地産地消の高齢者

健康で明るく楽しい毎日を送りたい。

ダムサイドウォーキング

2007-04-07 | Weblog


昨日は花の盛りに雪のちらつく花冷えのする1日であった。

今朝も最低気温が0℃近くなり真冬を思わせる冷たい朝を迎えた。

東の空からは太陽が顔を出していた。

9時近くなると高くなった太陽が青空に輝き気温も次第に上がってきた。

其の時、頭に浮かんだウォーキングコースがあった。

それは、家から約9km上流に完成した小田股ダムである。

小田股ダムは20数年前に県の中部の3町(合併前)夫々に計画されたダムの1つであ

る。

このダムは平成5年に着工し、13年を要してこの3月に完成式を迎えたばかりであり

、完成後のダムはまだ目にしていない。


ダムまでの距離は、毎日のウォーキングとしてはは可能な範囲ではであるが、

往復約20kmとなるとハードである。

そこで、ダムまでは車で登り、ダムサイドを歩くことにした。

ダムまでは、梨や芝生の畑を通り過ぎ、南に国立公園大山の見え隠れする建設工事の為に

造られた道路を右、左とカーブしながら走った。



背後に残雪が白く見える山が大山である。







暫くして視野が開けて広々とした駐車場が目に入った。



ダムの完成 平成19年3月がはっきりと刻まれていた。





この時、時計は10時30分を指していた。

ウォーキングを午前中で終る予定なので周囲の距離を示す資料を探したが見つからず、車

で測ることにした。

ところが、残念!現れたものは



であった。

ウォーキングは後日にと諦めて引き返していると、向こう岸を走る車が目に入った。

誰もいなかった管理事務所に車は止まったようだ。

早速、事務所に向かう。

仕事中の所員に2つの質問に答えてもらうことが出来た。

1つは、周囲の距離が3km強であること

1つは、現在の貯水量が3分の1弱であり、多くなるのは梅雨の時であること

が確認できた。

1週しても楽に帰宅できる事が分かり駐車場から出発する事にした。



ダム湖の全景と大山



湖面に浮かんだ管理事務所



遠くかすんで見える日本海へ注ぐ放水路



堰堤を渡り切ると左下に堰堤の下の通路に入る入口があった。



山に沿った湖岸道路は曲っていて出入りが多く幾ら歩いても先に進まないような気がした



山の向こうから導き入れられている水



谷の水源地から流れ込む水



管理事務所



事務所前を通って駐車場に帰った。11時45分だった。

誰一人出会う事も無くただ一人、爽やかな春の息吹を胸一杯に吸い込みながらの歩行は最

高であった。

この地方の水田用水補給と畑地かんがいを目的に、長い年月と多くの費用掛けて築造され

た小田股ダムの水が、パイプラインを通して水田や梨畑、スイカ畑、芝畑に供給され農業

経営の安定化が図られる事を願いながらダムを後にした。

昼食には間に合い愉しいウォーキングを終えることが出来た。


  入院により暫らくブログを休みます。至って元気です、ご安心ください。