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寮管理人の呟き

広島大学霞キャンパスを初めて訪れる(後編)

「広島大学医学部 医学資料館(広島市南区霞1丁目2番3号)」は平成11年(1999)10月に竣工した。戦前に建てられた軍用倉庫のうちの1棟が「広島大学医学部11号館(後の旧医学部資料館)」として使用されたが、解体され被爆煉瓦や石材などが現資料館に再利用されている。

資料館2

資料館3

私が資料館を訪れた目的は星野良悦による世界最初の精緻な木骨【身幹儀(※レプリカ)】を観ることだった。大学関係者だけでなく一般の人も入館できるが、土日祝日などは休館のため注意が必要である。

パンフレット

星野木骨

広島藩の御仕置場で梟首刑になった【ろくでなし】の遺体をもとに木製の人体骨格模型が作製されたのは寛政4年(1792)。生首と首から下を蒸し上げて悪臭に耐えながら骨を一つずつ取り出す作業はさぞかし大変だったであろう。近世司法警察の研究者には広島観光の際にぜひ立ち寄ってもらいたいと思う。

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