宮川酒店 「酒屋の嫁」のひとりごと

神奈川県/湘南の端っこ(?)、中井町にある宮川酒店の嫁が「嫁目線」でお酒たちを紹介します。

ルイ・ジュリアン/ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス三兄弟

2010年03月30日 15時54分59秒 | ロゼワイン
前回入荷したルイおじさんが造る赤ワイン

数量限定だったこともあり

あっという間に完売してしまった。

ありがとうございます



真のエコロジスト、ルイ・ジュリアン

母国フランスで映画に出演なんかしちゃったりして

あっという間に有名人

今までルイさんの造るワインは

地元の村人により消費されていて

まさに「地酒(地ワイン)」だったのに、

有名人になってから(かどうかは分からないが)、

遠い地方からも車に乗って買いにくる人が増えた。

で、日本輸出分も売っちゃった

・・・かどうか、これもよく分からないが

とにかく、日本への出荷数量が少なくなってしまった



それは困った

店主、インポーターさんにお願いして

どうにかこうにか入荷させてもらった。

・・・だって、前回とっても好評だったから、

また皆さまにお届けしたいのだ



今回は「ブラン」「ロゼ」「ルージュ」の三兄弟がやってきた。

各1680円(税込)



長男・ルージュ

さすが長男、前回同様しっかり仕事をする男だ。

果実味あり、渋味が柔らかく何と言っても飲みやすい。



次男・ブラン

すっきり・さっぱりである。

軽めの辛口で、しっかりした味のお魚料理に合う予感。

ちなみに我が家では

「アサリのワイン蒸し」と頂いた。

サッパリワインにガーリックオイルがしっかりきいた

アサリの味わいがとてもよく合った。

満足



三男・ロゼ

可愛いクランベリージュースのような色。

さくらんぼやアセロラを思わせる果実味で

ミネラル感&酸がしっかりしている。

ロゼには中華なんかが合うのでは・・・と店主。

確かに以前、ジャージャー麺と合わせてみて

それはそれは美味しかった



今日も三兄弟は

それぞれの個性を活かしながら

精一杯のパフォーマンスを

皆さまにお届けしている、

・・・にちがいない



怪獣妹・復活!

2010年03月25日 10時44分20秒 | 長男とんきち・長女ちんぺい・次女かんこ
怪獣妹、骨ぽっきんから1ヶ月が経ち

ギブスが半分になり取り外し可能になった

そしてギブスなしで過ごす時間を作ってもよいとのこと。

素晴らしい回復力である。



それで早速、保育園に相談した。

怪獣妹と母の今一番の願いごと。


・・・「保育園に行ってもいいでしょうか


園から「まずは午前だけ」とのこと、

午前だけでもありがたい。

怪獣妹は保育園が大好きである

母は怪獣妹が保育園に行って楽しんでくれる事が大好きである



そんなこんなで、どうにか怪獣妹・復活

この1ヶ月、色々面倒をみてくれたジイジやバアバ、

気にかけてくれたお友達、

本当にありがとうございました



ギブス全てが外れる「完全復活」まであと少し。

骨は折るものじゃない、とあらためて痛感した母であった


リストランテ・ラ・ロッカ(イタリアン)二宮町

2010年03月24日 11時38分37秒 | 飲食店さん
店主、生誕37年

お誕生日ということで

怪獣兄妹と「お利口でいること」と堅く約束し

二宮の「リストランテ・ラ・ロッカ」へ行った。



この日、18:40頃から2分間だけ

西南西の空に野口宇宙飛行士がいる  

国際宇宙ステーション(スペースシャトル)が見えるとのことで

お店に着くまで家族4人全員、顔を夜空に向け歩き続けた

その光景はまさに「変」だったにちがいない。

結局、それらしき光が見えたのは店主と怪獣兄。

何が何だか分からず2分間が過ぎ、首だけが痛くなった嫁

いつものパターンである。



さて、気を取り直してをディナーを楽しもう

素敵なご夫婦がやってられるこちらのお店、

奥様はソムリエールである。

どのお料理も「絵」のように美しい。



ドメーヌ・シュヴロの「サクラ ロゼ」と一緒に頂いたお料理はこちら

  

前菜(食べかけ途中の写真ですみません)には、

生ハムで菜の花の花束が添えられ

カルパッチョにも(菜の花)がアレンジされている。

子羊のグリルの下には茄子グラタンが隠れていて

こちらも大変美味しかった。

まさに「視覚と味覚」で堪能できるお料理たちであった。



もっとゆっくりワインを愉しみたっかたが

怪獣兄妹との「お利口のお約束」には制限時間があったようで、

最初は忠実に守っていた二人も徐々に怪獣と化し(特に怪獣妹

・・・「また来ます、子供をおいて

と奥様に伝えお店をあとにした。



いつか怪獣兄妹とワインが飲める日が来るだろう。

その時には彼らの怪獣っぷりを話そうと思っている














ドメーヌ・シュブロ/ブルゴーニュ・ロゼ・キュベ・サクラ

2010年03月22日 14時21分21秒 | ロゼワイン
春になると

遠い国、おフランス・ブルゴーニュからやってくる

ドメーヌ・シュブロの「サクラ ロゼ

この時期だけの限定ワイン。




ドメーヌ・シュブロ」という造り手。

奥様は日本人、かおりさん

客室乗務員をしていたかおりさん、

ワインが好きでフランスに留学。

そこでシュブロさんと出会い今に至っている。

醸造家の嫁か~・・・そういう人生も素敵ね



そんなかおりさんが

「サクラの花が咲く季節にサクラ色のロゼを飲むことが出来たら・・・」

という何気ない一言から「サクラ ロゼ」が造られたそう。

本当に素敵ね・・・。

きっとここの嫁(わたし)なら

「いかワタが食べたくなる季節に

いかワタの味をより一層引き出してくれる日本酒を飲むことが出来たら・・・」

みたいな、感じかな。



・・・違うな



本題に戻ろう。




このワイン専用に植えられたピノ・ノワールで造られており

果実香を大切にしたいため、樽熟は3ヶ月に短縮している。



光り輝くサクラ色、

イチゴやチェリーの香りである。

飲み口は優しく、爽やかな心地よい辛口。

2625円(税込)


もうすぐ桜が開花する

日本の四季をこよなく愛する嫁としては

是非とも可憐な桜の木の下で

友人達とこのロゼを愉しみたいものである



シャトー・プッシュ・オー/ビバート 3L

2010年03月19日 16時30分48秒 | 赤ワイン
遊び心たっぷり

お茶目でアートな赤ワイン。



シャトー・プッシュ・オー/ビバート 3L

●原産国: フランス・ラングドック
○品 種: メルロー50%・シラー50%
●造り手: シャトー・プッシュ・オー
○価 格: 6150円(税込)

お茶目である。見てるだけで楽しくなる

これが食卓にあったら・・・

幸せ過ぎる



国内外で活躍する画家さんとワイナリーのコラボのワイン。

ワイン名「BIB’ART(ビバード)」とは

「バック・イン・バリック」+「アート」の略である。

 

果実味・酸・渋味が「均一」、

とてもバランスがよく飲みやすい

そして真空パック状態なので3日目も4日目も変わらず美味しい。

1ヶ月半は美味しく頂けるそうだ。

生ビールサーバーならぬ、樽ワインサーバーである。



嫁目線で考えると

フルボトル4本分、1本1538円ということになる。

うん、いい

BBQやキャンプ、ホームパーティなどで

活躍すること間違いなし。

そして私の友人「酔い人」が喜ぶこと間違いなし

フランチェスコ・ブレッザ/ヴィーノ・ダ・ターヴォラ・ブレッザ・ビアンコ

2010年03月15日 15時36分54秒 | 白ワイン
店主が最近

楽しそうに嬉しそうに

「いいもの見~つけた」という感じに

次々とワインを見つけてくる。

マイペースな店主は

本をどっさり買う時期

全く何もしない(?)時期

日曜大工をやりまくる時期

と何事にもスロースターター、そして一気()集中型である。

きっと今はワインを発掘しまくる時期なのだろう



そんな中のこの1本。自然派ワインである。



フランチェスコ・ブレッザ/ヴィーノ・ダ・ターヴォラ・ブレッザ・ビアンコ

●原産国: イタリア・ピエモンテ
○造り手: フランチェスコ・ブレッザ
●品 種: ヴェルメンティーノ100%
○価 格: 2260円(税込)


 嫁の豆知識 

「ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」とはイタリア語、

フランス語では「ヴァン・ド・ターブル」という。

意味は「テーブルワイン」。

フランスやイタリアではワインに格付けをする。

4等級になっていて「ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」は

最下級である、が、だからと言って「ダメなワイン」という訳ではない。

十分、高品質なワインである。

ワインを選ぶのは何かと大変なイメージがあるが

ちょっとこれを頭に入れておくと選び易いかもしれない。



さて、こちらのワイン。

辛口スッキリタイプだがしっかりした酸を持っていて、

どんなお料理とも仲良くなれそうである



近頃嫁のお気に入りなのは「ワインとパン」の素敵なコンビ。

発酵して一人前(?)になっているもの同士、

うちに秘める何かが共通するものがあるのだろうか

相性は抜群のようだ

先日FOODEX JAPANへ行った際に探したりしたが、

意外と身近なところで「冷凍パン」を見つけた。

 

デンマーク産、ハッティング社のミニテーブルパン。

北欧の家庭で最も親しまれてるそうだ。

半焼成冷凍パンを食べたい分だけオーブンかトースターで焼く。

皮はパリパリ、中はモチモチ。

冷凍パン、あなどれない

パンを噛みしめ広がる香ばしさ、

そしてワインのイーストを思わせる風味が絡み合い

・・・美味しい



・・・うん、美味しい

自然派ワインとイタリア料理 ワインバー けせらせら(平塚)

2010年03月13日 19時01分29秒 | 飲食店さん
たくさんのワインとその相棒たち(お料理)、

賛美歌を歌う女神様のような女性

そして「謎の男(マスター)」がいるワインバーがある。

平塚西口徒歩3分

けせらせら」という。



以前もアップしたが

ここへ行くと、たくさんのワインやその相棒達を堪能できる。

不思議なことに、毎回気付くと

最終電車ギリギリの時間になっているのだ。

・・・なんでだろう。



メニューはマスターの手書き

旬の食材が満載、そしてかなりリーズナブル。



今回頂いたお料理はこちら
 
↑温野菜アンチョビソース    ↑新玉ねぎグラタン

 
↑砂肝の赤ワイン漬けフリット   ↑豚ロース肉のグリル

 
↑ゴッドハンド         ↑トレッビアーノ&自家製ピクルス


そしていつも(飲んでばかりで)たどり着けないデザート

マスカルポーネのアイス・メープルシロップがけ
 

もちろん手作り。絶品である



よくマスターひとり(ぼっち?)でここまで作るな~と、

深夜2時までの営業で、一体いつ寝てるんだろうな~と、

・・・やはり「謎の男(マスター)」である。



ちなみにマスターのブログでは

度々変わるグラスワインについて紹介している。

「裏ブログ?」があるかどうかは

実際お店に言ってマスターに聞いて欲しい。

ふふふ・・・面白い。



ごちそうさまでした










怪獣妹の様子

2010年03月12日 11時31分53秒 | 長男とんきち・長女ちんぺい・次女かんこ
あれから2週間

2度の右ひじ骨折により、すっかり左利きになった怪獣妹

「何でも自分でやりたいお年頃」の3歳、

左手一つで全てやろうと試みる。

が、出来ないものも多々ある(当然

すると「出来ない」→「悔しい」→「イライラ不機嫌」となり

「3歳児の不機嫌」は「わからんちんになる」に直結する。

そう、今の彼女はとにかくワガママなのである。

周囲(家族)のお誘いには一切応じず

ひたすら母にくっつき

24時間、マンツーマンである



怪獣妹とたっぷり向き合おうと心に決めた母、

お仕事全然出来な~い・・・なんてなんのその

(ごめんね、店主

ひたすら怪獣妹と共に時間を過ごしている



そんな怪獣妹、現在すきなものは以下の通り。

 特捜戦隊デカレンジャー
 爆竜戦隊アバレンジャー
 本&図書館へ行く

戦隊シリーズではどれも「レッド」がタイプのようだ。

3歳の怪獣妹が「デカレッド」や「アバレッド」に

恋心を抱いているかどうかは分からない。

夢中でDVDに見入る怪獣妹を見て

「あなたのパワーならどの戦隊シリーズでも活躍できるわよ

と母、常に思っている(叫んでいる)



一方、本が好きである

お気に入りの二宮図書館

とても綺麗で設備もしっかり整っている。

特に子供エリアは素晴らしく

読み聞かせできる部屋もある

母も気持ちよく心地よく過ごすことができる。

子育て真っ最中の母向けに、本がゆっくり読めるよう

託児サービスもあるようだ(二宮町在住者のみ)



そんなこんなで、度々図書館へ行っては

本や紙芝居を借りている。

そしてお店の入り口にある怪獣兄妹専用(?)の机に

木樽を椅子にし、読書に励んでいるのである。

 

ギブスが外れるまであと2週間。

親子共々、その日を待ち焦がれているのである。

・・・長い



本坊酒造/星舎無添加 黒糖梅酒

2010年03月09日 15時33分54秒 | 梅酒
大人の梅酒・・・でございます。



本坊酒造/星舎無添加 黒糖梅酒

ゴールド(のラベル)に包まれたその装いは

何とも豪華である。



より自然な梅の香りと爽やかな酸味を出すため

漬け込む梅の実を多くし

ブランデーをアクセントとして加えている。

奄美特産の黒糖と蜂蜜に漬け込み

1年以上ゆっくり熟成させた



黒糖の香ばしい風味と芳醇な酸味が調和した

南国育ちの優雅な梅酒



720ml 1290円(税込)



寝酒・・・もとい、

お休み前のひと時にどうぞ





嫁、"FOODEX JAPAN 2010"(幕張メッセ)へ行く

2010年03月06日 12時07分59秒 | 嫁事情
怪獣出産後、なかなか行くことが出来なかった

"FOODEX JAPAN 2010"(国際食品・飲料展)に

数年ぶり、やっと行くことが出来た

世界65ヶ国・地域から約2400社が

選りすぐりの製品を紹介する。

食品、菓子、飲料、アルコール、雑貨、輸入食材・・・

などなど果てしない数のブースが立ち並ぶ。



店主の目的とは裏腹に

嫁の目的は「冷凍パン」に出会うこと。



近頃、白ワインとパンの組合せが好きである。

同じ「発酵」を経験して一人前になってる者同士

とても相性がよい

もちろん「パンは焼きたて」がいいけれど

この慌しい日々の中(?)

なかなか「焼きたてパン」にはありつけない。

ならば美味しい「冷凍パン」を見つけて

食べたい時にオーブンで焼き、

「焼きたてパン」を堪能しようじゃないか。

・・・という思いから

「冷凍パン探し」が始まったのだ。



そして2400社の中から

2つだけ見~つけた。

どちらもフランスの会社である。

いくつかのハードパン系をサンプルで頂いた。

噛むほどに広がるライ麦の芳ばしさ

「冷凍」を侮ってはいけないな・・・



これから「冷凍パン探し」の旅に出ようと

こっそり心に決めた嫁であった

つづく