ありがとうございます。





ご依頼者様より、お茶をいただきました。

ありがたいです。


もう、調査はずいぶん前に終わったのですが
事ある毎に、頂き物をします。

ありがたいです。



こういうことを書くと、ああ、コイツは物につられやすいな。
と思われるかもしれませんが

異存は無いです。


まあ、物よりも金につられる事の方が多いですが・・・。



って、そうじゃないでしょう。
気持ちですよ、気持ち。

気持ちがありがたいではないですか!
気持ちが嬉しいではないですか!



ウチの死んだジィちゃんの言葉で

「よろしくは食えねぇ」

ってのがあります。


ヨロシク言っといて。
なんて言葉よりも食い物寄こせってことでしょうか?



物につられるのは血筋のようです。



ちなみに、私、お茶飲めません。

昔から。




(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・91


 ギリギリ探偵白書
 「学校・第1話」




山手線が遅れた日、私は駅のホームにいた。
ビジネス用の携帯電話がさっきからずーと、平井堅を流している。

(あ~、電車が止まってるんだよ!!)

事務所からの電話だ。

決まって言われるのはこんな事。


田中   「どこですか!!」

阿部   「新○駅、電車が止まってんだよ」

田中   「走ってでも来て下さい」

阿部   「・・・・無理、道も込んでるし」


電車が遅れた証明書をもらったところで、全く意味はない。

私は1時間遅れて事務所に着いた。


阿部   「1時間オシかぁ・・・、まいったなぁ・・・」

サザビー 「おぅ、あべちゃん、相談の人がお待ちだぜ」

阿部   「あぁ、怒ってる?」

サザビー 「すんげー怒ってる!!」

(やばっ・・・)

サザビー 「なーんてな、田中と人生ゲームしてるよ」

(は?なぜ、人生ゲーム・・・)

私は恐る恐る、相談室の扉の前に立った。

(・・・・ガラガラガラガラ・・・・)

阿部   「すみません、電車が遅れて・・・」

相談者  「いいんですよ。久しぶりに人生ゲームできたし・・・」

田中   「いいんですよ。まだ続きがありますし・・・」

(おいっ、ゲームはその辺で止めとけよ)

・・・・・

相談者は40代の男性、子供のいじめについての相談であった。

お子さんは小学生、サッカーが好きな男の子だ。

しかし、最近、様子がおかしいと言う。

ご両親が男の子の異変域がついたのは、体育着へのイタズラ書きがキッカケだった。

もちろん、学校や担任にも掛け合った。

しかし、学校側の対応は、生徒を疑う事はできないという対応のみであった。

そして、いじめはエスカレートして行く。


相談者  「はっきり言って、どうしたらいいのか、わかりません」

阿部   「確かに、この体育着は酷いですね」


私は手渡された体育着を手にとっていた。

名前には「アホ」と書かれていて、背中には「バカ」「う○こ臭い」と書いてあった。
緊急性のある事なので、私はその場で調査チームを編成し、即座に調査に入った。

男の子は塾にいるという。
我々は繁華街を抜け、都内の不夜城と言われる街にある某塾へ向かった。


田中   「今の小学生はこんな激しい所で勉強してるんですね」

サザビー 「お前は、別の意味で勉強してるんだよな」

阿部   「冗談はいいから、男の子が出てくるのを待とう」

サザビー 「今日は妙に優等生だね」

田中   「僕は少し、このあたりの様子を・・・」

阿部   「ダメ!!お前はここで張り込め」


男の子が出てきたのは、すでに洋画劇場が終わってしまう時間帯であった。


        続く



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