プチとぺチです
僕たちのばぁちゃん 久しぶりに学生時代を思い出し 回想に浸っています
文学少女だったばぁちゃん 式子内親王に出会って メロメロになりました。その気持ちが高じて 小説を書き始めました
さる出版社に 厚かましくも批評をお願いしたこともありました。勿論 通り一辺倒の耳に心地よいおほめの言葉が ちょろちょろ ありましたっけ
それから 幾星霜 書き手の頭に霜がおり 出版してもらったのは全然 べつものになっていました。加齢とともに 探求心も目指すものが違ってきたのです
いま、式子内親王のレポートなんか読んでいるうちに 彼女に会いたくなりました。
偲ぶ恋の和歌に引き寄せられ
夢中で資料を漁った若き頃
いまは 下記の作品が好きになりました
山ふかみ春ともしらぬ松の戸に
たえだえかかる雪のたま水
もっと昔 田山花袋の蒲団に禁断の魅力に酔い痴れていたときから、一転していやらしさだけが膨らんで来て往生したのと おなじ心理の変化を辿ったような
懐かしくて ついブログにしてしまいました。