地産地消の高齢者

健康で明るく楽しい毎日を送りたい。

ちまき作り

2007-06-18 | Weblog

          まきささ(くまささの一種)の群生地

6月19日は旧暦の5月5日で端午の節句である。

端午の節句には古くからちまきを作って神棚に供えていた。

今ではそれは古い仕来りだと言って、若い世代では行われていない家が多いようだ。

我が家では、大阪で暮らした3年間以外は毎年作ってきた。

長男が生れた頃は、妻の父が「まき笹」と自家製の「巻きの粉」を背負って約8kmの道

を歩いて運んで来てくれていた。

其の頃、実家との間にはバスの運行も無く、行きの登り道は約2時間、帰りは約1時間半

の道を歩いて行き来していた。

今年のちまき作りを紹介したい。

最近は車で山に入る事が出来るようになり、まきささを自分で採りに行くようになっ

たので、6月5日以後必要に応じて何回かに分けてつくることが出来るようになった。

先ず最初はまきささ採りである。

今年はダム湖めぐりの時に見つけたまきささ群生地に行った。


             大きな葉っぱをものを選ぶ

葉っぱは洗ってから、茎と葉っぱと笹の芯の3つに分けられる。

            
              整理された葉っぱ

次は、団子つくりだ。

最近は市販の粉を使っている。

<   <


いよいよまき作りである。

最初に香りの良い笹の芯で団子を包み、其の上を大きな2枚の笹を使って包み、い草の代りにビニール紐で結んで出来上がりである。



              

                           

このまきを蒸篭で蒸して完成である。

粉8袋で作ったちまきは田舎から京阪神に出ている家族をはじめ親戚や町内の親戚にも届けた。

大阪の家族は大好物で6月になれば楽しみにしており今年は二回に分けて送る事が出来た。

たぬき猫も大好物であり積極的に取り組んでいるが、主な仕事はささを採りに行く事である。
まきを巻く事も出来るがスピードが遅く老妻の三分の一程度のである。
残念だが自分の食べる数も巻けていないようだ。

今年も保存食として残され、時折口にする事が出来るのが楽しみである。











反省会

2007-06-09 | Weblog
「島巡りの旅」の反省会を農作業が暇になれば開催する事を予定していましたが、自営業

を営む侍の一人が入院した事もあり、月末まで延ばしていました。

月始めには脳梗塞で倒れた弟の見舞いに関西にでかけていました。

色々な事が重なり反省会の投稿が遅くなりました。

7人の侍の会は1人欠けて6人で当番のたぬき猫宅で開くことになりました。

会は何時ものように3人の買出し要員が、5時に集合してスーパーへ、

買物は、酒の肴にちくわ、刺し身(マグロと飛び魚)ハム、焼鳥、寿司、酒(1升と1000CC)ビール1000CC,ウーロン茶でした。


                  


料理は何時も同じような蛋白質の集いでした。

6時の開会には買出し組みも他の会員も揃っていました。

先ず最初は例によって会費集め、今回は旅行の残金、1人当たり330円も会費に組み込まれました。


       一人当たりの会費は…?

会費1人1、154円の徴収も終わり乾杯となるのですが、

旅の反省会なのでその時の写真の配布と、眉山で出会って落とされたカメラを探したり、記念写真を送り届けた宮崎の老夫婦からのお礼の手紙と贈り物が紹介されました。

老婦人の手によると思われる、ペン習字の手本のような字で書かれた心の篭った手紙と7人の各人に渡るように気遣いされたお菓子箱、酒の肴の宮崎地鳥の燻製などなど

老夫婦のご好意に感謝しながらの乾杯となりました。

話は老夫婦のことから大潮の渦の素晴らしさへと進みました。

其の時に船持ちの侍から、
「俺の釣ったふくを持ってきたから、さしみにしてたべよう。皆、食べるか?」
と言って我が老妻にふくを渡しました。

初めてのことであり皆が不安で、
「それは止めよう、やめよう。」の声が聞かれていました。



「何も心配をする事は無い、俺は何時も食べているから。」
と言って刺し身を造らせました。

「切れない包丁で造ったので」と言って運ばれてきました。

彼は早速、二口、三口試食を始めました。

暫くして、皆の箸も刺し身に向うようになり、美味しい美味しいの声が聞かれるようになりました。



話は暫く旅を離れて、彼の船で皆が釣りに出たときの思い出話、自慢話になりました。

座布団のようなヒラメが釣れたのに大きな編みを置いて出たので釣り上げる事が出来なかった時の悔しさはみなの承知の話でした。

自分は一度、船酔いで一人陸に返せれ、懇親会の準備に掛かったこともありました。

旅の話では「バルトの樂園」のロケ村での美人のガイドさんの話や阿波踊りの体験踊りの話に花が咲きました。

話もすすみ酒もすすみ、テーブルの上も乱れ、ここで一服と言う顔も見えてきました。



しかし、つわものも居ます、



最初、酒はメンバーが1名少ないからこれで大丈夫と思ったが、矢張り足りないなと言って隣の部屋からウイスキーを持ち出して銘柄を鑑定しながら口にする侍も居ました。

こんな楽しい会は止められない、まだまだ続けるように頑張ろうとみなの意見が一致しました。

次回は、「白いか」の釣れた時に案内すると言う事でした。白いかの刺し身は楽しみですね。

旅は天候が良かったがコースの選定も良かった。又幹事をねといいたかったようでした。

次回の旅は、それまでに度々会を重ねて決めるということになりました。

最初の迎えが10時40分、最後のタクシーが11時、皆満足してのお帰りでした。


    今日のおまけ

           
           我が家で今年1番に開いた菖蒲です。