知っている人だけが得をする。申請制度 後期高齢者医療制度

後期高齢者　保険料９割軽減　１０月から申請、還付(産経新聞) - goo ニュース
厚生労働省関係の支援、補助等は申請に基づく制度が多い。　ようは、知ってる人だけが得をするのようになっている。　代表的なのが、失業保険給付だ。

さて、後期高齢者医療制度の9割軽減制度も申請制度を採用するという。　寝たきりや交通が不便、もしくは世情に疎いお年寄りが居た場合、誰かが代理申請をするのだろうか？　民生委員？

事務効率から考えたら、申請制度はある意味仕方ない。　問題は、それをどれだけ認知させるかにある。　制度はあるが、積極的に知らせないため認知されない状態に置かれることもある。　後期高齢者医療制度は世間の注目度が高いのでそんなことはないとは思うが。

それでも、申請を個人に任せるのではなく、医師や保険師や看護師の助言で、病院が事務代行をできるようにするくらいにしないと、結局、知っている人だけが得をすると言うことが起きる。　

病院に軽減制度を広めるポスターやチラシは置かれるだろうか？