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1,000兆円ではなくて、0.1京円国債残高とは?

2012-07-05 23:28:41 | 税金・納税者
エクセルにPMTと言う関数がある。

ローン返済を計算するときに使う関数である。

引数は
金利、返済回数、現在価値、将来価値、返済日の5つである。

エクセルを持っている方は、是非、計算してみて欲しい。

金利=0.2% (年利2.4%)
返済回数=600回 (50年毎月返済)
現在価値=1e15 (1,000兆円=0.1京円)
将来価値=0 (無借金状態を目指す)
返済日=1 (毎月月頭返済)

とすると、恐ろしい数字が出る。

\-1,666,666,666,667

である。 毎月、1兆7千億円近く返済しろと言うことである。 これって、一人頭 1万7千円です。毎月払いで。

年間にすると、およそ20兆円となる。

日本の税収は42兆円であるから、半分は国債返済で消える筈である。

なのに、国家予算は90兆円と大盤振る舞い。 

この責任は誰にある? 

この国で社会保障なんて言ってる場合ではないのである。 国会議員を数百人も飼っておける場合でもないし、申し訳ないが、公務員の皆さんに給料払う余裕もない。 

日本に偉大な政治家がもし現れるとしたら、年間20兆円で国をやりくりできる人である。

既得権益とは特別な人たちのことだと考えている人も多いと思うが、一般人も既得権益にすがっている。所得税の配偶控除や扶養控除もそうだし、国民年金の第三号だって立派な既得権益である。

マイホームを買った時の住宅ローン控除も既得権益である(賃貸住まいの人は家賃の控除は受けられないのだから)。

農家への減反に伴う補助金も立派な既得権益。

日本の歴史で借金で政権が潰れたことが何度かある。 徳政令連発による鎌倉幕府の崩壊。もうひとつは、先の大戦後のスーパーインフレ。 インフレが起きなければ、今の日本は違った物になっていたであろう。

どちらも、放漫な政権によるものである。 為政者の無責任による。 今もそう。

50年返済で、毎月赤ん坊が1万7千円人頭税払わないといけない状況ってなに?

少し投資してでも、公務員減らせる政府にしないといけないですね。 仕事を効率的にする一番の方法は、同じ仕事の量を、今までより少ない人数ですることです。 仕事は減らさず、人を減らす。 人数が同じで仕事を減らしては効率化ではありません。 そうすると、どうなるか? 無駄な仕事をしなくなるのです。 

計算してみて、あまりに呆れました。 

こういうことをはっきりを言わない、政府や政治家ってものが信用ならない。『税と社会保障の一体改革』?笑わせるな?そんなこと言ってる場合か?  

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