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ケイシロウとトークアバウト

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鋪道は続くどこまでも

2023-09-24 21:01:00 | 日記




この前、
ケイシロウの叔父である獅子ヶ原カズチにお星さまにされそうになったバス運転手の体験談。

現在、
多くのバスの乗客は、
Suicaといったチャージ型カードで運賃決済する。
その際、
乗車する時に、
必ず読み取り部にタッチして、
降りる時もタッチして降りる。
が、
時々、
乗車する際に、
Suicaのタッチを忘れてしまう人がいる。
その時は、
運転手に詫びを入れて、
乗車した場所を言うことで決済することになる。

ある日、
とある40代女性がバスを降りようとして、
乗車時にタッチしてないことが判明した。
するとこの女性は運転手に、
「運転手さん。私は汚れたオンナです」と悲しげに語った。
運転手は、
「そのようなことはよろしいですから、乗られたところをお教えください」と言ったので、
女性は教えて、
無事にタッチして降りた。

運転手は思った。
「それぞれの人生があることをいつも知らされる。けど、人の生きる道も、このバスが走る鋪道のようなものなのかも知れない。なぜなら、様々なことがあっても、道はどこまでも続くから。国土交通省がゆるす限りは」