ちょっと前になりますが、アルピーノ銀花ギャラリーで杉本義訓さんの陶展を見ました。
作品は" 練り込み"の皿や器で、手間をかけて丹念に作った暖かい感じが伝わってきました。
"練り込み"の作業は、色をつけた粘土を、切って張り合わせてそれを寝か
せてまた切って、ということを何回も繰り返して進めるので、とても手間と時
間がかかるのだそうです。切り口が四角い棒状の粘土を、色違いに何本も
並べ、さらに何層にも重ねて一つの塊にします。そのかたまりを寝かせて、
粘土の棒同士がしっかりなじんだら、断面を切るとチェック模様の板がで
きるので、それを型に乗せるなどして皿を作ります。この皿たちもそういう
断面の板(たたら)から作られたものです。
箱やカップ、花瓶もありました 。それぞれ デザインも斬新で素晴らしいですね。
ギャラリーを出たところに恐竜の親子が・・・・・。
9月上旬に「西田光男の鍛鉄仕事」という作品展があって、その時から
置いてあったものだそうです。