ケイシロウとトークアバウト

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そこに店あり

2024-08-01 21:52:00 | 日記




今回は、
モーさんが、
転職先1日目に体験した、
非常に不愉快😤な出来事。
そして、
この記事を通して、
トンでもない店舗の恐ろしくも悲しい実態を浮き彫りに出来たらと思う。

モーさんは、
オヤジと初老の中間に位置する立場にあっても、
中小企業やったけど、
職を得た🉐
しかし、
こんな自分を選んでくれた会社に嫌な思いはさせたくない。
元来、
正直者ひと筋に生きてきたモーさんの、
当然の考えやった。
やから、
他の社員みたいに、
休憩時間が来ても、
すぐに休むことなく、
ある程度片付けるまで、
仕事を続けた。
この正直さがウツを呼ぶことになろうとは、
おそらく、
モーさんには考えも及ばなかったに違いない。

そして、
遅れて、
昼食となったモーさんに、
無情にも、
飲食店はごった返し、
コンビニは長蛇の列。

そんなモーさんの目に、
『ツミヤ(Tsumiya)』と書かれた飲食店の看板が目に入った。
モーさんが中に入ると、
20代前半の従業員が20名ほどいるが、
客はモーさん以外にいなかった。
モーさんはこの幸運に喜び、
後で凶運やったことで呪った。

店主の20歳くらいの童顔青年は挨拶ひとつせずに、
モーさんに、
メンチ切った!
モーさんは感じ悪さを覚えたが、
我慢して、
「食べ物ナニがありますか?」と尋ねた。
店員のひとりが店主に、
「おい!ツミヤ!こいつ日本語しゃべってるぜ。カンボジアの奴らは頭がいいな」と言ったので、
モーさんは、
自分が日本人であることを、
店員達や店主のツミヤに説明した。

ツミヤはモーさんに、
「テメーが日本人でも宇宙人でも構わねえんだけど、食い物、皿うどんしかないぜ。従業員がランチサービスを全部ただ喰いしたから」と言うと、
モーさんは、
「急いでますから皿うどんでいいです」と答えた。
ツミヤはフテ顔で、
「俺が初めて厨房に入ったのは中坊のときからなんだ。料理上手なんだぜ」と言いながら、
厨房に入った。

そして、
すぐに、
モーさんのところに戻り、
「皿うどん出来たぜ」と言って、
以下の物を持ってきた。
⬇️




モーさんは激激激にキレて🤬🤬🤬
「ふざけんな❗️皿にただうどんの生麺入れただけやないか❗️」と怒鳴った!
ツミヤは、
「ふざけんなとはふざけんな❗️皿うどんってお前が言うから皿うどん出したんじゃねえか❗️」と怒鳴り返した!
モーさんは、
「いるか!そんなもん!」と言って立ち上がると、
ツミヤは、
「お客さん。食べるも食べねえも、代金921円いただきます」と言った。
モーさんは呆れて、
「921円😳ナンでそこまで細かく料金設定してるんだ⁉️」と尋ねると、
ツミヤは、
「テメーの知ったことじゃねえんだよ、この白鳥のおまるが😛❗️」と小馬鹿にした。
モーさんは超ギレして🤬💯
「白鳥のおまる🤬⁉️許せん❗️ゼニは絶対に払わねーぞ❗️」と怒鳴った!

ツミヤと従業員達は驚いて、
「ナンや⁉️お前は⁉️痛い目にあわせてやる❗️」と叫び、
仕切りで遮られている奥部屋に、
「おい❗️ジャスティン!!来いよ!!」と呼びかけた!
すると、
奥部屋から、
点滴射ってる80代のジジイが目を閉じたまま、
全身痙攣おこしながら、
杖ついて、
よろつきながら歩いてきた。
ツミヤと従業員達は、
「ジャスティン❗️ジャスティン❗️イテまえ!!」と叫びまくった!

ジャスティンは生汗出して苦しそうにモーさんのそばに来て、
ひと息吐くと、
いきなり杖で、
モーさんのスネをぶっ叩いた!
モーさんはあまりの激痛に、
プー(poop💩)を漏らしたという。

ところが、
すぐにジャスティンは膝を着いて、
白眼剥いて、
苦しみ出した!
ツミヤと従業員達は慌てふためき、
「高血圧や❗️」と叫んで、
「ジャスティン❗️ジャスティン❗️」と叫びまくった!
モーさんは痛む脚を押さえながら、
スマホ📱で救急外来に電話してあげた。

救急車に乗せられたジャスティンに、
ツミヤ以外のすべての従業員が、
走り去る救急車🚑の背後からダッシュ💨で追いかけた。

ツミヤはモーさんに深々と頭を下げて、
「この度はジャスティンを助けてくださりありがとうございました😭」と涙を浮かべ、
「🎤ベイビー!ベイビー!ベイビー、オーア」と、
ジャスティン・ビーバーの『ベイビー』のさびの部分を泣きながら唄い出した。
モーさんも感動して🥹
味気なさすぎる皿うどんを食った。
ツミヤは、
「お礼に皿うどんの代金は921円を129円にまけさせていただきます」と告げた。
モーさんは金を払いながら、
心に、
「ホンマにこの中途半端な料金設定はナンや😬⁉️」と訝った。

モーさんがびっこひきながら会社に戻ると、
係長が、
「あんた、ツミヤの店に行ったろ⁉️」と尋ねたので、
モーさんは頷いた。
係長は二人の若い営業社員を呼んで、
状況を説明した。
ひとりの営業社員がモーさんに、
「ツミヤもあんな店経営してるからみんな詰み屋だと馬鹿にしてます」と言い、
名前を風見と名乗った(2020年12月7日記事『チャイナダウン😵』参照)。
もうひとりの営業社員も、
「ツミヤは本当に罪や!」と呆れて、
ニックネームがピーマンと呼ばれていることを告げ(2019年10月22日記事『ピーマン』参照)、
元々の緑髪を、
ブリーチの助けで黒く染めたことをモーさんに話した。



アブラゼミが鳴くタワマン

2024-08-01 01:55:00 | 日記




とある自然と都会を調和させた、
タワマンに、
ヒデミという40代女性が引っ越してきた。
株取引で財を成した夫と、
ミキオという名の男子小学生の3人暮らしやった。
階層はタワマンの真ん中やったから、
タワマンカーストでは、
平凡な一般人という地位を得ることになる。
けど、
友達が欲しい。

それで、
タワマンのママ友連中の輪の中に無理矢理入った。
特別に拒絶されることはなかったが、
お高くとまるママ友グループやった。
ひとりの奥さんが、
「宅の子は理科が大好きですの」と威張った。
するとその奥さんの男子小学生が顔色変えて駆けてきて、
「母さん、よしとくれよ!クラスのリカちゃんが好きだって言いまくるの!」と文句つけて、
立ち去った。
別の奥さんが、
「ホホホホホ。科目の理科じゃなく好きなクラスの女の子のことにござりまするね」と冷かした。
今度はメタボの奥さんが、
「あたしの子はやっとで古文ができましたのよ」と言った。
するとその奥さんの男子小学生がやって来て、
「母さんただいま」と言った。
奥さんは、
「おかえり」と言うと、
息子の男子生徒は後ろを振り返り、
「何グズグズしてるんだ!」と大声出した。
すると下級生の男子小学生がたくさん荷物抱えて、
「すみません」と詫びて、
息子の後ろに歩いて来た。
二人はそのまま歩き去った。
別の奥さんがメタボの奥さんに、
「あなたのお子様は古文が出来たんじゃなくて子分が出来たんでござりましょうが」と言って軽く笑った。

この一連のやり取りを見ていたヒデミは、
「人の特性はその人以外が口にするものではありませんわ。良いこと悪いことの基準は毎日の生活していく上での満足度にありますから」と言い返した。
すると、
メタボの奥さんがヒデミに、
「あなたは非血流(ひけつりゅう)ですのでナンとでも言いござりますことね」と不機嫌に言った。
別の奥さんも、
「田上明子様とヨウスケ様とは無関係の非血流(ひけつりゅう)にてござりまするね」と冷かした。
(2020年7月23日記事『アブラゼミが鳴く頃に😱』参照)
ヒデミは、
ママ友連中がナニを言ってるのかさっぱりわからなかった。
ママ友グループは、
「皆さま、田部村(でんぶむら)から田上明子様がそろそろ到着されます。結通祭(けつつうさい)のご用意を」と呼び掛けたので、
ママ友連中は移動しようとした。
するとヒデミも、
「あたくしも同行させてくださいな」とお願いすると、
メタボの奥さんが、
「本血流(ほんけつりゅう)におなりんさればようございますことよ、この非血流(ひけつりゅう)!」と言って、
加えて、
「隠さずに申し述べんすことどすが、あなたのお部屋は事故部屋にありんすことにござりまするよ」と厳しく付け加えた。
ママ友連中はヒデミを残して、
結通祭(けつつうさい)のある上階までエレベーターで移動した。

ヒデミは不愉快😤になりながらも、
事故部屋と知ったことの恐ろしさと、
ママ友連中の塩対応に心細くなり、
遂には、
ママ友連中に、
「本血流(ほんけつりゅう)として結通祭(けつつうさい)に加えてくださいな」とお願いした。
同時に、
ママ友連中は神対応し始めた。

すぐに結通祭(けつつうさい)が、
上階の大部屋で行われることになり、
白い着物に着替えたヒデミはそこで四つん這いになっていた。
ヒデミの後ろには、
田上明子がクリケットバットのような物を掲げ、
「ハァ~っ❗️バッコン❗️❗️」と叫んで、
クリケットバットでヒデミのケツを強く叩いた! 
ヒデミは教えられた通りに、
「イットぉしょー❗️❗️」と叫んだ!

こうして、
塩対応と事故物件を用いられて気が弱くなったヒデミは、
臀部村(でんぶむら)の祭神、
〈御臀部尻結乃命〉(おんでんぶしりけつのみこと)に血流が通じ、
本血流(ほんけつりゅう)として、
生まれ変わった。
その日以来、
事故部屋の恐ろしさは消え、
ママ友連中とは親友関係を築き、
夫と息子を、
結通祭(けつつうさい)で本血流(ほんけつりゅう)にすることを、
企てる毎日となった。