心療内科で見つけた「ちいさなしあわせ」

　　　　　　　　　心療内科で見つけた「ちいさなしあわせ」　




昨日１月６日は今年初めての心療内科の日でした


先月中旬からぼちぼち調子がよくなり（薬の量も減りました）先生に



・３０分の散歩が１時間出来るようになった事（今のところやっとかっとですが・・・(^^ゞ）


・家事が少し多めにお手伝い出来たこと


・夜の家族の会話が増えたこと



などお話しました


今まで「決して頑張るな　のんびりしてくださいね」とおっしゃっていたのに


先生ももうそろそろ「少しだけ頑張ってみようか　」とおっしゃってくださり


少しだけ前進した感じがしました　


これだけでも「ちいさなしあわせ」なのですが　昨日はもう一つ・・・


診療が終わり調剤薬局へ薬をもらいに行った時先客の女性の方が薬剤師さんとなにやら一生懸命お話をされていました


薬はもう手元にもらっているみたいなのですがなぜかすぐに帰らず薬剤師さんとしきりに会話してました


自分の薬を待っている間聞くでもなく会話が耳に入ってきました



「上司が仕事に対して強く言いすぎて困っちゃうのよ！私も少し言い返したけど　そのくらいでメソメソするな！ですって！！」


「一生懸命説明しても分かってもらえないのよ！口答えせずに早く仕事を済ませなさい」


「家では年寄りがいるからなかなか介護が大変で分かってくれる人はいいんだけど　分かってくれなくて困っちゃうのよ！！」



その間薬剤師さんは　「そう・・・」「たいへんですねえ！」「へえー」「一生懸命されているのにねえ」


と親身になって聞き手になっていました


結局僕よりずっと先に薬をもらっていたその女性は僕が帰ってからもお話していました


帰りながら僕の嫁さんと「あの薬剤師さんえらいなあ」「あの女性の方愚痴を聞いてもらえて本当にお幸せなんだなあ」


などと言いながら家路に着いたのでした


そこではたと想ったのです


僕もあの女性と同じなんじゃないかと・・・　


僕の病気が発症する前から嫁さんは話を聞いてくれて　子供たち　両親　友人知人　ウクレレのみんな　そしてブログで知り合った皆さん


みんな僕の話を受け止めてくれてそして励ましてくれて・・・


「おしあわせですね」は僕自身にも言えることが・・・


そう感じたとき心療内科の結果よりそういう方々が僕の周りにいることこそ「ちいさなしあわせ」なんだなあと


気づきました　


ですから愚痴ってた女性と薬剤師さんに「感謝」です　


忘れていた事を思い出させてくれて・・・


「人のふり見てわがふり直せ」　　　人の悪いおこないを見て自分は気をつけなさい　　というばかりじゃないんですね


「ちいさなしあわせ」を気づかせてくれる事もあるんですね　　(^_-)-☆　



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