かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

究極の災害対策。

2016-07-10 | 気ままなる日々の記録

 日本は地球上に浮かんでいる四つのプレートのぶつかり合っている境界の上にできた島国で大きな地震と津波は避けられないのだそうです。

 だから地球上のすべての災害の展示場のような様相を示しています。

 地震、津波、火山の噴火、溶岩流の流出、更には日本列島の位置から来る気象上の台風、集中豪雨、竜巻、落雷、豪雪とまあ地球上の全ての自然災害に苦しめられています。

 今日もテレビで徳島県の太平洋側のある山村は高さ14メートルの津波が地震後20分で来る可能性があるとかで、高齢者の多いある村で避難訓練をし、今まで車使用は禁止されていたが、特別な村だけ車使用を認めて訓練をしたそうですがやはり、渋滞が発生し山間部のある部分の道路拡幅の必要性を認め県全体の要望として国へ予算要求をすることにしたといいます。

 それを見ていた僕はいかにも「場当たり的で全体的計画性に乏しく思え中央官庁の役人や国会議員は何を考えているか情けなくなりました。

 大災害が起きた後仮設住宅を建てたりガス管や水道管の埋設を国が援助しているのだから事前にそれらを用意しておこうという発想は無いのだろうか。

 徳島県の例でいえば事前に仮設住宅をつくり、村全体を安全な場所へ移しておこうという発想です。

 畑や田圃にしても新しい安全な場所に造成すればよいわけで今日の科学をもってすれば容易なことだと思えます。

国の中心にいる人たちの考え方ひとつです。我が国は全く独創性やスケールの大きな発想に乏しい人が政府の中央部に多すぎます。

 よその国の真似とか他国の成功例をまねることしか考えていないように思えます。小さな津波に関しては立派な防潮堤を何十キロも作った我が国です。

 村ごと安全地帯へ移す日本列島改造計画を作ったらどうだろう。

 ちまちま景気刺激対策ばかり熱心な政府の時代ではないと思えますがどうでしょう。(T)