かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

煙雨に咽(むせ)ぶ庭の花々。

2012-05-02 | 気ままなる日々の記録

 今日(5月2日)は朝から雨。2階の自室でのんびりと読書、ときどき庭に目を落としています。手にしている本は、いつも「元気にしとりゃ~すか」と電話を呉れる犬山の友人推薦の『成熟社会の経済学』(岩波新書、小野善康著)。私にとっては新鮮な経済分析で、なかなかの良書だと思います。

 少し飽きて、著者の論旨を自分なりにまとめてみようと、独り言をいいながら傘を片手に庭に出てみます。そこには花弁に水滴を載せた沢山の花々。「おや、こんなにも咲いているのか!」と驚く自分に驚きました。ゆっくりと見ていなかったのです。

 移り気は私の天性。急にこの水滴を写真に撮ってブログに載せようと思い立ちました。最近見事な水滴花弁を師匠のブログで拝見してからです。出来はよくありませんが“練習中”ということでお許しを乞い以下に掲載します。

            

            

 上段右はペチュニア、左は父祖伝来のツツジで名前はわかりません。私が子どものころから、この庭には沢山のツツジが植えられていましたが、どれもこれも全部ツツジと呼んでいて、名前を聞いたことがありません。(恥ずかしいことです)

            

            

 上段右は最近家内が買ってきたもので「クルメツツジ 新常夏」という名札が付いています。上段左と下段右は名前不詳、母が何かの折に買ったものかもしれません。下段左は「コテマリ」。

            

 右が「クレマチス」、左は「チュウデマリ」だそうです。それにしても、今までに、こんなに落ち着いた気持ちで花々を眺めたことは無かったような気がします。年齢を重ね、肩の荷物も降ろし、ブログのお陰で自然の輝きが見えるようになりました。ありがたいことです。