★ 掬水月在手 弄花香満衣 ★
(みずをきくすればつきてにあり はなをろうすればころもにみつ)
唐の詩人、于良史(うりょうし)『春山夜月』より
(澄んだ)水を手で掬すくえば月がその中に在るし
花にふれればその香りが衣に満ちあふれるようだ
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出逢いは突然に・・・
ある書籍のページにこの琴葉が書かれていました。
心が奪われてしまいました。
情景がパット脳裏を駆け巡り
将にその状況下にいる確かな感触がありました。
夜寝る時も・・・この琴葉が優しく響いていました。
何と素敵なんだろう
なんて素敵な響きだろう・・・・・
偶然??いや必然と想いました。
この琴葉に出逢えて
絵本が数冊
童話が数冊
小説が数冊
詩が数編
出来るくらい頭の中で巡り巡って行きました。
水を掬うその掌(てのひら)は、漢字一文字で表現すれば
「たなごころ」とも言います。
”心の手”人に優しく触れたものを受け取ったりするとき
その手に”心”があると言われています。
花にそっと触れたその衣は春の使い「佐保姫」の衣でしょうか。。。
優雅にそして優しく、ほのかに香る 春の日差しの様な柔らかさ
日々何気なく生活しているその中にこの琴葉が活き活きと響きあっている
そんな心もち・・・・
「大切なものは 目にみえないもの・・・・」と
アントワーヌ=ジャン=バティスト=マリー=ロジェ・ド・サン=テグジュペリ
(Antoine Marie Jean-Baptiste Roger de Saint-Exupéry)
の書いた「星の王子さま」の中のキツネは教えてくれました。
その星の王子さまは、夜空の星(小惑星B612)に返ってしまいますが
もしかしたら
(澄んだ)水を手で掬すくえばその星さえもこの掌の中で息づいて
いるかも知れませんね。
今日(こんにち)、こうして先人の師の素敵な琴葉に触れることが出来た事に
感謝します。
ありがとう ございました。
寒さ厳しいおり みなさん。。。どうぞご自愛くださいね。
皆さんにとって素敵な日が訪れますように。(^-^)
どんぐり
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<お詫び>
永い間お休みをさせていただいていました。その間あたたかいメッセージ並びにご心配をおかけいたしました。
すみません・・・・
一昨年8月以来「こころの巡礼」をさせていただいていました そしてまだ巡礼中ですが一日一日を大切に生きていきたいと思っています。
僕の歩みのマイルストーンとして更新させていただきます。
歩みはのろいどんぐりですが ゆっくり更新させてください。
皆さまのブログへのご訪問は巡礼の旅がひと段落いたしましたら伺わせてください。
どんぐり