拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

クレーン車とラフターの違いは??

2016-01-20 15:30:12 | 建築
        ラフターに表示されている重量等の性能表示

東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
当社HP


当社でも建設現場でクレーン車やラフターを使って
資材や材料・残材などを揚げ降ししたり、移動したり
時には、バックホウなどの重機を吊り上げたりしますが・・・


そのクレーン車とラフターの違いとは??

一般に我々がクレーン車と呼んでいる機械は、正式には【トラッククレーン】
ラフターと呼んでいる機械は、正式名称が【ラフテレーンクレーン】です。


まず、クレーン車(トラッククレーン)とはトラックの荷台の部分に
クレーンと操作室が有って運転席とは別になっています。
トラックと荷揚げ設備が別々なので自走速度は早く走れます。

一方、ラフター(ラフテレーンクレーン)は運転席と操作席が一緒で
タイヤが大きく、油圧。走行速度はあまり早く走れません。


写真は、65tラフター

この他にユニック車と呼ばれる物が有りますが・・・

ユニック車とは運転席と荷台の間に小型のクレーンが搭載されていて
リモコンや操作レバーでクレーン操作をする車両。
自分の荷台に積んできた資材を降ろしたり積んだりが
主な使用用途となります。

荷揚げ重量性能を比較すると
クレーン車>ラフター>ユニックの順になります。

大体こんな違いだと思います。

世田谷区弦巻にある土木遺産・・・世田谷給水塔・・・重みが有る建造物です

2016-01-20 10:08:37 | 建築
           『駒沢給水塔』世田谷区HP写真転用


東京都大田区で拓栄建設の社長やってます

世田谷区弦巻に現在、当社で外装リフォーム中の現場
が有りますが・・・

その現場近くに一目見て他の建物とは別格の重みの有る
建造物が有ったので調べてみると・・・


やはり!!土木遺産・地域風物遺産に認定されている


双子の給水塔『駒沢給水塔』でした!

写真にも有る通り大正12年に建てられた給水施設

明治から大正にかけて東京に人工が集中して安全な飲料水の確保が
必要となり東京帝国大学の中島鋭治博士が依頼を受けて・・・

大正9年に内務大臣、翌10年には大蔵大臣の認可を得、ここに世田谷を
横断する大規模な水道工事が、国家事業並みの扱いで大正10年5月に
着工となり大正13年3月に全ての工事が完了したとの事。

その工事の一環としてこの塔が大正12年に出来上がりました。

世田谷区HP写真転用

水道の歴史的遺産として、地域の風景と共に給水塔を残していくために
「駒沢給水塔風景資産保存会」、通称「コマQ」が平成14年から活動して
いるとの事です。

世田谷区HP写真転用

この様な素晴らしい建物は、是非、後世に伝承して行きたいですね!!