つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

15年間履いた靴を捨てました

2020-09-08 20:38:20 | 住まいとインテリア

15年くらい履いていた靴を2足、捨てました。捨てたという言葉を使いたくないくらい愛着がある靴たちです。捨てた理由はやっぱりボロボロになってしまって、というのが一番かなあ。

修理しながらずっと履いていて、かなり前に「もう10年以上この靴を履いていますね」と修理に伺ったときおっしゃっていただいて、それからどのくらいかわからないけれど月日が過ぎたので15年くらいなのかなという予想。

10年以上履いていると言われたときは、とてもびっくりして、演劇のように「えー、えー、えーーー」と大きな反応をしてしまった。

あたしは身長が171センチくらいあり、そうすると足も大きくなります。けれども思春期の頃、自分の足が大きくなるのを受け入れられなかった。そして小さなサイズの靴を無理して履き続けて足の形が変形してしまいました。

無理して小さなサイズの靴を履いているから学校指定の靴が壊れてしまって、仕方がなくほかの靴を履いてい行ったら、担任の先生に呼び出されて、校長先生の前に突き出されたこともあったなあ。

今気づいたのですが、運動が苦手なのはこの靴の影響も少しはありそうだな・・・。


変形してしまい、とにかく歩くの疲れるようになってしまい、大変だった。そんなときに出会ったのが、ドイツ製のこの靴メーカーだった。革靴なのにとても楽で、これがあればどこでも行けるとおもったし、歩くのがとても好きになりました。足の形もだんだんと矯正されていきました。

1足5万円くらいで、修理すると1回1万円くらい。でも今はネットフリマが出て来たから、修理するよりも安いお値段で状態のよい中古が売られていたりする。完全オーダーメイドもあるのかもだけど、このメーカーについては既製品のなかかから自分に合うものをみつけている。

それでも今の靴が好きだから履き続けていた。

昨日は地元のアートフェスタに向けて動画制作の研修を受けて、モノの見方や表現ということにおいて、あたしにとってはまったくの新しい体験。参加されている方々の熱意にも刺激されたおかげで

変わってみたくなりました。

だからそのドイツ靴のなかでも一番履いていた2足を捨てることにした。ちなみにほかにも同じメーカーのものをいくつか持っています。

ちょっと前から、かなり前から、そろそろ手放したほうがよいとおもっていて、でもなかなか踏み切れず、昨日は勢いを借りた形でした。

愛着というよりは、癒着や執着だとおもっていたから。

靴にお礼を言って、新聞紙に包み、ごみ袋に入れる。名残惜しいらしく、袋の前に体育座りをして、しばらく座ってしまった。以前、辞書を大量に手放したことがあって、その時以来の寂しさだなあ。


先ほど玄関をみると、とてもきれいですっきりしている。「わ、靴の影響、大きかったのね。そんなにエネルギーがよどんでいたのかしらん」と思って、でもよく考えたら違う。

そのうち整理しようとおもったまま玄関に放置してあったラベンダーがドライフラワーになったものが捨てられていたのでした。ショック――――。

おそらく靴と同じゴミ袋で旅立ったから、靴への手向けと考えることします。と考えるとラベンダーが一緒に行ってくれてよかったなあ。今度から何かを捨てるときに花を入れるのもいいかもとさえおもいました。


モノと持ち主は繋がっています。だからときめきお片付けのこんまりさんがおっしゃるように、ときめくものに囲まれて暮らしたいです。

靴たちよ、ありがとうね。本当にありがとう。助けられました。お世話になりました。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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