かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

観月は寒中に勝る時期なし

2016-12-14 | 気ままなる日々の記録

  いつものように 、夕食後「館中散歩」と称して車いすで館内をうろうろし、窓から夜景を鑑賞した。

 今夜は十五夜か。寒そうな夜空に満月が煌々と輝き言葉を失った

寒い夜は湿度が低く月の光も真っ直ぐに地上に届く。

 オソマツ君は、若いころ、冬、よくスキーに出かけていた。

 スキー場は貧弱で不満だったが、何と言っても近くて民宿に泊まれば安いので、美濃の民宿に泊まることが多かった。

 数人の友人と車2台で、1台は女子もう1台が男子で民宿も2軒にお世話になった。

 そんな時夕食後、友人と女子の民宿を訪ね、

 『何か困っていることは無いか?』などと、戸外で震えながら立ち話をしたものだ。

 そんな時お月様の美しさに腰を抜かし、お月様に向かって話しかけたり、 お月様の返事を聞いたような気がしたものだ。

 オソマツながら、あれもオソマツ君の、青春の一コマということだろう。

 今夜お月様を見てそんなことを思い出していた。(T)


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