最近ちょこちょこプレイしているゲーム「ローターズ」。「ローターズ」は、先日記事にした「ペアーズ」と同じく、「MSXマガジン 永久保存版 vol.1」に収録されているアクションパズルゲームなのです。

タイトル画面の雰囲気からしてペアーズと似ているのですが、ローターズはペアーズと同じスタッフによって作られました。主人公のコッペ様とイート、敵キャラのモンちゃんと、登場人物も共通しています。

画面上には5×5のタイルがあり、それぞれ様々な模様が描かれています。このタイルを横から押してやると、模様が一つずつ移動して、一番奥にあったタイルが手前に出現します。この回転する様子から、ローターズと名付けられたわけですね。
端からタイルを押すと1列全部が回転するのですが、列の途中から押してやると、一部分だけを回転させることが可能です。このテクニックを使わないと、なかなか思った通りに絵柄をそろえることができません。


縦・横・斜めに同じ模様を揃えると、その列はMSXタイルに置き換えられます。
MSXタイルはオールマイティとして使えます。初めはMSXタイルが無いので、5枚ある絵柄を使って列を揃えないといけませんが、MSXタイルが出現した後は、枚数の少ないタイルでも列を揃えることができるようになります。
またMSXタイルの出現によって、列を連鎖的に揃えることが可能となります。通常1ラインで100点なのですが、連鎖していくごとにどんどん点数が増えていきます。

がんばって、最大で11連鎖まですることができました(画面上部の『×いくつ』、っていう部分が連鎖した数です)。縦横斜めで全12ラインありますから、最大12連鎖までできそうなのですが、最後の1ラインは必ず2ライン以上が同時に揃うことになりますので、多分11連鎖が最大ではないかと思います。
MSXタイルの位置は動かないのですが、実はMSXタイルの下にも絵柄の描かれたタイルは存在していますので、押し出してやれば下に隠れていた絵柄もちゃんと出てきます。うまくラインをそろえるためには、MSXタイルの下にどんな絵柄のタイルが隠れているのかも、しっかりと把握しておかないといけません。
そしてもう一点注意が必要なのは、オバケタイルです。

この画像の真ん中2段目にあるのがオバケタイルで、初めは存在しないのですが、列を揃えてMSXタイルになったときに、MSXタイルの下にあるマークがオバケになってしまうことがあります。MSXタイルの下にあるときなら大丈夫なのですが、押し出されてオープンになった状態でこのタイルを押そうとするとミスになってしまうので、注意が必要です。
ちなみに、オバケマークを3つ並べてしまうと、残り時間が減少し、モンちゃんの追いかけてくるスピードが異常に上がってしまいます。まあ、案外揃わないものなんですけどね。

そんなこんなで、全ラインについて模様を揃え、すべてMSXタイルにすることができれば、ステージクリアとなります。
ステージが進むと、パネルの模様が変わり、通路にブロックが出現します。これによって、移動できる範囲が狭まるのと同時に、ブロックを押すのにも制限がかかってしまいます。



で、ちょこちょことプレイしていたのですが、このゲーム、かなり面白いですね。
面白さのポイントはいくつかあるのですが、基本になるのはやっぱり模様を揃えること、そして連鎖させることです。まず5枚ある模様を使って一列揃え、それによって発生するMSXタイルを用いて、新たに列を揃えていく、というのが連鎖のパターンとなります。
ステージ開始直後はすべてのパネルが見えていますので、大量連鎖できるような形を作るのは割と簡単にできます。特に1、2、3面くらいなら障害物も少ないので、1回の連鎖で全パネルをMSXで生めることも可能です。面が進んでくると、さすがに全部一気に連鎖させるのは難しくなってきますが、MSXパネルが増えてくる終盤になるとポコポコ連鎖させることができますので、そこそこの爽快感が得られます。
そして面が進むごとに、ブロックの配置によるパズル性も増加してきます。
たとえばこの7面。

ここではブロックに遮られているため、いくつかのタイルを直接押すことができません。ゲームに慣れてくると頭の中で連鎖の仕方を組み立てることはできるようになってきますが、ブロックがあることで思うようにパネルの入れ替えができなくなるので、面ごとに違ったやり方でラインを揃えていかなくてはならなくなってきます。
これにオバケタイルが加わることで、ゲームはさらに複雑になってきます。オバケタイルは直接押すことができませんので、後一つ押せばラインを揃えることができるのに、オバケタイルが出てきたばかりに計画が狂ってしまうということもよくあります。面が進むにしたがってオバケタイルの出現頻度が高くなってきますので、スライドさせてもオバケタイルばかりが出現する、といった事態にもよく陥ります。MSXタイルの下に隠されているタイルの模様もきちんと把握して、どのようにスライドさせ、どのマークでラインを揃えるのかをしっかりと考えないと、なかなか進んでいくことはできないのです。

現在のところ、最高でLevel 10 まで到達できています。このあたりになってくると、タイルの押し方はもちろんですが、移動できる範囲にも大きな制約を受けることになります。敵を避けるためのスペースがあまりありませんので、敵が近づいてきてから避けることを考えるのではなく、常に敵の位置を把握し、移動先を予測しながら、大局的な判断をしなくてはなりません。
ペアーズでは面が進んだときに敵のスピードくらいしか変化が無かったので、ゲームの展開がどうしても単調になってしまいましたが、ローターズでは面が進むにつれてパズル的な部分での変化がありますので、序盤は序盤なりの、中盤は中盤なりの、それぞれ異なる楽しみ方をすることができます。実は1月くらいまでは、ちょっとした息抜きにはペアーズをプレイすることが多かったのですが、最近はローターズばかりプレイしています。
ほどよくのんびりで、ほどよくスリリング。ちょっとした息抜きに適した、良ゲームだと思います。


タイトル画面の雰囲気からしてペアーズと似ているのですが、ローターズはペアーズと同じスタッフによって作られました。主人公のコッペ様とイート、敵キャラのモンちゃんと、登場人物も共通しています。

画面上には5×5のタイルがあり、それぞれ様々な模様が描かれています。このタイルを横から押してやると、模様が一つずつ移動して、一番奥にあったタイルが手前に出現します。この回転する様子から、ローターズと名付けられたわけですね。
端からタイルを押すと1列全部が回転するのですが、列の途中から押してやると、一部分だけを回転させることが可能です。このテクニックを使わないと、なかなか思った通りに絵柄をそろえることができません。


縦・横・斜めに同じ模様を揃えると、その列はMSXタイルに置き換えられます。
MSXタイルはオールマイティとして使えます。初めはMSXタイルが無いので、5枚ある絵柄を使って列を揃えないといけませんが、MSXタイルが出現した後は、枚数の少ないタイルでも列を揃えることができるようになります。
またMSXタイルの出現によって、列を連鎖的に揃えることが可能となります。通常1ラインで100点なのですが、連鎖していくごとにどんどん点数が増えていきます。

がんばって、最大で11連鎖まですることができました(画面上部の『×いくつ』、っていう部分が連鎖した数です)。縦横斜めで全12ラインありますから、最大12連鎖までできそうなのですが、最後の1ラインは必ず2ライン以上が同時に揃うことになりますので、多分11連鎖が最大ではないかと思います。
MSXタイルの位置は動かないのですが、実はMSXタイルの下にも絵柄の描かれたタイルは存在していますので、押し出してやれば下に隠れていた絵柄もちゃんと出てきます。うまくラインをそろえるためには、MSXタイルの下にどんな絵柄のタイルが隠れているのかも、しっかりと把握しておかないといけません。
そしてもう一点注意が必要なのは、オバケタイルです。

この画像の真ん中2段目にあるのがオバケタイルで、初めは存在しないのですが、列を揃えてMSXタイルになったときに、MSXタイルの下にあるマークがオバケになってしまうことがあります。MSXタイルの下にあるときなら大丈夫なのですが、押し出されてオープンになった状態でこのタイルを押そうとするとミスになってしまうので、注意が必要です。
ちなみに、オバケマークを3つ並べてしまうと、残り時間が減少し、モンちゃんの追いかけてくるスピードが異常に上がってしまいます。まあ、案外揃わないものなんですけどね。

そんなこんなで、全ラインについて模様を揃え、すべてMSXタイルにすることができれば、ステージクリアとなります。
ステージが進むと、パネルの模様が変わり、通路にブロックが出現します。これによって、移動できる範囲が狭まるのと同時に、ブロックを押すのにも制限がかかってしまいます。



で、ちょこちょことプレイしていたのですが、このゲーム、かなり面白いですね。
面白さのポイントはいくつかあるのですが、基本になるのはやっぱり模様を揃えること、そして連鎖させることです。まず5枚ある模様を使って一列揃え、それによって発生するMSXタイルを用いて、新たに列を揃えていく、というのが連鎖のパターンとなります。
ステージ開始直後はすべてのパネルが見えていますので、大量連鎖できるような形を作るのは割と簡単にできます。特に1、2、3面くらいなら障害物も少ないので、1回の連鎖で全パネルをMSXで生めることも可能です。面が進んでくると、さすがに全部一気に連鎖させるのは難しくなってきますが、MSXパネルが増えてくる終盤になるとポコポコ連鎖させることができますので、そこそこの爽快感が得られます。
そして面が進むごとに、ブロックの配置によるパズル性も増加してきます。
たとえばこの7面。

ここではブロックに遮られているため、いくつかのタイルを直接押すことができません。ゲームに慣れてくると頭の中で連鎖の仕方を組み立てることはできるようになってきますが、ブロックがあることで思うようにパネルの入れ替えができなくなるので、面ごとに違ったやり方でラインを揃えていかなくてはならなくなってきます。
これにオバケタイルが加わることで、ゲームはさらに複雑になってきます。オバケタイルは直接押すことができませんので、後一つ押せばラインを揃えることができるのに、オバケタイルが出てきたばかりに計画が狂ってしまうということもよくあります。面が進むにしたがってオバケタイルの出現頻度が高くなってきますので、スライドさせてもオバケタイルばかりが出現する、といった事態にもよく陥ります。MSXタイルの下に隠されているタイルの模様もきちんと把握して、どのようにスライドさせ、どのマークでラインを揃えるのかをしっかりと考えないと、なかなか進んでいくことはできないのです。

現在のところ、最高でLevel 10 まで到達できています。このあたりになってくると、タイルの押し方はもちろんですが、移動できる範囲にも大きな制約を受けることになります。敵を避けるためのスペースがあまりありませんので、敵が近づいてきてから避けることを考えるのではなく、常に敵の位置を把握し、移動先を予測しながら、大局的な判断をしなくてはなりません。
ペアーズでは面が進んだときに敵のスピードくらいしか変化が無かったので、ゲームの展開がどうしても単調になってしまいましたが、ローターズでは面が進むにつれてパズル的な部分での変化がありますので、序盤は序盤なりの、中盤は中盤なりの、それぞれ異なる楽しみ方をすることができます。実は1月くらいまでは、ちょっとした息抜きにはペアーズをプレイすることが多かったのですが、最近はローターズばかりプレイしています。
ほどよくのんびりで、ほどよくスリリング。ちょっとした息抜きに適した、良ゲームだと思います。

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