地産地消の高齢者

健康で明るく楽しい毎日を送りたい。

退院です

2007-04-19 | Weblog
       入院していた鳥取県立厚生病院 5月1日オープンの新館






4月17日入院生活を終えて退院し、何の気兼ねも心配も無い我が家に帰って来ました。

ペースメーカーを1986年に植え込み、1999年に1回目の入れ替え、この度が2回目の入

れ替えでした。

色々と手術を経験して8度目の手術台になりあまり不安は無いのですが、手術室の入口で

家族と別れる時には一寸抵抗を感じました。

その抵抗は、色々と報道される最近の医療事故に対する取り組みなのか、このたびは手術によって生じると予想されるあらゆる事例についての詳しい説明がなされた。それらの承諾が求められた事にもよるのかなとも思いました。

手術台に載せられると両手が止められ、心電図を記録させる為の準備がなされました。

片方では2、3人の医師とメーカーから派遣されてきている担当者が、並べて貼られているレントゲン写真を見ながら打合せが行われていました。

話し合いが終わり手術台の左右に医師が分かれて立ち、照明が点けられてから何かことばが交わされ、部分麻酔の注射が打たれて手術が始まりました。

其の時、室内の時計は2:55を指していました。

部分麻酔であったので、メーカーの派遣員や執刀医の話を聞きながら、また質問に答えながら時計を見て手術の終るのを待っていました。

約20分ほど切開部分を引っ張る感じや、ぞりぞりと削り取られる感じを受けました。

それが終るとペースメーカーとリード線を繋ぐ事について、メーカーと医師とでの確認が行われていました。

其の後で縫合を始めるとの話がありました。

5針ぐらいまで数えましたが其の頃から針の痛みを感じるようになり其の事を訴えると、もう直ぐ終ると言われ、我慢をしていて針を数える事を忘れていました。

終わりを告げられた時、時計は3:25を指していました。

     取り出されたたぬき猫のペースメーカー



部屋を出てから1時間後部屋に帰ることが出来ました。

部屋に帰って1時間は絶対安静でしたが、其の後は静かにトイレに行く事が許されました。

其の時にそっと傷口を見て驚きました。傷口にはガーゼも無く縫合した其の物が丸見えでした。7針縫ってありました。

不思議に思って看護師に訪ねると、透明なフイルムが貼られていると言う事でした。

よく見るとガーゼ無しでフイルムが貼られていました。

これならばガーゼの交換も無いのだろうなと思いました。

しかし、毎日の回診と1日朝夕2回の主治医の訪問をうけることができ安心して病院生活を送る事が出来ました。

入院中の苦痛は手術前から31時間点滴を続けた事と9時消灯以後の長い夜を過ごす事でした。

昼間は同質の患者さんとのコミニケーションに務め愉しく過ごす事が出来ました。

入院中、自転車、JR、バスを乗り継いで来てくれた老妻に感謝の毎日でした。

昨日は午前中、社会福祉協議会の心配ごと相談の当番に着き、午後は家にいてお礼の電話おかけて休んでいました。

今日は、朝、老妻の山菜採りの送り迎えをし、午後は卓球教室を休み体慣らしに家の向こうの公園でのグラウンドゴルフの練習に参加しました。

今は段々体を慣らし色々なスポーツ参加できる日の来る事を願っています。







ダムサイドウォーキング

2007-04-07 | Weblog


昨日は花の盛りに雪のちらつく花冷えのする1日であった。

今朝も最低気温が0℃近くなり真冬を思わせる冷たい朝を迎えた。

東の空からは太陽が顔を出していた。

9時近くなると高くなった太陽が青空に輝き気温も次第に上がってきた。

其の時、頭に浮かんだウォーキングコースがあった。

それは、家から約9km上流に完成した小田股ダムである。

小田股ダムは20数年前に県の中部の3町(合併前)夫々に計画されたダムの1つであ

る。

このダムは平成5年に着工し、13年を要してこの3月に完成式を迎えたばかりであり

、完成後のダムはまだ目にしていない。


ダムまでの距離は、毎日のウォーキングとしてはは可能な範囲ではであるが、

往復約20kmとなるとハードである。

そこで、ダムまでは車で登り、ダムサイドを歩くことにした。

ダムまでは、梨や芝生の畑を通り過ぎ、南に国立公園大山の見え隠れする建設工事の為に

造られた道路を右、左とカーブしながら走った。



背後に残雪が白く見える山が大山である。







暫くして視野が開けて広々とした駐車場が目に入った。



ダムの完成 平成19年3月がはっきりと刻まれていた。





この時、時計は10時30分を指していた。

ウォーキングを午前中で終る予定なので周囲の距離を示す資料を探したが見つからず、車

で測ることにした。

ところが、残念!現れたものは



であった。

ウォーキングは後日にと諦めて引き返していると、向こう岸を走る車が目に入った。

誰もいなかった管理事務所に車は止まったようだ。

早速、事務所に向かう。

仕事中の所員に2つの質問に答えてもらうことが出来た。

1つは、周囲の距離が3km強であること

1つは、現在の貯水量が3分の1弱であり、多くなるのは梅雨の時であること

が確認できた。

1週しても楽に帰宅できる事が分かり駐車場から出発する事にした。



ダム湖の全景と大山



湖面に浮かんだ管理事務所



遠くかすんで見える日本海へ注ぐ放水路



堰堤を渡り切ると左下に堰堤の下の通路に入る入口があった。



山に沿った湖岸道路は曲っていて出入りが多く幾ら歩いても先に進まないような気がした



山の向こうから導き入れられている水



谷の水源地から流れ込む水



管理事務所



事務所前を通って駐車場に帰った。11時45分だった。

誰一人出会う事も無くただ一人、爽やかな春の息吹を胸一杯に吸い込みながらの歩行は最

高であった。

この地方の水田用水補給と畑地かんがいを目的に、長い年月と多くの費用掛けて築造され

た小田股ダムの水が、パイプラインを通して水田や梨畑、スイカ畑、芝畑に供給され農業

経営の安定化が図られる事を願いながらダムを後にした。

昼食には間に合い愉しいウォーキングを終えることが出来た。


  入院により暫らくブログを休みます。至って元気です、ご安心ください。