
タケシタという初老のオヤジがいた。
今まで、
様々なガラス細工を作ってきたが、
自身のお芸術の集大成として、
ステンドグラスを作ることにした。
その名も、
『愛と精霊のステンドグラス』!
タケシタの魂を擦り込めた会心作(自称やけど)!!
この『愛と精霊のステンドグラス』が出来ると、
タケシタは、
異常なほど、
『愛と精霊のステンドグラス』を見張るようになった。
ある日、
レフティが、
チャリ🚲で、
『愛と精霊のステンドグラス』の前を通ると、
タケシタが出てきて、
「ブレーキ音出すなよ!ステンドグラスが揺れる🫨から」と注意してきた。
レフティはタケシタに😛をした。
タケシタはステンドグラスが揺れないように手話で、
「お前は馬鹿や」と表現したが、
レフティにわかるはずはなかった。
翌日、
近くで道路工事があれば、
タケシタが行って、
機材にサイレンサー(消音器)付けろとスゴんだ!
大型トラック🚚が走ると、
トラック会社に迂回するように要請した。
とにかくタケシタとは揉めないように、
多くが気を使う中、
レフティはフツーにタケシタの家の前を通り、
くしゃみ🤧した!
するとタケシタが現れて、
「くしゃみ🤧すんな!ステンドグラスが揺れる🫨やろが!」と叱った。
レフティは再び😛対応したので、
タケシタはステンドグラスが揺れないように手話で、
「罰当たりの若造が!」と表現した。
そんなある日、
ショッピングモールで絵の具の安売りがあることを知ったタケシタは、
そろっと自転車🚲を出して、
絵の具を買いに行った。
そして、
大量に絵の具を買ったので、
自転車のハンドル部分に買い物袋を下げて、
ふらつきながらも走って戻ってきた。
そのとき、
自分の家から離れた距離にいたレフティのチャリのハンドル中央から、
陽光が反射していた。
レフティが、
ケイシロウ(FK)のように、
チャリ🚲のハンドル中央にスマホ📱をセットして、
鏡🪞アプリを開き、
髪をいじっていたんやった。
その鏡🪞アプリの陽光の反射が、
一瞬、
タケシタの目に飛び込んだ!
------瞬間❗️
タケシタは自転車ごと、
『愛と精霊のステンドグラス』に突っ込んだ!
ステンドグラスは割れた❗️
同時に、
タケシタの、
「レフティ~っ❗️❗️」という、
怒声が辺りに響き渡った!