つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

愛猫太陽と出会ったときの話 強引に連れてまいりました

2020-05-24 06:06:43 | 太陽

つぶつぶタンタンに愛猫太陽、愛猫蓮のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。

 

昨日、久しぶりに猫太陽と猫蓮の話を書いて、うれしかった。昨日の続きのような話を書くつもりでいたのだけど、太陽の話で別の話を書くことにした。

昨日はオンラインで読書交換会(⇒ 読書交換会ウェブ )だった。

オンラインなので、場所を選ばないわけだけど、たまたま読書交換会を開催している池袋の話になって、そのなかでも東池袋の話になって、東池袋でもサンシャインの向かいにある24時間スーパー西友の話になった。太陽のことを思い出した。

太陽はですね、そのあたりにいた猫なのです。西友の通りを挟んで向かいにサンシャインビルがある。その西友の向かいの横断歩道を渡ったところにあるサンシャインシティへの入り口の自動ドアの隣に太陽は座っていました。

最初に見かけたのは2014年4月の後半で、1週間後くらいにまた見かけて、この猫はいつもここにいるんだなとおもった。ネットで飼い主を見つけるべく少し投稿したりしたけど、見つからず。どうしようとおもって、結局うちに連れてこようと決めた。目ヤニ鼻水がひどく、表情も暗い。不憫にみえた。

おそらくその自動ドアの横で待っていると誰かがご飯を持ってきてくれることもあるのだとおもう。その方には淋しい思いをさせてしまうけど、でも自分がどうしても気になってしまう。目ヤニ鼻水がひどくて、健康とは思えない状態。

人懐っこくて頭など触らせてくれました。お尻を掻くと腰の高さをあげて喜んでくれた。体を掻くと横になって寝転んだり、寝返りをうったりする。この癖は我が家に来てからも健在でした。抱っこは抵抗感があるみたいで、させてくれなかった。

何度かサンシャインに足を運んだ。猫用のキャリーケースを持っているときもあれば、そうでないときもある。面倒をみてくれている人に会いたかったり、いつから太陽がそこにいるか気になったので、聞き込みもしました。
警備員室に行ったり、近くのお店に訊いてまわったり。どうもここ1、2週間の話ではなく、少なくとも数か月半年はいるらしいことがわかった。フラフラとあちこちをうろついていることもわかった。外のベンチでモノを食べている人も何度か見かけたことがあるらしい。

けれどもなかなか太陽本人には会えない。西友の通りにあるベローチェで時間をつぶしてまた再訪問したり、時間を変えたりしたのだけどね。

そしてたしか2014年の5月4日(日)。出かけた帰りにサンシャインに立ち寄った。その日は別の用事があり、猫用のキャリーケースはもっていなかった。けれども会える可能性もあるとおもっていたから、無印良品かどこかで買った旅行バッグに使えそうな緑色で、取っ手とファスナーがついた大きな袋と、洗濯ネットをカバンに忍ばせていた。

夜の、まだサンシャインシティの店舗が開いている早めの時間だった。太陽がいた。例の自動ドアの隣の定位置に座っている。

自分もそのゾーンに座り込み、ここぞとばかりに太陽を捕まえて洗濯袋に入れたうえで緑色のバッグに入れる。その瞬間、「え?何?私間違ったのかも?」とおもった。

何というか、想定していたより、身体がかなりがっしりしている。歴代猫で一番がっしりしていて、ムチムチ体型。太っているとかやせているとかではなく、つくりが違う。人間に例えると、日本人ではなくてがたいのいい人種みたいな感じ。

あれ? よぼよぼの病猫かと思ったけど、この猫案外若いかもとおもいました。いずれにせよ、もう家族にすると決めていたから、その重い猫を抱えて帰宅です。

太陽はずっと鳴いていました。ごめんなさい。生命の危機を感じたよね、当たり前だよね。

最寄り駅で、車で待機してくれているように家族に電話する。幸いなことにつながった。

池袋駅に行きたかったのだけど、サンシャインシティを通り抜けられる状態ではなかったから、太陽を前に抱えて、道なりに駅へと向かった。

東上線になんとか乗り込む。混んではいないけど、座れるほどは空いていない。席が空いていても座らなかっただろうけど。太陽はずっとずっと鳴き続けるから、あたしはずっとずっと話しかけ続ける。

私が腕にかけていた日傘が、太陽をあやそうと動くたびに、隣りの方にあたってしまっていたようで、気づかず悪いことをしてしまった。怒られなかったけれど、指摘された。ごめんなさい。

わぁ、そのとき地元のふじみ野駅に降りたときの情景が浮かんできた。乗っていたのは急行だったんだろうな。ふじみ野は急行と準急が待ち合わせをしている駅で、あたしがホームに降り立って階段に向かうとき、まだ電車がドアに空いた状態でホームに止まっていた。

ちなみに降りるとき、さすがにうるさかったとおもうので、電車のなかに向かって一礼をしてから降りた。なんて口にしたかは覚えていない。

それから改札を出て、駅前で待機していた車に乗り込む。母は太陽に向かって「大丈夫だよ、大丈夫だからね」と話しかけていた。

この後、先住猫(由芽・蓮)との出会いの物語もあるのだけど、それ以上に、実は太陽は48時間しないに脱走をしてしまい、そのあと2週間近く探しまわることになる。

今までこんなに努力したことないというくらいがんばった。捜索の話は本になりそうなくらい書ける。すぐに書きだすべきか否か迷う。

太陽との生活は、奇跡とドラマの連続で、本当に楽しかったなあ。ありがとう。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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