ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワセ/ラ・トゥール・ボワセ・ヌーヴォー2010
●原産国: フランス・ラングドック地方
○造り手: ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワセ
●品 種: シラー50%、メルロー50%
○当店販売価格: 1050円(税込)
南仏のヌーヴォーである。毎年おフランスからやってくるボワセである
今年飲んでみて「あれ?このワインこんなに美味しかったっけ~?」と驚いた自分に驚いた。
(何だそりゃ

)
2010年はフランス国内で寒さが続き、各地でブドウの木の成長の遅れが見られたようだが、
このボワセに関しては畑での丹念なケアにより順調に成長したそうだ。
何と言っても果実味が豊かで酸とのバランスがとても良いのだ
この値段でこの味わい、船便

でやってくるからお安くなるらしいが、大変満足な1本である。
そんなボワセの相棒はこちら・・・

▲ぶり大根 ▲砂肝の塩胡椒焼き(ちょっとお醤油かけちゃう)
和食とヌーヴォーは仲良しである。
和食の醤油ベースの甘辛いお料理とワインの果実味&酸が溶け合い十分楽しめる
思えば「

ヌーヴォー

」とはどういうワイン達なんだろう。
ヌーヴォーとは「新酒」と言う意味である。ボージョレー・ヌーヴォーとは「ボージョレー地区の新酒」ということだ。
採れたてのブドウで造ったヌーヴォーの醍醐味はやはり「フレッシュさ

」である。
しかし時々「ヌーヴォーっぽくなくて美味しい

」というフレーズを耳にするが
それって「やっぱりヌーヴォーって美味しくないわよね。」という意味なのだろうか
それとも「ヌーヴォーなのにヌーヴォーっぽくないしっかりした味わいでおもしろい。」という意味なのだろうか。
私は「これぞヌーヴォーの味わいだ

」というワインを飲んだことがない気がして
一体「これぞヌーヴォー

」ってどのワインのことを言うのだろう。
・・・支離滅裂?珍しく考え込んでしまった。店主が帰ったら聞いてみよう、
「これぞヌーヴォーってどのワイン?

」