予算裏づけはどこにある？5000万ドル＝50億円支援

途上国に５０００万ドル支援 食料サミットで首相表明(共同通信) - goo ニュース
国内で、後期高齢者医療制度の保険料が100円単位、1000円単位で上がった下がったと大騒ぎしているさなかである。　お年寄りへの医療費負担が重いからと採用した制度だ。

一方では、道路はどうしても作る（来年度からは一般財源化するらしいが？）と言って、ガソリン税を再値上げした総理大臣である。　

国内では小麦が高くなったから、米の粉を混ぜてパンを作れだの、減反やめたら食料自給率があがるだのとごちゃごちゃしてる状況でだ、よく、食料支援に5000万ドル（52億円）も出すと簡単に言えるものである。　その予算は今年度の予算に紛れていたのか？　それとも、来年度の予算か？　

来年度の予算を組むのが福田さんと言う保証は全く無い。　

支援する前に、明日の日本の食糧だって、保障されているかと言う問題もある。

良く分からない日本の食糧政策なのだが、日本の備蓄米は適正なのか？余ってるのか？　余っているというなら、備蓄米を緊急支援で拠出したほうが即効性があるのでは？　ついでに、日本米のおいしい食べ方も広めて、日本に金繋がりでない親近感をもってもらうことになれば、広い意味での安全保障にもなる。

減反をなくして、できの悪い米でもなんでも輸出に回すという手だってある。　荒れた田んぼより、稲穂がある田んぼ方がましだ。　そばだって立派な輸出品になるだろう。　

とりあえず、国内の実生活上の金の問題が山ほどあるのに、好き勝手にぽ～～んと5000万ドル出しますなんて言って欲しくない。　言うなら、国内の年金と医療と介護と雇用の問題を解決してからにしてくれ。

福田さんが自分の資産から出すなら文句は言わない。　是非、そうしてくれ。