どんぐりくんのすばらしい季節

季節のよろこびをさがします
きっといつも あなたが 気がついてくれるのをまっています
タシャ・チューダー

大寒~その1~

2012-01-28 23:51:00 | 日記


                                    




                     ★ 掬水月在手 弄花香満衣 ★

           (みずをきくすればつきてにあり はなをろうすればころもにみつ)

                             唐の詩人、于良史(うりょうし)『春山夜月』より





                  (澄んだ)水を手で掬すくえば月がその中に在るし

                   花にふれればその香りが衣に満ちあふれるようだ


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                   出逢いは突然に・・・

                   ある書籍のページにこの琴葉が書かれていました。

                   心が奪われてしまいました。



                   情景がパット脳裏を駆け巡り

                   将にその状況下にいる確かな感触がありました。


                   夜寝る時も・・・この琴葉が優しく響いていました。

                   何と素敵なんだろう

                   なんて素敵な響きだろう・・・・・


                   偶然??いや必然と想いました。

                   この琴葉に出逢えて


                   絵本が数冊

                   童話が数冊

                   小説が数冊

                   詩が数編


                   出来るくらい頭の中で巡り巡って行きました。



                   水を掬うその掌(てのひら)は、漢字一文字で表現すれば

                   「たなごころ」とも言います。

                   ”心の手”人に優しく触れたものを受け取ったりするとき

                   その手に”心”があると言われています。



                   花にそっと触れたその衣は春の使い「佐保姫」の衣でしょうか。。。

                   優雅にそして優しく、ほのかに香る 春の日差しの様な柔らかさ




                   日々何気なく生活しているその中にこの琴葉が活き活きと響きあっている

                   そんな心もち・・・・




                   「大切なものは 目にみえないもの・・・・」と



                   アントワーヌ=ジャン=バティスト=マリー=ロジェ・ド・サン=テグジュペリ
                   (Antoine Marie Jean-Baptiste Roger de Saint-Exupéry)


                   の書いた「星の王子さま」の中のキツネは教えてくれました。


                   その星の王子さまは、夜空の星(小惑星B612)に返ってしまいますが

                   もしかしたら

                   (澄んだ)水を手で掬すくえばその星さえもこの掌の中で息づいて

                   いるかも知れませんね。



                   今日(こんにち)、こうして先人の師の素敵な琴葉に触れることが出来た事に

                   感謝します。


                   ありがとう ございました。





                   寒さ厳しいおり みなさん。。。どうぞご自愛くださいね。

                   皆さんにとって素敵な日が訪れますように。(^-^)





                                               どんぐり
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<お詫び>

永い間お休みをさせていただいていました。その間あたたかいメッセージ並びにご心配をおかけいたしました。
すみません・・・・

一昨年8月以来「こころの巡礼」をさせていただいていました  そしてまだ巡礼中ですが一日一日を大切に生きていきたいと思っています。

僕の歩みのマイルストーンとして更新させていただきます。

歩みはのろいどんぐりですが ゆっくり更新させてください。

皆さまのブログへのご訪問は巡礼の旅がひと段落いたしましたら伺わせてください。



どんぐり

小寒その1~想い~

2012-01-09 17:09:50 | 日記
                            




                ★ 僕は絵本になりたい ★


                   手垢にまみれ

                   折り曲げられ


                   破られては 繕われ
                  
                   投げられては 蹴られもし

                   引っ張り出されて

                   しまわれて



                   そんなことをされるのが・・・・

                   僕が大好きな しょうこ だったんだね


                   見た目はどんなにひどくても

                   君のお気に入りになれて 嬉しいよ

                   君のそばにいれて    嬉しいよ


                   君が僕と離れても

                   僕はいつも君のそば

                   心のお家にいさせてね


                   いつか 君が大人になったら・・・

                   想いだしてね



                   あの日の楽しい想い出を

                   あの日のうれしい想い出を





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                   大変ご無沙汰しています。皆さんお元気ですか?
                   

                   僕の方は何とかマイペースでやっています。


                   日々色んな事がありますが、それもまた自分へのメッセージかもしれません。

                   今年一年、またゆっくりペースですが歩んでいきたいと想っています。


                   皆さんにとって今年一年・・・いや

                   日々 素敵なことが訪れますように

                   その積み重ねが一年ですから・・・

                   「ちいさなしあわせ」で溢れる一年でありますように。



                   どんぐりは、よく古本屋に出かけます。

                   そこには色んな本がありとても賑やかです。

                   その中でほんの少しだけ違和感を感じる事があります。

                   それは、絵本コーナーです。


                   そこに並ぶ絵本たちはとてもきれいな状態の物がたくさん並んでいます。

                   まるで新品の絵本のようです。

                   もちろん売り物ですからキズもの、落書き、敗れはご法度でしょうが

                   本来絵本はもっと子供達に愛され、何度も何度も読んでもらい

                   ボロボロになってしまうくらい愛されるものではないのかな?って

                   頭をよぎりました。

                   この陳列棚に並ぶ絵本は中古なので絵本、本来の姿ではないような気がしました。

                   多少の汚れや折れがあってもそれは、元の持ち主の子供たちの愛した証拠ではないのかな?って


                   もちろん古本屋にくるものは色んな物流の中で一度も人の目に触れないまま

                   中古品として並ぶものもあるでしょうけど。。。


                   本を大切に扱うのはとっても大切なこと・・・・

                   でも、、、、、、絵本はもっと人に触れて欲しいから

                   何も分からない無垢な子供たちが

                   何度も、何度も読んでもらい

                   ヨダレまみれになったり、お菓子の屑がついていたり、曲がったり

                   時には一緒に眠ったりしてくれるのが一番「絵本にとってしあわせなこと」

                   なんじゃないかなって?想いました。

                   (どんぐり の 勝手な思い込みですけど・・・)


                   「ごんぎつね」「ちいさいおうち」「もちもちのき」「人魚姫」「蟻とキリギリス」

                   「てぶくろをかいに」「ながぐつをはいたねこ」・・・・・
                   


                   みんな みんな 大切な友達でした。




                   そんな想いが頭をよぎった休日の午後でした。





                   今年もまた皆さんとお話できるように


                   マイペースで更新してゆきます。


                   よろしければ お付き合いしていただけると嬉しいです。



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                   皆さんの季節の喜びが今年一年たくさん訪れますように。





                                               どんぐり
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<お詫び>

永い間お休みをさせていただいていました。その間あたたかいメッセージ並びにご心配をおかけいたしました。
すみません・・・・

昨年8月以来「こころの巡礼」をさせていただいていました  そしてまだ巡礼中ですが一日一日を大切に生きていきたいと思っています。

僕の歩みのマイルストーンとして更新させていただきます。

歩みはのろいどんぐりですが ゆっくり更新させてください。

皆さまのブログへのご訪問は巡礼の旅がひと段落いたしましたら伺わせてください。



どんぐり