拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
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世田谷区弦巻にある土木遺産・・・世田谷給水塔・・・重みが有る建造物です

2016-01-20 10:08:37 | 建築
           『駒沢給水塔』世田谷区HP写真転用


東京都大田区で拓栄建設の社長やってます

世田谷区弦巻に現在、当社で外装リフォーム中の現場
が有りますが・・・

その現場近くに一目見て他の建物とは別格の重みの有る
建造物が有ったので調べてみると・・・


やはり!!土木遺産・地域風物遺産に認定されている


双子の給水塔『駒沢給水塔』でした!

写真にも有る通り大正12年に建てられた給水施設

明治から大正にかけて東京に人工が集中して安全な飲料水の確保が
必要となり東京帝国大学の中島鋭治博士が依頼を受けて・・・

大正9年に内務大臣、翌10年には大蔵大臣の認可を得、ここに世田谷を
横断する大規模な水道工事が、国家事業並みの扱いで大正10年5月に
着工となり大正13年3月に全ての工事が完了したとの事。

その工事の一環としてこの塔が大正12年に出来上がりました。

世田谷区HP写真転用

水道の歴史的遺産として、地域の風景と共に給水塔を残していくために
「駒沢給水塔風景資産保存会」、通称「コマQ」が平成14年から活動して
いるとの事です。

世田谷区HP写真転用

この様な素晴らしい建物は、是非、後世に伝承して行きたいですね!!


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