回でクリアするのはまず不可能じゃないですかね。
 しかし一応、今回は頑張って情報収集しましたので、この知識を活かしてしっかりと作戦を立てれば、次は何とかできるんじゃないかと思います。ただ、このシナリオでCrystal Dragon を倒すだけならできるかもしれませんが、以降のシナリオのためにより多くの軍勢を残さなければならないとすると、ちょっと自信ないですけどね。

 ちなみに、時間切れで敗北しても、他のシナリオ同様にギロチンで殺されるアニメーションが流れます。これって、母親の仕業?

つづく



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