ギャンブル勝っても負けても


競馬の必勝情報をお届けします。
って、情報屋があるのをご存知ですか?

新聞とかにも載っているのですが
「衝撃情報!!」「穴馬予想」とか。。。

まあ、月間で会費を払うと
情報が送られてくるのですが・・・。

競馬に、ギャンブルに絶対はありません。
この手の情報、トータルで儲かるわけがないのですよ。

にも拘らず、私の知り合いは情報を買ってます。


なぜ?


この間も、その手の情報を月5,000円で買ってる人がいました。
月5千円ですから、べらぼうに高いわけではありません。





私が見たレースは外れてました。
三連単で30点買いだったのですが
最低単価で買っても3,000円ですからね。

5千円払って、3千円の損失て・・・。


まあ、三連単ってのは、当たると配当も大きいですから
1回当たればね、取り戻せるのでしょうけど。


下々でギャンブルをやっている人間てのは
負けて損するのは我慢できるんですが
勝負を見送って損するのは我慢できないんですよ。

まあ、それが我慢できれば、ギャンブルなんて
辞めているでしょうけどね。。。


本当に儲かる話は人には教えませんよ。

独り占めにします。


競馬なんて遊び感覚でやってりゃ良いんですよ。
儲けたら、パァと散財し
損したら、楽しみ代だと諦めりゃ良いんです。


競馬で儲けよう。
儲けるために情報を買おう。

なんてのは、つまらないじゃないですか。
自分の予想で、他の人間を出し抜くのが面白いんじゃないですか。



まあ、なんのギャンブルも一緒ですけどね。
麻雀もパチンコも、株式投資なども一緒です。


自分の生活に影響を及ぼすほどの金を使ってはいけません。



退職金を、年金を、今まで貯めてきた貯金を
ここらで一発、投資にドーン!!

愚の骨頂ですよ。

せめて半分にしときなさい。


(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・57(後)

 ギリギリ探偵白書

ギリ探57前編はコチラ


気晴らしに公園に行けばリストラ者扱い
喫茶店に立ち寄れば、オヤジ呼ばわり。

散々な気分で事務所に戻れば、イタ電もどきの相談電話。

あげくに事務所付近をうろつく、怪しいハゲ!・・・影。



田中   「代表、どうしたんすか?」

阿部   「田中、俺のデスクに、3時半と書いたメモ書きがある。
      そこに携帯の番号が書いてあるから、電話してみろ」

田中   「・・・・オッス」

田中が私のデスクにつき、電話をすると
バーコード型のオジサンが胸ポケットから携帯電話を取り出した。


(ん?イタ電かと思ったら、さっきの相談はこのオジサンだったか)


オジサンは、ガラス越しに見る私の方へ顔を上げて、恥ずかしそうに軽く会釈をした。

依頼者となるオジサンは、見た目より10歳は老けて見えた。
そして、家出をした奥さんは、彼より8歳年下であった。

置き手紙には、弁護士の連絡先まで書いてあった。
そして・・・。


「離婚して下さい。離婚に承諾できない時は
 すぐに裁判をしますので、弁護士に連絡して下さい」

と書いてある。

長年の勘というわけではないが、こうした場合、ほぼ100%男がいる。

そして、離婚を急いでいる。
つまりは、子供ができてしまったのではないかと推測した。


阿部   「奥さんが行きそうな場所とか、わかりませんか?」

依頼者  「わかりません。全く。デパート?ぐらいですか・・・」

阿部   「デパートでは寝泊りできませんよ。
      何か残していったものは?」

依頼者  「え~と・・・、特には・・・」

阿部   「パソコンなどは?」

依頼者  「家ですけど」

阿部   「ではなくて、一緒に使っていましたか?」

依頼者  「一緒にはやってません。共有はしていましたが」


(そういう事を聞いているんです!!)


阿部   「では、まず、どこにいるかを突き止めて
      それから素行を調査します」

依頼者  「是非、それでお願いします」


私は早速、彼の自宅へ行き、奥さんの残した残留証拠を検証した。

目星は簡単に見つかった。

奥さんは携帯電話のデータをパソコンに移し変え
写真やアドレス帳をファイルの中に保存していた。
その中に、アドレス帳のマークが一人だけ異なる人物がいた。
そして、彼らしき人物とツーショットで写っている写メもあった。


阿部   「○○さん、この奥さんと一緒に写っている方は?」

依頼者  「その方なら、ウチの保険をやっている人ですよ
      よく、△○子から聞きました」


(それだ!!そいつに間違いない!!)


私は保険屋さんの彼に的を絞った。

真面目にやっている保険屋さんには申し訳ないが
実際のところ、こうした案件率は多い。
出入りの保険屋さんと奥さんの不倫である。
場合によっては、逆のパターンも多い。

私は、早速その保険屋さんをマークした。

調査の当日、彼は急ぎ足で自宅に帰った。
電車を乗り継ぎ、県を跨いだところに彼の一戸建てはあった。

どうやら彼の自宅では、娘が大熱を出したようであった。
彼は帰宅すると、すぐに自家用車に娘を乗せ、病院へ向かった。

そして、娘を病院の診察室へ連れて入ってから30分後
彼は病院から一人で出てきた。
そして、携帯電話を片手に話し始めた。


彼    「どう?旦那さんは?」

彼    「あっ、そう・・、わかってないだろうね。今日?
      今日はちょっとダメなんだ・・・。
      ん?そうそう、ごめんね」


状況証拠から言って、この保険屋さんに間違いはない。
私はその日の調査を切り上げ、次の日の調査に賭けた。

次の日、彼が勤務先から出てくると、一台の車が会社の前に停まった。


田中   「女、今現れました」

阿部   「青のセダンか?」

田中   「そうです。男が乗り込みます。あっ!!」

阿部   「どうした!!」

田中   「・・・・おっし!!撮れました。キスしてました」

阿部   「了解、各員はいつも通り、尾行してくれ」

田中・ワタボン   「了解!!」


私も車に乗り込んだ。

彼らは都内をぐるりとデートした後、シティホテルの駐車場に入った。

不貞行為の証拠収集の場合、ラブホテルならラブホテルの
出入口までの証拠が収集できれば、ほぼ不貞行為(不倫・浮気)は
推認されるが、シティホテルの場合、部屋に入るところまでが
要求され、一晩泊まったかどうかが問題になる。

保険屋の彼と奥さんは、イソイソとホテルの部屋へ向かっていった。

そして、部屋に入って2分後、ホテルの廊下にまで響く大声で
卑猥な行為を始めた。

その日、彼らは一晩を同じ部屋で過した。

私は依頼者にその事実を報告した。

依頼者さんは落胆しながらも、すでに妻が戻ってこない事を
納得した様子で、裁判で争う事を決意したようだ。


阿部   「しかし、奥さんもよく騙されましたね。
      保険屋は離婚する気なさそうですよ」

依頼者  「そ、そうですか・・・。」

阿部   「彼を訴えるなら早目がいいですよ。
      転勤するみたいですから」

依頼者  「あっ、そうですか・・・。早めですね」


依頼者は気がついたであろうか。
保険屋さんの彼は、不倫していた奥さんが
自分の子供を妊娠した事がわかると、すぐに転勤の希望を出した。
そのことは、依頼者さんの奥さんには言っていない。

つまり彼は不倫の発覚を恐れ、その事実を隠すために転勤を希望した。
そして、彼は電話でこんなことを言っていた。


「お腹の子は、結婚している間にできたことにして
 旦那さんに認知させればいい。
 そうすれば、その子が大学を出るまでは、養育費をもらえるから
 法律は上手く利用しなきゃね。旦那さんはある意味、地獄だね」


申し訳ないが、そう上手く事は運ばない。
そのお腹の子供は、依頼者さんが出張中にできた子供なのだから。

不貞の事実が明らかになれば、保険屋さんの彼の子供である事は明白になる。

地獄を見るのは保険屋さんの彼の方なのである。




        完



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 ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
 尚、調査時期や調査対象者・ご依頼者様の個人情報は本人様の請求以外は開示いたしません。
 また、同作品に登場する人物名は全て仮名です。


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