日本の風景 世界の風景

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東京駅の金の鈴

2007-09-17 | 世界地理
金の鈴ではなくて、銀の鈴はどこですか、ご老人に訪ねられたが
1968年、東京駅八重洲口の待ち合わせ場所として、第1代の「銀の鈴」がつくられた。くす玉のように竹で鈴の形をつくり、銀紙をはりつけた「銀の鈴」であった。



現在の「銀の鈴」はブロンズ製で、1985年につくられた。東京駅の絶え間ない改修工事で構内をあちこち移転し、どこにあるのか分からない状況が続いたし、鈴は傷だらけになった。それでも「銀の鈴」は東京駅の重要な待ち合わせ場所である。
しかし、誰が見ても「銀の鈴」は銀色ではなく、金色である。
田舎から大きな荷物を抱えて上京、娘と会う約束の場所「銀の鈴」を捜し当てたものの、よく見ると金メッキの「金の鈴」である。もしかしたら、「銀の鈴」は別にあるのでは・・・、と他人に訊きたくなるのは当然だろう。


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