1966年(昭和41年)のビートルズの初来日のときは、僕は学生。抽選だったにせよ、元々お金がなかったから行けなかった。
その後、ロックバンドのレッド・ツェッペリンが世界を席巻した。彼らの来日は1971年9月。だがその二か月前の7月17日、あるハードロックバンドが来日した。その名はグランド・ファンク・レイルロード。彼らは、どこか野暮ったくてベタ。
現在は屋根付きドームだが、当時は屋外の後楽園球場。日本初のハードロックバンドの来日という前宣伝よろしく、超満員と化していた。
こういった大きな会場でライブを見るのは初めて。球場に入る寸前から、気持ちは高ぶっていた。しばらくして、彼らが特設ステージに現れた。生で見そして聴く、このハードロックに熱狂し酔いしれた。さらにこのとき、自然界の粋な演出があった。突然、ヒョウの混じる大豪雨がここを襲ったのである。それでも演奏を続ける彼らに、興奮は頂点に。その彼らのエネルギーが僕に乗り移らないわけがない。やがて彼らの音楽の虜になる。
カラダ全体がシビれ誰彼かまわず笑顔を振りまいたのを今でもよく覚えている。
ふと思った。この時アルファードのメンバーが傍にいたのかいなかったのか、影が薄くどうも思い出せないのである。
懐かしいころを思い出して書いてみた。
え~、このころを知ってる? ということは、僕の年齢は? 計算すれば判るさ。5歳の時に観に行ったと仮定すれば、そう今38歳だよ^^ ま、こんなこと取り上げても何も面白くもない^^