
かっては、三人家族だった いまは、みんなバラバラになった
どうして、こうなっちゃったんだろ
離れていても、心はつながってたって、わたしだけの思い込みだったのだろうか
わたしはさびしい わたしは一人ぼっち



わたしがあの子の声を、もうずうっと聞いてない。心配だ。悪い方にばかり考えが向いてしまう。
そう独りで騒いでるのは、わたしが寂しいだけ
向こうは、案外 自分のことで精いっぱいで、わたしを含め他のことに心をむけるゆとりはないんじゃないだろうか

それならそれで、良い方向に向かってること あの子のために、エールを送るべきなのかもしれない。
ちっとも進歩してないのは、わたしの方 いや、あの子はわたしを憎んでいる。分るのよ、わたしも未だに親を許せないから。

自分が遣ってきたことが、今そっくり、わたしに撥ね返ってきてる

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