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かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

徒然(つれづれ)なるままに

2017-05-09 | 気ままなる日々の記録

  いつの間にか爽やかな春は過ぎ、此処の庭池の散歩に出ても暑くて汗ばむ季節となりました。マサに「光陰矢の如し」で「正月や、冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」の真似をして云えば、「右脳視床下部内出血、冥土の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」と云えなくもない。《脚注;オソマツ君の正式な病名は「右脳視床下部内出血による左半身不随」というものです。》

 今日は夕方から雨だというので、急いで此処の施設の池へ散歩に出ました。

  フッと頭をよぎったのは発病前の僕は、今頃大急ぎで夏物野菜の苗の植え付けをしていたなあ、ということでした。トマト、ナス、キュウリ、各10本。枝註を立て「行燈」と呼んでいたビニール袋を半裁にしたもので苗を囲みました。

 大急ぎで完成させ、手足を洗い続いて顔も洗いシャツを着替えて自転車にまたがり曼陀羅寺の藤祭りに行ったものでした。豆腐の田楽とビールを注文して、それらを賞味しながら雨の前に帰宅したときの充実感は格別でした。

 車椅子の今もそれを再現したい情動に駆られますが、車椅子がビールを飲んでは世の中の顰蹙(ひんしゅく)を買うというもの、げに恐ろしきことかな。(T)

    

                                                         散歩道で  ナルコユリ。