
牧カオリは、
湖畔のそばのペンションに、
一泊ひとり旅していた。
普段なら朝日🌅をきらめかせる、
絶景の湖が、
その日の朝は、
濃霧に包まれていた。
けど、
牧カオリは気にすることなく、
散歩に出かけた。
散歩しながら、
牧カオリは、
つくづく嫌なことばかりやったここ数日を思い返した。
まず、
くら寿司で、
エスカルゴ🐌を注文したが、
無いと言われた。
くら寿司にはナンでもあるという知人を信じてお店に入ったのに、
ここで知ったのは、
知人の裏切りやった(普通くら寿司にエスカルゴがあるとか考える方がはみ出てると思うけど🤔)。
次に、
深夜のマック🍟🍔で、
ひとりでコーヒー飲んでいた牧カオリの後ろボックス席で、
牧カオリがいることも知らないレフティたちが、
学校歴代退屈🥱女ベスト10の堂々一位を牧カオリにした。
牧カオリは、
当人がいることを確かめてモノ言え😡と心にキレた!
そして、
フツーの退屈🥱女ベスト1でもコタえるのに😨
ましてや、
歴代の二文字が付いた退屈🥱女ベスト1は重すぎた😩💯
そして、
会社から帰る途中の電車の中で、
母親から電話で、
しおくりしてくれと言われたので、
高校時代にたくさん作った詩を母親に宅配便を使って贈った。
母親はガチギレして、
ゼニを送れということやと、
電話で牧カオリを叱った!
詩贈りやなくて仕送りやった訳やけど、
牧カオリは逆ギレして、
栗🌰を塩漬けして送った(塩栗🌰😬⁉️)
こうした嫌な出来事が、
次から次に思い出される。
けど、
人生は、
常に、
こうした濃霧に覆われたものかもしれない、
と、
牧カオリは思った。
そして、
突き進んで行こう!と決意した。
あらゆる濃霧の中を------。
こうした考えは、
牧カオリの歩調を高め、
いつかは霧がかった乾いた人生にうるおいの時が来ると強く信じて、
濃霧の中を前進に前進した。
同時に、
大きな水音と冷たさが牧カオリを襲い、
牧カオリは、
湖に落ちたことを悟った。
そして、
うるおいは求めても、
うるおい過ぎることは求めなかったと悔やんだ!