カボチャ体型にカボチャ顔のコウコが入院した精神病棟は、
攻撃型人格障害者ばかりがいる為、
争いの絶えない病棟やった。
とにかく、
ワイルドにワイルドな仕打ちを、
医師はもちろんのこと、
看護師から作業療法士に至るまで、
容赦なく喰らわされた!
病院側は理事会を開き、
ワイルドな患者にはワイルドな医師に対応させるしかないと判断した。
そこで、
お呼びがかかったのが、
港ツンコやった。
港ツンコが赴任することは理事会しか知らないのに、
港ツンコがこの病棟の玄関に入ろうとするところで、
コウコの、
「港ツンコ~ッ❗️❗️」という、
大絶叫が響き渡った。
港ツンコはツンツンしながら理事長に、
「おお!あのイカれマントヒヒがおるのね⁉️」と不愉快そうに言った😤
そして重ねて、
「すぐに治療に移りますからみなさんを勢ぞろいさせてください」と付け加えた。
早速、
全患者が呼び集められて、
港ツンコと対面することになった。
港ツンコは、
「あなた方が怒りがコントロールできないことを私は医者として認識しております。それで、あたくしが創作した、怒りを半減させる運動をみなさんに今から行っていただきます」と言うと、
コウコは、
「テメーのド下手なベッドテクニックでも教えるんか⁉️マナイタもできんハンパもんが❗️」と罵った!
港ツンコはコウコに、
「やかましい❗️ウツボのケツの穴が❗️運動せんかったら一年間の監禁室や❗️」と凄んだ!
以下、
港ツンコによるイギリスの強豪サッカーチームのマンチェスター・ユナイテッドの応援運動。
「マーーーン」で手拍子を早めに3回、
「チェスター」で手拍子を普通に2回、
「ユナ〜イテッド」で両手と顔を上げる。
これを15分ほど繰り返して、
マンチェスター・ユナイテッド応援歌「グローリー、グローリー、マン、ユナイテッド(Glory Glory Man United)」の創作ダンスへと続く。
コウコは、
マンチェスター・ユナイテッド運動の際看護師に、
港ツンコのことを、
「アイツ、もういっぺん入院させろ!」と怒鳴り、
「障害者虐待で連邦裁判所に訴えるぞ!」と加えて怒鳴った!
(注:連邦裁判所とはアメリカに存在する国家的裁判所で日本には存在しない)
しかし、
港ツンコのマンチェスター・ユナイテッド運動は功を奏し、
多くの患者がこの運動を好んだ為に、
病棟で荒れるのはコウコだけになってしまった。