女性記者へのセクハラ発言で次官が辞任した。「週刊新潮」の記事がきっかけとか。奇妙な話だ。ワイワイ騒ぎが大きくなっていや気がさしてやめたのだろう。これでは法治国家とは言えないと思う。自民党も情けない。内容が分からないまま次官を守らなかった。こんなことが起こったら女性を責任ある役職につかせられないのではないか。「法治国家」以前の国家である。
マスコミも情けない。ワアワア騒いで、その中身は不明のままである。わが国特有の「空気」と云う奴におされて、事が決められてゆく。
セクハラを受けたのはマスコミ関係者とか?彼らは録音機を携帯しているのではないか?マスコミかんけいしゃなら、セクハラ発言に言葉で切り返せないのか。
まったく、よく分からない気持ちの悪い事件であった。どうか前例にならないように、全ては言論によってしかも公開された内容によって、善悪が決められる国であってほしい。空気や”おもんばかり”によって誰かが辞任に追い込まれるなんてことのない国になってほしい。
こうしたとき、いつも筋を通す共産党も、今回は何の動きも見せなかったようである。残念なことである。
必要以上にセクハラ騒ぎをおこすことじたいが、セクハラである。こんなことが続くと、皆が発言に気を遣い女性を避けるようになるのではないか。
少なくとも僕は、このことを大々的に報じたとかいう「週刊新潮を」当分の間は買わないことにした。「よく売れればいい」という問題ではないからだ。(T)
冬を越したこい
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