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宮川酒店 「酒屋の嫁」のひとりごと

神奈川県/湘南の端っこ(?)、中井町にある宮川酒店の嫁が「嫁目線」でお酒たちを紹介します。

ルイ・ジュリアン/ヴァン・ド・ターブル・ルージュ2011(1L)今年も入荷しました。

2011年04月13日 14時52分23秒 | 赤ワイン
 

おフランス/コート・デュ・ローヌのルイおじさんのワインが今年もやってきました。

去年初めてこのワインと出会ったときはこんな感じ→ここをクリック

そして白もロゼも、3兄弟がそろったときはこんな感じ→ここをクリック



地元の人がタンク片手に買いに来ていたルイおじさんのワイン。まさに「地ワイン」である。

瓶もリサイクル瓶だし、ラベルもちょっと曲がって貼ってあったりして、

美しいワイン達が並ぶ日本であるが、そんなエコな「地ワイン」を愉しむのも面白い。

現地に行かなくても地ワインが飲めるなんて、ある意味「ラッキー」なのかもしれない。



毎年この時期に本数限定でやってくるルイおじさんのワイン、是非お試しください

今年は赤ワインだけ入荷しました(数量限定)。


ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワセ/ラ・トゥール・ボワセ・ヌーヴォー2010

2010年11月29日 20時32分39秒 | 赤ワイン


ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワセ/ラ・トゥール・ボワセ・ヌーヴォー2010

●原産国: フランス・ラングドック地方
○造り手: ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワセ
●品 種: シラー50%、メルロー50%
○当店販売価格: 1050円(税込)

南仏のヌーヴォーである。毎年おフランスからやってくるボワセである

今年飲んでみて「あれ?このワインこんなに美味しかったっけ~?」と驚いた自分に驚いた。

(何だそりゃ

2010年はフランス国内で寒さが続き、各地でブドウの木の成長の遅れが見られたようだが、

このボワセに関しては畑での丹念なケアにより順調に成長したそうだ。

何と言っても果実味が豊かで酸とのバランスがとても良いのだ

この値段でこの味わい、船便でやってくるからお安くなるらしいが、大変満足な1本である。



そんなボワセの相棒はこちら・・・

 
▲ぶり大根                ▲砂肝の塩胡椒焼き(ちょっとお醤油かけちゃう)

和食とヌーヴォーは仲良しである。

和食の醤油ベースの甘辛いお料理とワインの果実味&酸が溶け合い十分楽しめる



思えば「ヌーヴォー」とはどういうワイン達なんだろう。

ヌーヴォーとは「新酒」と言う意味である。ボージョレー・ヌーヴォーとは「ボージョレー地区の新酒」ということだ。

採れたてのブドウで造ったヌーヴォーの醍醐味はやはり「フレッシュさ」である。

しかし時々「ヌーヴォーっぽくなくて美味しい」というフレーズを耳にするが

それって「やっぱりヌーヴォーって美味しくないわよね。」という意味なのだろうか

それとも「ヌーヴォーなのにヌーヴォーっぽくないしっかりした味わいでおもしろい。」という意味なのだろうか。

私は「これぞヌーヴォーの味わいだ」というワインを飲んだことがない気がして

一体「これぞヌーヴォー」ってどのワインのことを言うのだろう。



・・・支離滅裂?珍しく考え込んでしまった。店主が帰ったら聞いてみよう、

「これぞヌーヴォーってどのワイン?

大岡さんのヌーヴォーたち・2010

2010年11月19日 16時08分52秒 | 赤ワイン
昨日はヌーヴォー解禁日宮川酒店には10種類ほどのヌーヴォーが届いた。

おフランス、イタ~リア、我が国にっぽん、3カ国のワインたち。新酒を楽しもう

その中から、まずはやっぱり大岡さんのヌーヴォー。

▼ヴァン・ド・ターブル・ヌーヴォー・ルージュ と ブラン(同じエチケット)
  

▼まずは白。


思い返せば去年は特上ステーキと大岡さんの白ヌーヴォーで頂いた。

それはそれはステーキとワインが仲良しで、とても感動した。

今年も!・・・と言いたい所だが、あまり贅沢はできない

じゃ、これ▼
 
おでーん。(去年とだいぶ違うじゃーん

・・・まさに「うちごはんに合うヌーヴォー」のご紹介である。

青リンゴや洋ナシのような香り。優しい微発泡が食欲をそそり、口に含むと果実の甘さが広がる。

余韻は柑橘系の皮のような苦味。飲めば分かる「大岡さんワイン」の美味しさ、である。

おでんは(時間が無かったので←言い訳)市販の「おでん用和風とんこつだし」で煮込み完成。

いろんな食材から出るだしが美味しく、まろやかな味わいのおでんとワインの果実の甘さが何ともよく合う



続いて赤ワイン▼


スミレのような香り。気持ちよいフレッシュな果実味、と言ってもさらっとしてる訳ではなく、

しっかりした果実の味わいを感じる。酸とのバランスが絶妙で、ヌーヴォーとは思えないヌーヴォーだ。

相棒はこちら▼
 

ドライイチヂク。私はステーキ&赤ワイン、というよりもこういう方が好みである。

ドライフィグやプルーンなど、赤ワインと溶け合うような相棒が好きなのだ



今年も大変美味しい「大岡さんヌーヴォー」たちでした。

ごちそうさまでした

各2520円(税込)

「酒屋の嫁」が(機能を理解できぬまま)Twitter始めました

四恩醸造・窓辺(赤)

2010年11月06日 17時18分19秒 | 赤ワイン
我が国日本のワインを飲んでみた。

だいぶ前に店主が自分用に買った四恩醸造(山梨県)のワイン達の一つだ

こんなにきれいなエチケット。

 


が、しかし、残念ながら私にはこのワインの味わいがよく分からなかった

私の数少ない言葉で表現するなら「カッチカチに硬い」のだ。

グラスに入れて時間をかけて飲んだり、数日間かけて飲んだり、「開け~開け~」と呪文を唱えたりしたが、

かなり意思の強い(頑固者?)このワイン、味わいに変化なし。

これにはどんなお料理が合うのだろう、この渋味や苦味ってありなのか、

などなど戸惑っているうちに・・・・飲み終えてしまったのだ

でも飲み終えてるという事は「美味しかった」ということか?



きっとこういうワインを「大人の赤ワイン」と言うのだろう。

・・・あくまでも「私」の感想であるが。




ミモレットと一緒に・・・と思ったのだが合う訳もなく

冷蔵庫にあった干しぶどうとプルーンで頂いた。



まだまだワインの道は深そうである。

深入りせず心地よいところまででいいのかな、とさえ思わせるワインであった。



ごちそうさまでした

シャトー・ラフィット・ロートシルト1972

2010年10月14日 15時39分47秒 | 赤ワイン
日頃はもっぱらデイリーワインを愉しんでる私であるが、

この日は「今が飲み頃」というヴィンテージワインを開けることにした。

1972年、38歳のワインである。かなりいいお年頃なのである。

せっかくなので、ワインの相棒を次から次へと作る職人がいるけせらせらへ行き、

酔い人も呼び出し、見知らぬ隣に座るお客様も巻き込み、

とにかくみんなで「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を頂こう。なかなか素敵な夜である。

 

さあ、どんな香りでしょうか?

職人:  紅茶
歌人:  熟したバナナ
お客様: ドライトマト
酔い人: なめし皮
店主:  土っぽい、タバコのような香り
嫁:   いい香り(なんだそりゃ)

もちろん答えはない。嗜好品はその人のもの、その人が感じたことが「答え」なのだ。

でも職人の言う「紅茶」やお客様の言う「ドライトマト」は、なーるほどと感心してしまった。

綺麗なルビー色。優しい酸とタンニン、きめ細かい味わいだ。

余韻も心地よく、「上品」という言葉がとてもお似合いのワインである。



相棒たち&スイーツはこちら。

 
▲ホロホロ鳥を蒸してキノコと野菜、温泉玉子を添えトリュフオイルで仕上げたサラダ。絶品もいいとこである

 
▲大好きなさんまのパスタ(肝ソース)  ▲ブドウムースがはさんであるケーキ


お肉のパテやチーズ、どれも美味しくどれもワインと合い、すぐにお腹がいっぱいになってしまった。

ああ、いつまでもお腹が満腹にならず、ずっと食べ続けられれば(飲み続けられれば)いいのにな。

大変美味しく、愉しい時間でした

ごちそうさまでした、そしてありがとうございました










ヴァンサン・リカール/トゥーレーヌ・クロ・ドゥ・ヴォリオ・ルージュ

2010年07月21日 10時35分52秒 | 赤ワイン


ちょっとポッチャリめの彼↑

フランス・ロワールで自然派ワインを造っているヴァンサン・リカールさん。

5代目とのこと。



毎日暑い日が続く・・・すっきりビールで喉を潤したあとは

ちょっと冷やしてリカールさんの赤ワインを頂く。



ヴァンサン・リカール/トゥーレーヌ・クロ・ドゥ・ヴォリオ・ルージュ

●原産国: フランス・ロワール
○品 種: ガメイ100%
●価 格: 1480円(税込)

口当たりまろやかで、冷やすことで豊かな果実味がピシッと引き締まる。

優しい渋味が何とも心地よい。

うん、美味しい

夏は「スッキリ・爽やか白ワイン!」もいいけれど

「ちょっと冷やして赤ワイン」もアリである



どうぞお試しくださいませ

レ・ドメーヌ・ポール・マス/クロード・ヴァル・ルージュ

2010年07月14日 09時58分14秒 | 赤ワイン
最近わたしの「ホッと一息の時間」には、

だいたい「赤ワイン」と「おつまみ」と「録画したサッカー特集たち」の

三点セットがお決まりとなっている。

もうすっかり終わったWカップサッカーを今ごろ観て、

「ここまで一つのことに熱中できるなんてすごいな~」などと感心しながら

今さらながら盛り上がっているのだ

確実に他の人より時間の流れが遅い。これはいけない。



・・・私のスローとは裏腹に、

宮川酒店のワインは軽快なテンポで、次々と新しいワイン達がやってくる

先日、嬉しいデイリーワインを見つけた(店主が)。



レ・ドメーヌ・ポール・マス/クロード・ヴァル・ルージュ

●原産国: フランス
○造り手: レ・ドメーヌ・ポール・マス
●品 種: カリニャン・シラー・グルナッシュ・メルロー
○価 格: 890円(税込)

フルーティーな香りで、口当たりは軽やか。

口に含むとベリー系の豊かな果実味が心地よく広がる。

890円でこの味わい・・・嬉しくなる。



 

ミモレットが冷蔵庫にいらっしゃる、と勝手な思い込みをし

楽しみに開けてみると・・・無い

(誰が食べちゃったの、・・・自分か?)

代わりと言ってはなんだが「カリフォルニア プルーン

艶々していて、赤ワインと同系色、この組合せが合わない訳がない。

熟したプルーンの甘みと、ワインのほどよい果実味が何とも仲良く、

私の「ホッと一息の時間」をより一層豊かにしてくれる。


ごちそうさまでした

イーズィー・バイ・エニーラ

2010年04月12日 14時50分27秒 | 赤ワイン
地元の春祭りがあった。

桜が咲き、ポカポカ暖かく、日差しがいつになく強い。

まさにお祭り日和である。



怪獣兄、小学生になったと同時に

地元自治会の「子ども会」に入った

そしてずっとやりたかった「太鼓」をたたくことができたのである。

練習時間2日間(トータル2時間だけ)、

ほぼ「ぶっつけ本番

子供の人数が少ないので一年生からトラックに乗せてもらい

上級生に教わりながらたたいた。





一方、自分も小学生だと思っている(かのような)怪獣妹

本来なら乗れないトラックに

母同伴ならOKとのことで乗せてもらった

兄が数年待ち焦がれていたことを

下の子はあっけなく実現できるのである。

・・・「下の子」の特権だ。

↑トラックから気持ち良さそうに景色を見ている。



一方、お店はお祭り+通常配達もあり

地味ながら忙しい

それに伴い「母」、必然的に慌しい



親子共々ヘトヘトになった一日である

怪獣兄妹が撃沈後

やっぱりこのコンビに尽きる。

 

イーズィー・バイ・エニーラ

●原産国: ブルガリア
○造り手: ステファン・フォン・ナイペルグ
●品 種: メルロー100%
○価 格: 1838円(税込)

こちらのワイン、ブルガリアのワインである。

珍しい(嫁にとっては)。

果実味がとても強く、口当たりが柔らかい。

こんなに果実味が強いワインは初めてである。

心地よい渋味が後味を引き締めてくれる。

非常に飲みやすいワインだ。



相棒はブリとミモレット。

大好き

ブリのとろ~んとした濃厚な味わいがワインと合う

そしてミモレットの独特な苦味がまたまたよく合う

赤ワインとチーズ」、まさに完璧な組合せである。



ごちそうさまでした&お疲れさまでした

チェスコン/ラボッソ・デル・ヴェネト

2010年04月03日 18時47分33秒 | 赤ワイン
ある日、怪獣兄とお散歩中に

「つくし」発見

摘んで「つくし卵とじ」を作ろう!



何回も水に漬けてアク抜きをし、湯がく。

だし汁にお醤油・みりん・お酒を入れ

弱火で煮続ける。

煮汁が少し残ってる時に卵でとじる。

出来上がり

・・・なかなか美味しい。



ごはんにもよく合うが、

やっぱり欲しくなるのが・・・

どれにしよう、焼酎かな、日本酒かな



迷った挙句、

店主のアドバイスなしで嫁が選んだのは



チェスコン / ラボッソ・デル・ヴェネト

●原産国: イタリア・ヴェネト州
○品 種: ラボッソ
●造り手: チェスコン
○価 格: 998円(税込)


自然派ワインである。

ブドウの小枝がネックに巻かれていて可愛い。

イタリア独特のブドウ品種

ラボッソ100%で造られていて

果実味・やさしい酸・滑らかな渋味

のバランスが絶妙である



肝心な「つくし卵とじ」さんとの相性は

・・・悪くない。

ベストマッチ~とは言えないが

・・・悪くない。



しかし、どうしてもワインの味わいが

「つくし卵とじ」に勝ってしまい

つくしさんの味わいの良さがアピールできないのだ



やはり「和の煮物」のお料理と

「赤ワイン」が大の仲良しになるのは

少々(嫁的には)時間がかかる。



まだまだ嫁の冒険は続く

シャトー・プッシュ・オー/ビバート 3L

2010年03月19日 16時30分48秒 | 赤ワイン
遊び心たっぷり

お茶目でアートな赤ワイン。



シャトー・プッシュ・オー/ビバート 3L

●原産国: フランス・ラングドック
○品 種: メルロー50%・シラー50%
●造り手: シャトー・プッシュ・オー
○価 格: 6150円(税込)

お茶目である。見てるだけで楽しくなる

これが食卓にあったら・・・

幸せ過ぎる



国内外で活躍する画家さんとワイナリーのコラボのワイン。

ワイン名「BIB’ART(ビバード)」とは

「バック・イン・バリック」+「アート」の略である。

 

果実味・酸・渋味が「均一」、

とてもバランスがよく飲みやすい

そして真空パック状態なので3日目も4日目も変わらず美味しい。

1ヶ月半は美味しく頂けるそうだ。

生ビールサーバーならぬ、樽ワインサーバーである。



嫁目線で考えると

フルボトル4本分、1本1538円ということになる。

うん、いい

BBQやキャンプ、ホームパーティなどで

活躍すること間違いなし。

そして私の友人「酔い人」が喜ぶこと間違いなし