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老妻の実家より大山(山並みの左端に覗く白い山)方面を望む
5月12日に、3月5日の3回目の喉頭部の手術(声を失う)、頚部に呼吸のための穴を作る手術の抜糸を終りました。
経過は良好であることが認められました。
今後は嚥下障害を除くリハビリを続けて、自分で食事が出来るような取り組みを進めることになります。
現在は流動食を管を通して胃に送り込んで栄養を取っています。
13日には声の無い人たちの会「清音会」に参加して経験者の話を聞き少し元気を取り戻したようでした。
1月24日救命救急センターに運び込まれた時は命が危ぶまれましたが、センターでの2週間、先生方の懸命の処置で一命を取り留めることが出来ました。
担当の先生方や看護師さんに深く感謝しています。
本人の鍛えられた体力と生命力の強さにも驚きました。
携帯メールでの交信もできるようになり看護にもゆとりが出来てきました。
今日は病院には行かないで、久し振りに老妻の実家へ、姪の孫の高校進学の祝いに行ってきました。
我が家の孫も、兄貴に負けないようにと、同じ京都の国立K大学に挑戦しました。
正月家族でお参りした北野天満宮の御利益があったのか、目的を達成することができました。
3人の孫たちが、京都に2人、大阪に1人とそれぞれの目標を達成し、元気に歩む姿を見て肩の荷が下りたような気がします。
本家の兄の看病と今後の農業の取組、初めての青色申告による確定申告書の作成と病院通いの多忙な日を送りましたが、3月には入り明るいニュースが届くようになりました。
かすかな明かりの見えた実家で、1日も早く皆で退院を祝うことが出来るように、今後も支えてゆきたい。