
これは、
牧カオリがほめた、
堅固にして不動なる石壁の実画像。
現在は、
崩れ果てて、
無い!
牧カオリは、
今は無きこの石壁に、
呟いたもんやった。
「ワレこの石壁の如く堅固にありたい!そして不動でありたい!」
この牧カオリの言葉に感動🥺した、
牧カオリの友人の健吾は、
最近の人間関係に人生が悲しくなっていたので、
この堅固にして不動なる石壁を見に来た。
買ったばかりの車を止めて、
健吾はこの石壁を見つめた。
堅固なる石壁の真ん中から、
強き植物の突き出た生命力をも見つめて、
健吾の心は晴れた。
そして心に思った。
「人は本来硬いはずなのに、いつの間に柔らかいと思うようになったのか?」
そして、
牧カオリの言葉を呟いた。
「ワレこの石壁の如く堅固にありたい!そして不動でありたい!」
と、
その時、
この不動にして堅固なはずの石壁が健吾の新車の上に崩落した😳
健吾の新車は、
へこんでしまった。
健吾の心もへこんだ。
おそらく、
度重なる集中豪雨と、
真ん中を割って飛び出た植物によって、
石壁が弱くなったことが原因やと思われるが、
健吾は、
へこんだ車を涙目😢で見つめ、
「ぼくのブーブーが!」と言った。
牧カオリはこの出来事に対して、
「カタチは崩れることがあっても印象が崩れることはない」と述べ、
今は無いこの石壁を讃えた!