ギリギリ探偵白書・３４４

　ギリギリ探偵白書
　「タックンの決意・第２話」

　
　相談の電話に折り返し電話をかけると、電話の後ろで
　男の怒鳴り声や叫び声などが聞こえた。
　私は直感で何かあると思い、救出に向おうとしたが
　電話先の女性は大丈夫と言い、翌日、事務所にやってきた。



女性　　　「すみません、すみません、タックン！！やめなさい！！」

（この子の名前はタックンか・・・）

タックン　「おじちゃん、だれ？」

（俺のことか？）

タックン　「おじちゃん、お父さん？」

（お、俺の事か？覚えがないぞ？）

タックン　「おじちゃん！！なんで、ネクタイしてないの？」

小田　　　「シャーーー！！タックン！！この人はここの社長、探偵さん」

タックン　「？？？コナン？」

小田　　　「コナンじゃなーい！！」

タックン　「小五郎さん？毛利のおじちゃん？」

（小五郎？毛利？なんのこっちゃ・・・）

タックン　「お髭がなーい！！」

小田　　　「・・・・代表、助けてください・・・」

タックン　「おじちゃん、ママ、恐いおじちゃんにいじめられてるんだ」

（？？？）

女性　　　「タックン、やめなさい！！」


タックンは半べそをかきながら、女性の顔を見た。


阿部　　　「そうか、タックンの話はよくわかったから
　　　　　　そこのおじちゃんに探偵さんの道具を見せてもらってきなさい」

小田　　　「おじ、おじちゃんって・・・。僕ですか！！」

タックン　「・・・うん」


タックンは女性の顔を見て、行ってきなさいという合図で頷いた。


女性　　　「すいません、実は・・・・」

阿部　　　「大丈夫です。家庭内暴力ですか？」

女性　　　「はい・・・、その・・・」


女性は、バツイチで別れた夫との間にできた連れ子がいる。
タックンだ。
そして、それから苦労をし、何とか生計を立てることができたが
同時に悪い恋人ができた。

その恋人が家に入り浸るようになり、ヒモのような関係になった。
そして、このヒモの男性がほとんど毎晩、暴れるようなり
日常的に暴力を振るうようになった。

はじめは、物を壊す程度であったが、次第に女性にも手を上げるようになり
タックンにも暴力を振るうようになった。


阿部　　　「わかりました。ご依頼をお受けします」

女性　　　「お願いします。あそこには、思い残すものはありません
　　　　　　あの人にわからないように引っ越させてください」


私は早速近くの病院に二人を連れ出し、精密検査を受けてもらった。
この検査で、過去に骨折した跡や現状の怪我などがわかる。

女性は指の骨を骨折した跡があり、体中にあざがあったそうだ。
タックンにもお腹にあざがあった。

その結果をすぐに診断書にしてもらった。


阿部　　　「この怪我はその男にやられたものですね？」

女性　　　「はい・・・」

阿部　　　「これを警察に持って行けば、その男は捕まりますよ」

女性　　　「・・・はい」

阿部　　　「どうしますか？」

女性　　　「いえ、あの・・・そこまでは・・・」

阿部　　　「わかりました、今、うちのスタッフが聞き込みに回っています」

女性　　　「・・・ええ」

阿部　　　「およそ、今日中に家庭内暴力の証言が取れるはずです」

女性　　　「・・・引越し先は？」

阿部　　　「これから、探偵でも追えないようにちょっとした仕掛けをします。
　　　　　　それからです」

女性　　　「・・・？それは・・・」

阿部　　　「住民票を動かせば、すぐにわかってしまう。他のデータも同様です」


ここが行方調査のエキスパートと言われるT.I.U.の腕の見せ所である。
行方調査の事前資料となるデータ関連に記録を残さず、生活自体に影響を
及ぼさないで事実上引っ越す方法はいくつかあるのだ。

こうした方法を行うと同時に、その期間に暴力男をカタにはめるのだ。

簡単に言えば、各法律を手順通りに使い、暴力男をこの親子から
合法的に引き離すのである。

こうした方法を行う一方で、場合によっては、話し合いなども行う。
話し合いというより説得に近いが、ストーカーにならないように対策を施すのである。




　　　　　　　続く



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ポスターに落書き

民主・鳩山代表ポスターに落書き、男を逮捕(読売新聞) - goo ニュース

～引用　

　北海道警室蘭署は２２日、室蘭市天神町、無職大矢純一容疑者（４０）を、公職選挙法違反（選挙の自由妨害）の容疑で現行犯逮捕した。

　発表によると、大矢容疑者は２２日午前３時頃、室蘭市高砂町の衆院選北海道９区の掲示板に張られていた民主党代表の鳩山由紀夫候補のポスターに、黒色スプレーで「売」という文字を書いているのを室蘭署員に見つかった。同市内では２１日夜、鳩山候補のポスター二十数枚に「売」と書かれたり、顔が塗りつぶされたりしているのが相次いで発見されており、同署員が掲示板付近を巡回していた。

　大矢容疑者は「嫌がらせがしたかった。ほかの場所のポスターにも落書きした」などと話しているという。鳩山候補のポスターへの落書きは、苫小牧市や安平町などでも見つかっており、室蘭署は関連を調べている。

引用～

落書きと言えば、鼻毛を描いたり、目に画鋲を差したり・・・。
って感じの、中学生のイタズラレベルだったらわかるんですけどね。

４０の大人がね。
誰かに頼まれたんですかね？
それとも、本当に民主党が鳩山さんが嫌いなのか。
簡単に逮捕されて、メシにありつこうって考えなのか。

選挙のポスターとか、選挙カーの騒音とか
確かに鬱陶しいですけどね。

鬱陶しいのも含めて選挙ですからね。
それだけ各候補も必死と言う事かもしれませんが・・・。

まあ、しかし、落書きは良くないですね。
ってか、落書きしたから何だって話ですし
アホ臭い感じですよね。


まあ、選挙ごとに必ず現れる逮捕者ですよね。
公職選挙法違反って。

さすがに、捕まることわかっての行為でしょうから
やっぱり、誰かに頼まれてやってるのかな・・・。



で、このgooブログの編集画面に

「※選挙期間中は公職選挙法にご留意いただきますようお願いいたします。」

って注意書きがあるんですが・・・。
どういうこと書くと公職選挙法に引っ掛かるのでしょうか？

ヘタなことは書かない方が良さそうですね。。。



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藤田殊勲打

横浜・藤田が決勝打＝プロ野球・中日－横浜(時事通信) - goo ニュース

～引用　

　横浜が延長戦を制し連敗を５で止めた。３－３の十一回、２死一、二塁から藤田の右前打で勝ち越した。５番手の山口が４勝目。高崎がプロ初セーブ。中日は九回に和田の適時打で追い付いたが、岩瀬がつかまった。　

引用～

いやぁ、よもや中日に競り勝つとは・・・。
守護神岩瀬を攻略するとはね・・・。

予想外の勝利でした。

先発のランドルフは良かったですね。
前回の登板に続き、今回もなかなかの投球。

山口がキッチリ抑えていれば、何の問題もない試合でした。
まあ、逆転されなかっただけでも良いかな。

初回の３点先制の後に追加点が取れなかったのがね。
残念ですね。

まあ、勢いで今日も勝ってくれれば・・・。
言う事無しです。


ベイスターズ通算成績

３９勝６８敗。

借金返済まで、あと２９勝。



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