負の出来事が起こると時間経過が途端に鈍くなる。ちょうど一ケ月前の第一週がまさにそうで、普段の週の二倍三倍の長さに感じる週を過ごした。次の週は打って変わってとても短く感じられた。それは前週の諸々が解決し更にオーディションなどもあって、忙しなく過ごしたからだった。正の出来事のときは、実に時の経過が早い。あっという間にもう週末が来たなんてことはザラ。次の週も別のオーディションがあった。結果が早々に出た。悲喜こもごも。一つは落ち一つは受かった。先週はその撮影があってその週も実に早かった。
全般的に最近は、一週間の経過が早い。これって良いのか悪いのか、この歳頃になると、ある意味複雑だ。しかしながらこれを良しとしよう。
二日前の金曜日、渋谷に行った。いとこがNHKなどの映像関係の制作会社を経営しているという。何かうちとジョイントでも出来るものがないか、という意味も含んでの会社訪問だった。その帰り、きっとこの辺りでたむろしているだろう、あの恍惚の人に電話してみた。すると、もうmaruyamannの店は廃業したという。あの店の入れ歯すすぎジュースがもう飲めないと思うと実にショックこのうえない。
長い間、ごくろうさまでした。