なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

読んでほしい その2

2012-06-25 20:29:37 | おすすめ本・教材
私はリトミックは「音楽で子育て支援」を念頭において、活動しています。

「音楽で子育て支援」

リトミックで楽しく親子でふれあい、音楽体験を積む。
お友だち作りに役立ててもらい、ママたちの息抜きの場になればいいな。
地域の子育てママのお役に立てればな。

と、自分なりにいろいろと工夫して取り組んでいたのですが…。

それは独りよがりで、少々思い上がった考えであった、と思い知らされることがあり、

また

自分の子育ての経験や知識だけでは、とても子育てまっさい中のママの支援ができない場面も多々あり、

結構、悶々としています。


そんな中、乳幼児の発達の道すじ、子育て支援の在り方を、わかりやすく、的確に書いてある本と出会いました。

丸山美和子:著 保育者が基礎から学ぶ乳児の発達  かもがわ出版

「6か月ごろまで」「6~9か月ごろ」「10か月~1才2、3か月ごろ」「1歳半前後」の発達の特徴と関わり方を、
専門的だけど理解しやすい文章で書かれているのがありがたいです。

とても良い本だったので、即、同じ著者の本を何冊か購入しました。
「子どもの発達と子育て・子育て支援」 かもがわ出版
「リズム運動と子どもの発達」 かもがわ出版

ママたちに読んでほしいのはこちら

「育つ力と育てる力」 大月書店
0~5歳児の「発達の特徴」「その時期に子育てで大切にしたいこと」のポイントが年齢別に書かれています。

特に5歳児の「利き手」と「利き目」の話は、「ほぉぉ」と大納得

情報過多の今、こういった「大事なことを、ぶれずに書いてある」本が手元にあると、
良いかと思います。

ご一読をおすすめします。




傘をさして、おさんぽ

2012-06-25 17:22:11 | 明石どれみリズム
本日はどれみリズムのレッスン日でした。

今日のクラフトは、 「傘」

出来上がった傘を持って、てくてくおさんぽ。

雨が降ってきたら、傘をさそうね。

あ、お母さんがぬれちゃうよ。
いっしょに、傘に入ろうね。

小っちゃい傘だけど、お母さんと一緒に入ったら、楽しいね。

歩く音楽はいつもより、ひっそりとした感じ。
雨も大雨ではなく、小雨。

ひそやかなリトミックでしたが、

と、それはそれは、ほっこりする親子の姿でした。

音楽の楽しい思い出、というものは、
「音」「曲」そのものばかりではなく、
それに付随する「温かさ」「匂い」「皮膚感覚」「風景」…などなどが重要だと思うのです。

染み入るような、良いレッスンだったかと思います。


7月11日 垂水でベビーダンス

2012-06-25 07:35:10 | ご案内
7月11日(水)にベビーダンス講師の富永先生をお招きして、イベントを開催します。

富永先生は阪神間のカルチャーや産院でベビーダンスのクラスを開講しておられます。
今回、ご厚意で垂水まで来てくださいます。
垂水の駅近辺でのベビーダンスクラスはなかなか無いようなので、
この機会にぜひ、ベビーダンスを体験してくださいね。

今回のイベントは日本ベビーダンス協会のHPでもご紹介いただきました。
こちら

【垂水 ベビーダンス&プチリトミック】
プチリトミックとベビーダンスのコラボメニューです。
お首のすわった3か月頃の赤ちゃんからご参加いただけます。
ご兄弟連れもokです。

会場 西垂水会館 ホール
日時 7月11日(水) 10時30分~11時30分
会費 一組1000円
講師 Hug Peace 富永恵末先生
持ち物 抱っこひもかスリング お子様の体温計 お母様とお子様の飲み物
    動きやすい服装で参加ください
詳細はこちら

みなさまの参加をお待ちしています。

参加お申込み、お問い合わせは こちら からお願いします

読んでほしい その1

2012-06-25 00:41:32 | おすすめ本・教材
私は身内に教員が多いせいか、「教える」ということに興味が強いようです。

教育関連の書籍を読むことが多いのすが、ぜひおすすめの本があります。
人に何かを教えることを生業としている方にぜひ読んでいただきたいのです。
「教える」ことの重みを知る手掛かりになるはずです。

有田和正:著 サンマーク出版「教え上手」

これは、読んでうなりました。

小学校教員をされていた方の著書なので、
「誘導し、ふくらませる技術」「考えさせ、追及させる技術」などを実際例で紹介しています。

が、
これを「ノウハウ本」と思ったら大間違い!

「あなたは本当に人を教えるだけの力量があるのですか?人間性を持っているのですか?」
と、鋭い問いを突きつけられているのです。


もう1冊。
森貞子:著 相川書房 「音楽する?」~モンテッソーリ教育に学ぶ


モンテッソーリ教育を導入している幼稚園で音楽教師をされていた著者の講義録です。

「動的発散型の楽しさ」「静的納得型の楽しさ」の両方が必要、
「わかる」と「超える」、
というくだりが特に興味深く読めます。

そして
「手っ取り早いレシピが欲しい気持ちはわからなくはないが、それでは『わかった』の瞬間を自分に呼びこめない」
という一文は、なかなか耳に痛いです