Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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NHK受信料で作られた筈の番組の2次使用が何ゆえ有料なのか?

2010-08-20 23:09:22 | Weblog
どう考えてもおかしい。

NHKは『皆様の受信料』で番組を作っている。 そして放送し終わった番組を、今度は有料で売っている。 営利を目的に作られたものではない物に決して安くもない値段を付けて売っているのである。

著作権がNHKにあろうがなかろうが、最初の番組の放送が済んでいようが、2次使用で営利を求めるのは何とも理解し難い。 

最低限の必要経費は仕方あるまいが、契約者から一方的な受信契約約款で受信料を徴収しておいて、その金で大金を使って作った番組を、第三者を使って改めて売りに出すのはどう考えても営利を目的としない協会放送にはふさわしくない。

普通、NHKの番組のDVD化はNHKエンタープライズが行うのだが、『大仏開眼』はポニーキャニオンが販売元になっている。 となると、著作料は丸々NHKに入る。 明らかな営利目的である。 ポニーキャニオンが販売元なのも、あんまりNHKエンタープライズに集中すると、はやりの『事業仕分け』に引っかかるため、入札にしましたとでも邪推したくなる。

NHKはNHKの出すTVh放送電波を日本のどこでも受信できるようにすることが目的の特殊法人であり、高額の制作費を使って番組を作ることを求められているわけではない。 極端な話、アンテナから受信確認用の電波だけ送信するだけでもその役目は果たすのである。

DVDで儲けたぶんは、受信料をなくすか、下げろと言いたい。

大仏開眼 [DVD]

ポニーキャニオン

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