本ブログでも紹介した「武士道の言葉」が単行本になります。
大幅に加筆した内容となります。
明成社から5月25日刊行です。
定価は1800円(税抜)です。10冊以上購入は割引もありますので明成社に直接申し込みください。 . . . 本文を読む
「武士道の言葉」最終回 昭和殉難者(「戦犯」)と「抑留」その2 (『祖国と青年』28年3月号掲載)
戦犯受刑者の全面赦免は国民の悲願
国民の悲願である戦争犯罪による受刑者の全面赦免を見るに至らないことは、もはや国民の感情に堪えがたい (衆議院本会議「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」昭和二十八年八月三日)
戦後の日本にとって、敵国に裁かれた「戦犯」受刑者の解放は国民的な悲願であった。 . . . 本文を読む
「武士道の言葉」第四十三回 昭和殉難者(「戦犯」)と「抑留」その1(『祖国と青年』28年2月号掲載)
一切の戦歿者の供養を以て世界平和の礎に
今回の処刑を機として、敵・味方・中立国の国民羅災者の一大追悼慰安祭を行われたし。世界平和の精神的礎石としたい (『世紀の遺書』東条英機「遺言」より)
大東亜戦争に敗北した日本軍に対し、連合国は「復讐心」を満足させる為に、東亜五十一か所にて「戦犯裁判」 . . . 本文を読む
「武士道の言葉」第四十二回 敗戦の責任を負い自決した将兵 その2(『祖国と青年』28年1月号掲載)
日本人を慕って自決したインドネシア青年に殉じた軍人の情愛
カリムが可哀そうなので一緒に逝きます。 (陸軍憲兵曹長 上遠野勇吉)
昭和二十年八月二十八日、ジャワ駐屯第十六憲兵隊の上遠野勇吉陸軍曹長(二十八歳・福島県出身)は、憲兵補ラデン・アブドル・カリムの墓前で拳銃自決した。鉛筆の走り書きの遺 . . . 本文を読む
「武士道の言葉」第四十一回 敗戦の責任を果した将兵 その1(『祖国と青年』27年12月号掲載)
敗戦の責
一死以テ大罪ヲ謝シ奉ル(陸軍大臣 阿南惟幾)
昭和二十年八月十五日、国家の総力を尽して戦い抜いた大東亜戦争は、昭和天皇の御聖断によってポツダム宣言を受諾し終結した。国家未曽有の敗戦である。
首都ベルリンが陥落したドイツと違い、当時の日本は沖縄を失ったものの、昭和十九年末から準備した . . . 本文を読む