ケイシロウとトークアバウト

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最強ホラー映画にしてやられた話😿

2019-12-26 16:17:00 | 日記



これが、
凄まじく古い話。
最強ホラー映画と言えば、
必ず、
次の三本は上がる。
すなわち、
「エクソシスト」「悪魔のいけにえ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」
今回は、
1973年製作の「エクソシスト」をめぐる話。

今から45年前、
とある大学生カップルが、
ロードショー公開されていた「エクソシスト」を観に来た。
この映画は、
アメリカで失神者出して、
東京の丸の内ピカデリーでは、
サラリーマンがゲロ吐いている。
はなはだしく恐ろしい映画と言うイメージが先行していたらしい。
やから、
ホラー大嫌いの彼女の方は、
観たくなかった。
なのに、
ホラー好きの彼が強引に引っ張ってきた。
しかも、
一緒にこの映画を観なかったら、別れると言ったらしい😳
それで、
泣く泣く彼氏と「エクソシスト」鑑賞😿

この映画を観た人はわかるんやけど、
怖くなるまで30分もかかる。
言い換えれば、
その分、
気持ち的な余裕があることになる。
この気持ち的余裕は、
彼氏をイケズにさせた。
少し怖い音がしたり、
不気味なシーンがあったら、
その度に、
「出るぞ!出るぞ!」言うて、
彼女を怯えさせた。
彼女は「嫌!嫌!」言いながら耳押さえて、
心の中では、
「ざけんなよ!このタコが❗️」と思っていた。

30分が過ぎた。
何か、
彼氏の怖がらせが弱くなった気がする。
と言うより、
彼氏の顔は、
映画の恐ろしさのせいで、顔面蒼白😨

そして、
あの問題のシーンになった時、
彼氏は、
大絶叫して、
気絶した😱
驚く彼女を尻目に、
数人の観客が彼氏を抱えて、
ロビーに連れ出した。
そして、
寝かせて、
「あおげ!あおげ!」と声かけ合って、
パンフで気絶している彼氏をあおいだ。
一人の観客が、
「今から救急車来るそうです」と言う。
窓口のババはんは、
「今まで長くこの映画館にいるけど、気絶した客は初めてや」と驚いた。
彼女は、
この一連の出来事こそ、
ホラーやと思った。