すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

真空融接

2007年12月10日 | 漫画・本
  
「真空融接」 びっけ エンターブレイン 全2巻


全寮制の学校で暮らすラエルとアレクシの国の人間には2種類のタイプがいる。
それはエネルギーを生み続け、誰かに抜いて貰わないと生きていけない供給者と、供給者からエネルギーを与えてもらわねば生きていけない補給者。しかも力の受け渡しは唇からでなくてはならない・・・。
ふたりはこの国でも珍しい同性同士の供給者と補給者という決められたパートナー同士。でも、恋人同士ではなく・・・。

ブックさんお薦めのびっけさんの作品です。
最初ビブロスから出たせいでしょうか、カテゴリー的にはBLになるんでしょうけど、読んでいて全くそんな感じはしませんね。
むしろファンタジーの部分が強いと思います。

口からのエネルギーの受け渡しという部分が腐女子をそそりますが(笑)、なんていうか、性別を超えた「大切な人を持つ人へのメッセージ」というか・・・。

夫婦でも友人でもまた家族でも共通すると思うのですが、「一生この人と生きていく」と決めた人がいても、たまーにはちょっと気持ちが揺らぐ時があるはず・・・「あ~なんで判ってくれないのかな」とか「どうして何にもいってくれないんだろう・・・」とか。

なんとなーくそんな時、ふっと脳裏を掠めそうな漫画です(笑)

性別を超え、恋愛感情を抜きにしても、大切な人、そして一生を共に生きる人がいるという事はどんなに素晴らしいことかと思い起こさせてくれるような感覚になりますね~


最初出版したいたビブロス出版は会社が倒産という憂き目に会いましたが、下巻の殆どを書き下ろし、上下巻としてエンターブレインから出版されたという事。
こうやつて再販されるという事は結構このびっけさんの柔らかな雰囲気をお好きな方がいるんでしょうね~
アレクシの両親の恋話など作者さんも書きたかったことをギュっと下巻に詰め込んだ感じがします。もしかしたらまだ書ききれなかったエピソードがあったのかも・・・

私的にはもっと続きが読みたかったというのが感想かな。

エンターブレイン社に移ってから、新しい連載もされているようで、びっけさんのこの柔らかく温かい雰囲気がどの様に新作に表されているか楽しみです。
出たらまた貸してね(笑)


ミラクルワールド台湾

2007年12月07日 | 好きなモノ・面白いモノ
台湾へ旅行されたれいくさん曰く「台湾の人は日本が好きらしい(たぶん)」とのこと。
土産物屋さんじゃなくって普通のスーパーでも日本語で書かれた台湾製商品が溢れているらしい。

そんな台湾のスーパーからその日本大好きなミラクルワールドぶりを伝えるモノ達がこちら

まずは、バターケーキみたいの


「すこやか じようえいせい 美味おいしい食物」と書いてある
「健やか滋養栄養」なのか「滋養衛生」なのか、どちらを言いたいのか判らないが・・・とにかく栄養たっぷりなのだろう

でも何故に神奈川?!(爆)


そして

ミルキャラメル
そして「ア|モソドリ|フ」・・・・「アーモンドリーフ」と書きたかったんだよね
横書きだったら良かったのにね(苦笑)

惜しい・・・実に惜しい

「ク」と「ワ」、「ン」と「ソ」の違いが判らなかったんだろうね~
まぁ生粋の日本人でも書き分け出来ない人いますし(笑)

考えてみれば、私達は「ー」=「語尾を伸ばす」って理解しているから、縦書きでも横書きでも文末へ向かって尻尾のように伸ばすけど、他で縦書き横書きで字自体を回転させるものって見たことないかも??

凄いぜ!日本語



そして真打登場

日本でいうところのメラミンスポンジ(「激落ちくん」みたいの)

一見ごくありふれたスポンジに見えるコレ・・・実は


「ご注目!」(何故か丁寧語)
「水だはでキレイに落ちゅる!」

「け」と「は」の区別がつかなかったらしい・・・(笑)
しかも何故そこに「ゅ」をいれる??

まだまだ
水アカ等がキレに落とやます
(そして何気に茶シブも「茶シフ」・爆)


尚且つ


光沢のあるズラスチツク面、はがわやすい塗装面

光沢があってもなくても「ズラ」はこすっちゃダメだろう~~!!

お願いだから誰か添削してやってくれ~!!


はぁはぁはぁ・・・


ハラワタがよじれるほど笑わせていただきました。

今まで行きたい国のベスト3はエジプト、スペイン、ドイツだったのですが、ここに来て急激に台湾が急浮上。

これから台湾へ行かれる予定の方、チェックですよ~!!

インスタント麺交換会(台湾編)

2007年12月06日 | どさんこ・ご当地ネタ
日本(北海道、関西)、韓国、中国に続き4ヶ国目です~
思いつきで始めた交換会なのに、ワールドワイドな様相を見せております(笑)

前回の交換会の様子を読んでれいくさんが緊急参戦(笑)
台湾へ行かれた時に仕入れてきてくれました。

しかも韓国、中国と色々びっくりすることがありましたが、この台湾は色んな面で強烈でした(笑)


まずは「科学麺」(こちらは「面」じゃなく、「麺」なのね)


即席めんって確かに進んだ食べ物かもしんない・・・。
科学の力があるかもしんない・・・・。

でも何故に宇宙服で相撲??

即席めんって日本で開発されたからそれをイメージしているんでしょうか??
でも宇宙服を着たままの相撲は大変そうだ


そして一見普通に見えるコレも


裏を返すと


北海道の焼きそば弁当のラーメン版?!
ラーメンを湯きり、そのお湯をスープに使う斬新さ
ラーメンとは違うのか?!焼きそばとも違うみたいなんだけど・・・


そして台湾の人は何故か北海道に憧れているのかこんなモノまで・・・


どうやら「味噌ラーメン=札幌ラーメン」のようです
「Wakuwaku」(わくわく)と書かれたところに台湾の人の札幌に対する想いが垣間見えるようですな


そして・・・
 リプトンのミルクキャラメルティ

「リプトン」が「立頓」・・・上手い当て字だ(笑)
ん?!よく見ると「札幌風味」の文字が(爆)

何故にピンポイントで札幌?
北海道=札幌だと思い込んでいなければ良いのだか・・・

台湾はアジアの中でも比較的親日のようで日本文化も色々入っているようです


そしてさすがれいくさん、ぬかりはなくこんなモノまで・・・

田村由美さんの「BASARA」24巻と篠原烏童さんの「クォート&ハーフR」

「BASARA」はまんま漢字で「婆娑羅」だったけど、「クォート~」の方は音の当て字じゃなく、ストーリーの当て字なんですね~

「帥哥」ってハンサムボーイって意味らしい(笑)
元々「哥」って兄(または弟)って意味だし、「通霊猫」ってハーフのまんま(笑)
読んだことのある人なら激しく納得してるよよね?(笑)

れいくさん、楽しいものをありがとうございました

インスタント麺交換会(中国編)

2007年12月05日 | どさんこ・ご当地ネタ
なんかシリーズ化の様相を見せているインスタント麺交換会です(爆)
しっかし、世界各地には色んなインスタント麺があるんですね~

今回、中国へ行かれた方から再び戴いてしまいました
今回は袋麺です。


ラーメンの「めん」は「麺」という字じゃなく、「面」なんですね~意外!

それにしてもさすが中国、字をみれば何のラーメンか判ります。
日本でラーメンというとチャーシュー(豚)が多いけど、あちらは牛が多いのかしら??

そして裏面もお国柄?!

女性がすするラーメンもなんか雑技団風?(笑)

そして日本だけじゃなかった袋のインスタント焼きそば


「炒面大王」とはそのまんまやん(爆)

作り方はやきっぺと同じ~


「美味の源」ですよ!(笑)
ずいぶんプッシュしてくれるわ

以前に戴いたものがまだあったので、まだ食べてはいなかったのだけど今日になってちょっと怖いニュースを見てしまった

折角戴いたのに食べようかどうしようか悩むわ~(苦笑)



追記:今回戴いたインスタント麺は中国でも有名メーカーの「康師傅」「統一」そして「日清」(日本の日清と提携している)でした。
ニュースで取り上げられている中小企業ではないので安心して食べられます。
お騒がせをして申し訳ありませんでした~

エメラルドの海賊

2007年12月04日 | 漫画・本
「エメラルドの海賊」 木原としえ 集英社

ロウィーナは船遊びに出かけた時に嵐に会い、荒れ狂う波間に落ちてしまう。
絶体絶命と思ったとき、彼女を救ったのは黒髪にエメラルド色の瞳を持った青年・アスール。
仲間たちと海賊行為を行っていたアスールだが、実はある小国の王子だった。父である国王には海賊をしている事は秘密にしていた為、側近らの考えでアスールは秘密を知るロウィーナと結婚式をあげる事になるのだが・・・


古本屋で2冊で100円で売られていました(笑)

初版(74年)ではなく、第9版(79年)だし、文庫も出ているので価値的なものは無いのでしょうけど、未読だったこともあり、なんとなく買っちゃいました(笑)

私が始めて木原作品を読んだのは「アンジェリク」だったのだけど、これはそれよりも以前に書かれているものなんですね~

それにしてもこの頃の少女漫画ってなんで今読んでも面白いんでしょう?

王子様との突然の出会い、父母の仇、異母兄弟の確執・・・ドラマチックがてんこ盛(笑)

そして最後がハッピーエンドなのも少女の夢がぎゅっと濃縮されている感じ
木原さんの漫画って見目麗しい男性が登場するのに対しに、主人公はごく普通の女の子、いやともすればチンクシャな女の子(あるいは幼い少年)だったりすることが多いのだけど、普通の女の子である読者が自分を重ね合わせて読めるというのがいいのかもね~

作中で繰り広がれているラブロマンスに少女たちが自分に重ねて夢がみれるというか・・・
いやいい大人な私でも十分に楽しめてますけどね(笑)

それにしても木原さんって「フィリップ」という名前に思い入れがあるのかしらね~??
長髪の容姿端麗な姿といい、役回りと言い、なんかよくこの名前を見る感じがするのだけど・・・気のせい??(笑)



12/1の釣り

2007年12月03日 | 釣り
毎朝氷点下になりました。釣りキチには厳しい季節です。
ってことで今年最後の船釣りに行ってまいりました~
(つーか、もう寒すぎるので最後にしたい・・・涙)

向かった先は毛ガニで有名な長万部にほど近い八雲沖(国縫沖)
朝4時に港を出て、向かい風の中、2時間45分も揺られました~
お天気は綺麗な星空・・・ってことは放射冷却で寒さも一段と厳しい(トホホ)

冷たい波しぶきを避け、船底の船室に入っていたのですが、船酔い体質の人はじっと室内にいると酔ってしまうらしく、寒風の中、外で耐えてました

寒さが一番こたえる明け方、朝もやの中に遠くに姿を現した山には白い雪が見えています


さて夜が開けた7時近くにポイントに着き、釣り糸をようやく垂れると念願のアタリ。
ビビっと来るので、あわせてあげると30cmほどの良型マガレイ。

海水温も低くなったせいか、餌取りの河豚やカジカは殆どいません。
しかも手の平サイズは殆どいなく、皆そこそこいいサイズ。
ただやはり、明け方のピークを過ぎると、かなり喰いが悪く、アタリがあっても喰いが浅く、リールを巻いている最中で逃がしてしまったことも多々。

気温も氷点下になるとマガレイは活性が弱くなりますね~
釣果としては36匹と数こそ少なめだったものの、大きさがありクーラーは程よい重さ。
マガレイ特有の力強い引きが味わえ、楽しい釣りでした。


ただね~皆さん、片道2時間45分も船に揺られるので船酔いしやすい人は大変だったみたい・・・

えっ私ですか?

行きも帰りも半分以上は大いびきで寝ていたのであっちゅー間でした(爆)

寝不足なのもあったけど、オヤジ達には「あの揺れで眠れるのなら大したもんだ」と女性としてはあまりありがたくない太鼓判まで戴いてしまいました(苦笑)


さて今年の釣りも終わり・・・と思ってはいるのですが、このクソ寒いのに今度はタラ釣りに行きたがっているオヤジがいるらしい・・・

勘弁してくれ~!!

私は行きませんよ(たぶん)