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宮川酒店 「酒屋の嫁」のひとりごと

神奈川県/湘南の端っこ(?)、中井町にある宮川酒店の嫁が「嫁目線」でお酒たちを紹介します。

(超)嫁事情

2011年02月18日 15時27分39秒 | 嫁事情
わたくし、嫁&妻歴9年目、母歴8年目です

怪獣兄妹も7歳と4歳になり、だいぶ人間らしくなってまいりました。

どうにか育児にお仕事、ドタバタ劇場を繰り広げながらも皆さまの協力のもとやってこれました。

あれもしたい、これもしたい、と妄想するのが得意なわたしですが、

どれもこれもぜーんぶ出来る訳がなく、妄想で終わるものも多々あります。

そんな中、一つだけ妄想で終わらせたくないものがありました。



昭和時代の代表的な漫画「魔法使いサリーちゃん」の親友よしこちゃんの三つ子の弟、

ご存知ですか?

「とんきち、ちんぺい、かんた」と言います。

そして私いつからか「かんた」がいたらな、と思うようになりました。

「とんきち」=怪獣兄、「ちんぺい」=怪獣妹、に続き「かんた」によって

無敵の怪獣兄妹~になる気がして。

そして私自身も無敵の母~になれそうな気がして。



念願叶って「妊娠7週目」でございます。

そしてつわり真っ盛り、じゃなくつわり真っ最中でございます。

三人目だから・・・とどっしり構えていましたが、今回のつわりが大変ひどく

今週は点滴入院してまして、やっと今日「普通のつわり」に戻り退院致しました

ややスタートから落ち込み気味ですが、「普通のつわり」となら上手に付き合って行けるはず。

もうあの「ひどいつわり」にはお目にかかりたくありません。



そんなこんなで、楽しみしていた今週末の「大磯市」出店を

大変不本意ながらキャンセルさせて頂きました。

楽しみにして下さっていた方、スタッフの方、本当に申し訳ございません。

近い未来に出店したいと思っています



まずは出産予定日10月2日、無事に「かんた」にお目にかかれるよう、

ある意味、今後の私の人生最大の「大仕事」、全うして行きたいと思います。

どうぞ「嫁・妊婦になる」シリーズにもお付き合いくださいませ





2011年・新年のご挨拶

2011年01月04日 14時58分32秒 | 嫁事情
皆さま、新年明けましておめでとうございます

2011年、嫁&妻歴9年目、母歴8年目になる年でございます。

今年の私の内に秘めた抱負(思い)をこっそりブログにて発表させて頂きます。

今年私が目指すのは・・・「マメな人になる(なりたい)」です。

プッと笑ってる友人・知人の顔が目に浮かびますが、今年は「マメ」という言葉を心に刻み

嫁業・母業・妻業に取り組みたいと思っております。



まずは「マメな人ってどんな人?」という基本的な点から考えないと事は始まらない予感。

どうぞ温かく(そっと)見守ってくださいませ



2010年ありがとうのご挨拶

2010年12月31日 13時01分47秒 | 嫁事情
皆さまのおかげで今年も一年、無事に終わることが出来ました。

地味で小さな宮川酒店をいつもご愛顧頂き誠にありがとうございます

店主共々感謝の気持ちで一杯です。

来年も皆さまのくつろぎの時間のお供(お酒たち)をお届けできるよう

より一層努力したいと思っています。

7歳と4歳の怪獣兄妹もだいぶ人間らしく(?)なってまいりました。

怪獣」と呼べなくなる日が刻々と近づいている気がして、嬉しいような寂しいような。

・・・いや、寂しくはございません。次のステージを楽しく見守りたいと思います



それでは皆さま、よいお年しをお迎えください。

そして来年も地味で小さな(くどい)宮川酒店をどうぞ宜しくお願いいたします。


宮川酒店 嫁

酒屋に嫁ぎたくない

2010年12月16日 11時10分59秒 | 嫁事情
・・・というキーワードでブログ検索をされた方がいたようで、

その検索キーワードから私の「酒屋の嫁ブログ」、正式名【宮川酒店「酒屋の嫁」のひとりごと】が

ヒットした模様。きっと日本全国の「酒屋の嫁ブログ」がヒットしたと予想する。

そして「酒屋に嫁ぎたくない」という、何とも衝撃的、いや、・・・・お気持ちお察しします

「八百屋の嫁」でも「魚屋の嫁」でもなく、「酒屋の嫁」。

きっとこの方はこれから酒屋の嫁になろうか、なるまいかと悩んでいるのかもしれない。

そしてその思いについて、酒屋の嫁たちはどう答えるだろう。



ちなみに宮川酒店の嫁、私がもし何かメッセージを伝えるならと考えた

「まず飲もう」・・・違うな、「なるようになりますよ。」・・・これも違うか、

「どうにかなります。」これはもっと違うかも。



そう、改めて考えると何も言えないのである

しかし「思うほど悪くない」とは言えるような気がする。それは「どちらかというと楽しい」という事かもしれない。



もう師走。12月も半ばである。魔の棚卸しやら何やらで今年もドタバタ劇場を繰り広げている。

でもお仕事を終え、夜に店主と飲むワイン達の味わいは何とも言えない美味しさなのだ



やっぱりこの方に、「まず飲もう」の言葉を送ろうかな

嫁、「お手伝い」と称して面白い事がありそうなニコカフェへ(また)出向く

2010年12月03日 20時57分38秒 | 嫁事情
ブログタイトルのまま、そのままである

「お手伝い」と称して、面白い事がありそうなニコカフェへ出向いたのである。

その日ニコカフェでは、パン工房Polonさん主催で行われた「夢ひとつぶ」の打ち上げが貸切で行われた。

「夢ひとつぶ」とは、手作り雑貨や食べ物、アートから占いまで様々なジャンルの方たちが

自分の作品を持ち寄り一般の方にお見せする、青空市のことだ。

当日は出展者同士お互いの作品が見れなかったので、打ち上げを兼ね作品をお披露目しようという会なのだ。

・・・という情報をニコカフェまほさんから聞き、楽しみに出向いたのである



出展者さんたちがそれぞれ風呂敷を抱えてやって来る。

2階で行われていた作品お披露目会場では、パンからスイーツ、お漬物、スタンプやキーホルダー、

タイヤのチューブで作られた雑貨・・・などなど(画像がないのが大変申し訳ないが)盛り沢山であった。



▲お披露目が終わり、皆さんでランチ。ニコカフェ料理を中心に皆さんの持ち寄り料理もあった。
もちろんランチワインもありである。


▲私も飲みた~い、けど車なので我慢。ニコカフェまほさんとレジ前でつまみ食い(お手製梅ソーダ


▲お腹が満たされたところで寄席が始まる。最初の手遊びでみんなが笑う、流石である。

   
▲打ち上げ終了後、私たちにすすり茶をいれてくださった雲水さん。

地元・足柄茶が美味しいとのこと。一煎目の味わいはお茶というより「美しい和風だし」。

二煎目は「和風だし」。三煎目、四煎目・・・やっとお茶の味わい。

最後はポン酢をかけて茶葉を頂く(食べる)。何とも新しい体験でとても感動した。



・・・そんなこんなで、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

「お手伝い」と称してニコカフェへ出向き、予想通り、いや予想以上に面白い時間を過ごした。

皆さま、まほさん、ありがとうございました

嫁、東京ワインコンプレックス(試飲会&セミナー)へ行く

2010年10月22日 10時27分23秒 | 嫁事情
お勉強を兼ねて「東京ワインコンプレックス」へ行った。

来ている方々のネームプレートは横文字ばかり、ワインに詳しそうな人ばかり・・・に見える

しかしもはや怖いものはない。ここまで来たら(どこまで?)「酒屋の嫁」だって行くのだ。



この日とてもおもしろい話を聞いた。「チリワイン事情」である。

フランスやイタリアワインと比べるとあまり目立たないかもしれないが、

チリワインはコストパフォーマンスの高いものが多い。以前ご紹介したコノスルもその一つである。

チリには400~500のワイナリーがあり、大変なワインブームで多くの人がワインを愉しんでいるそうだ。



そんな中「ブティックワイナリー」とか「ガレッジワイン」というのが秘かに注目を浴びている。

別名「創造家ワイン」、そう、ワインを好きな人が個人的に自分用のワインを自分のガレッジで造る。

利益よりも楽しさ、小さな生産者が造るワインがおもしろい(おもしろそう)なのだ。



そんな人達が集まって立ち上げた「MOVI-モヴィ-」というグループには、ワインが好きな彫刻家や

子供の頃からワインが造りたく、その為にはお金がいる。だから弁護士になって稼ぎワインを造っている

スイス人、イタリア・スローフード協会本部の理事、ワインメーカー兼オーナー、などなど様々な人が

集まっている。



そしてMOVIの試飲会は、商業的な試飲会というよりもそれぞれが友達に飲ませるために

開かれているようなものらしく、私としてはその光景を想像しただけで楽しくなってしまう。

(隙あらばそこに居合わせて飲んでみたい

そんな状態なので、もちろん市場にはなかなか出回らず(出回れず)造っても

半分以上は友達に売り、残りは引合いがあればワインショップに売るそうだ。



自分の好きなワインを自分で造る・・・幸せな人たちだ。

その幸せな人の一人ミゲル・ベソイアンさん。彼のガレッジはこんな感じ。



見づらいが、大きなタンクは牛乳を冷やすタンク、ビールのタンクなどをリサイクルしたものである。

ここでガレッジワインを造るのだ。そしてこの日、私は彼の初リリースのガレッジワインを

ちょっとだけ飲むことができた。本当に、本当に試飲会は素敵である

品種はカメルネール主体で、果実味よし、タンニンよし、バランスのとれた美味しいワインであった。



はあ~、お腹一杯、心一杯。満喫した1日だった

さあ、果たして私はお店に帰ってこの情報を店主に報告・説明し、ガレッジワインを皆さまに

お手頃価格でお届けすることが出来るのだろうか。

乞う(ちょっとだけ)ご期待







「ハイタツ」業務

2010年10月11日 14時49分24秒 | 嫁事情
夏が始まる頃からふと「ハイタツ」業務がしたい!と思うようになった。

重たい生ビールの樽や瓶ビールは筋トレしないと持てないので

ワインや焼酎、リキュールなど、私が持てる商品の納品に出向くようになった。

理由はただ一つ、「お客さまに会うため」である。

お店に来店されるお客さまは私がお店にいれば会えるが

飲食店関係のお客さまはそうはいかない。自分から行くしかないのだ

主に厚木~秦野の飲食店さんに納品していて、時にはお店の方と話が出来る。

些細なやりとりながらも、コミュニケーションをとるのは楽しい

そしてお客さまが求めている「何か」に少しでもこたえられたら

ハイタツ」業務をしている意味があると思う。



きっといつか生樽を片手で持ったり、瓶ビールを軽々持ったり・・・

そんな日が来て欲しいような、来なくてもいいような

そうなった時にはまさしく「酒屋の嫁」から「酒屋のおかみ」に大変身を遂げているにちがいない

その日は近い?・・・いや、遠い




大人数でキャンプへ行く

2010年09月22日 11時27分20秒 | 嫁事情
夏も終わりに近づき、秋の空気を感じる最高のこの季節にキャンプへ行った、

大人数で

別名「第二回玉キャン」、第一回(去年)の様子はこちら

総勢40名(と犬1匹)。

そこらの小学校の林間合宿に負けず劣らず、素晴らしいチームワークで料理が進む。

カレー、ピザ、焼肉、牛タン塩釜・・・などなど。

どれも当然ながら美味しく頂いた



一方、我らの可愛い怪獣・珍獣・猛獣たちは流しそうめんを堪能

▼キャンプ前日じいじと店主と怪獣兄、親子三代で竹割りに汗を流した
  
                     ▲頑張ったかいあって、結構長い流しそうめんである。



▲自分達で作った(実際は大人が汗だくで切った)竹のお椀で頂くそうめんは格別である。



▲お姉ちゃんは母より怪獣妹の調教がうまい



そして今回私がどうしても作りたかったのは「カレーパン」である。

夕食で作ったカレーをちょっと拝借し、ひき肉を足し煮込む。

で、パン生地で包みパン粉をつけ揚げる。

揚げたてのカレーパンなのだ



揚げたては非常においしい



そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

今年はギターの弾き語りもあり、たっぷり自然を満喫したのである。



来年に続く

80 -はちまる- 運動

2010年09月14日 10時10分02秒 | 嫁事情
80(はちまる)運動推進委員会を発足しました

・・・な~んて言うと大げさだが、ふと思うことがある。

日々私たちは、仕事・育児・家事・勉強・ボランティア・・・などなど

それぞれがそれぞれに1日活動し、日が暮れてホッと一息

そんなときにお酒が登場する。

それはかけがえのない時間であり、明日への活力になったりする。



でもそれは健康であればこそ、である。

昔から言う「健康第一」、まさにこれに尽きるのである。

だから「80(はちまる)運動」、

「80歳まで健康で毎日お酒が飲めるよう、心がけてお酒と付き合おう」ということだ。

主な活動・・・・・・・・は特にないが

あえて言うなら「日々の心がけ」である。

80運動」を合言葉に、お酒と付き合っていきたいものだ。



ちなみに80運動に参加してる方は以下の通り、

酔い人(発起人)、店主、あそこのマスター、あの方、この方・・・

少~しずつでも広まりますように。

参加者いつでも大募集



他愛もないお話でした

嫁、イタリアワインセミナー(小売業向け)に参加する

2010年09月09日 13時00分14秒 | 嫁事情
大雨の中、日欧商事さん主催のイタリアワイン講習会に参加した

通常は飲食店やソムリエさん向けに開かれるセミナーだが

いよいよ日欧商事さんも「家庭向け」にイタリアワインを広めたい

=(イコール)小売業界にレクチャーしなければ、ということで今年初めて開かれた



イタリアの20州全てがそれぞれのワインを造っている。

北から南まで、土着品種も含め2000種類以上あるらしい

だから幅広いワインが出来る、・・・必然的におもしろい。

90年代のあのワインブームの時は、濃くて重たいワインが求められたが

現代は飲み手もワインも共に成長し、価格に関係なく酸やミネラル感がある

土着品種のワインを求める人が多い、とのこと。



4講義あり、超初心者の私でも大変分かり易く有意義な時間だった。

その中で楽しかったシーンをちょっとご紹介


ソムリエ内藤和雄さんの「イタリアワインの個性と多様性」の講義で

12種類のワインのブラインドテイスティングした。

  

品種やテイスティングの表現が分からなくても、資料にちゃーんと全て書いてあり

それに基づき、どれがどのワインかを当てるのだ



もちろん私の結果は、皆さんの期待を絶対に裏切らない

ある意味、完璧に本領発揮、・・・12本中1本だけ当たった

何とも悲しいのは、分からなくて回答したのではない

これは当たってるはず、と自信満々で回答したのにこの結果だったという事だ

しかし私は電話帳1冊位ある分厚いワイン教本を全て覚えるつもりはないし(覚えられないし)

別にどれがどのワインだ、なんて当たらなくても全然いいのだ

(↑負け嫁(犬)の遠吠え)

私がしたいのは、ただそのワインがどういう味わいで

どんな「家(うち)ごはん」と合うのかをイメージし、伝えられれば十分なのだ。



・・・それにしても、毎日飲んでるのにどうして当たらないんだろう

(↑本当は残念で仕方がない)


さあ、気を取り直して、もう一つ。

ワイン&チーズコーティネーター冨永純子さんの「知らなかった!こんな食とのマッチング」

という講義。

まさに私が求める「イタリアワインとうちごはん」についてのお話である。

楽しいマッチングはこんな感じ

  
▲いかのにぎりにお塩とオリーブオイルと白ワイン  ▲餃子とロゼ   ▲焼き鳥(たれ)と赤ワイン

いかのにぎりと白ワイン、醤油でなく塩・オリーブオイルが大変美味しかった。

そしてロゼとラー油が意外に合うのだ


▲グラナ・パダーノというチーズ。パルミジャーノに似ているが、よりクリーミーで食べ易い。

オリーブオイルをつければ白ワインやロゼ。バルサミコをつければ赤ワイン。



冨永さん曰く、うちごはん向けのイタリアワインのポイントは2つ。

①フレッシュで飲み易いワインはうちごはんと合う

②赤ワインはやや冷やして飲もう

なるほどな~、確かに赤ワインを少し冷やすと味わいが引き締まり、

甘く果実味たっぷりのワインでもすんなりごはんと仲良しになる。



冨永さんと日欧商事さんとワイン王国で作った本が発売になる。

その名は「イタリアワインブック



今日の「うちごはん」に合うワインが色んな角度で簡単に分かる。

ワインに合ううちごはん、ではなく、うちごはんに合うワインなのだ。

ここが私的には大切なポイントなのだ。



・・・と、熱く語ったところで、

興奮さめやらぬまま、おしまいにしたいと思います