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たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

盛岡十二支守り本尊

2011-06-17 | ぶらり盛岡
生まれ歳の干支(えと)によって、それぞれの守り本尊が決められており、生まれ歳の十二支に、東西南北と北東、北西、南東、南西の八方角を干支の方位と対応させて八体の守り本尊があるということのようです。盛岡の多くの人?(私の周りの人)が守り本尊としているところは、次のようです。


子(ね)

千手観音菩薩   千手院(盛岡市鉈屋町)








鉈屋町の寺町通りにあり、盛岡の清水で有名な「青龍水」のすぐ傍です。盛岡バスセンターから歩いて10分ほどです。



丑(うし)・寅(とら)

虚空蔵菩薩  千日堂不退院(盛岡市仙北町)

地域の人には、「虚空蔵さん」と呼ばれていますが、本尊を阿弥陀如とした浄土宗のお寺です. 元禄7年(1694)、円光寺の良観和尚が凶作による餓死者供養のための草庵を建立したのが始まりで、正徳6年(1716)阿弥陀如来を本尊として安置し「千日堂不退院」と称した。その後、大洪水で流され、現在の地に再建された。一方、 文化年間に農夫が草刈り中に「虚空蔵菩薩」を見つけ、不退院にお願いし、小さなお堂を建てて安置した。それが「虚空蔵堂」のはじまりで、何度か建て替えられた後、現在の虚空蔵堂になっている。不退院は、明治29年に本堂は取り壊され、虚空蔵堂内に本尊等が安置され今日になっている。


 











北上川に架かる明治橋を盛岡駅の方から渡ると仙北町になりますが、橋を渡って、すぐのところを左折すると5分ほどで虚空蔵堂に着きます。地元の人には「こくぞうさん」と呼ばれ親しまれております。




卯(う)

文殊菩薩  三明院(盛岡市神明町)







盛岡バスセンターから歩いて3分ほどのところで、旧町名の葺手町(ふきでちょう)というところです。盛岡バスセンターは盛岡駅から市内循環バス(でんでんむし号)が10分間隔で出てますので、それを利用すると便利です。料金は100円です。




辰(たつ)・巳(み)

普賢菩薩   三明院(盛岡市神明町)






午(うま)

勢至菩薩  馬頭観世音(盛岡市清水町)







盛岡バスセンターから歩いて5分程です。旧町名は馬町と呼ばれ、町名由来の案内板が立っています。



未(ひつじ)・申(さる)

大日如来  加賀野大日如来(盛岡市加賀野)







国道4号盛岡バイパ沿いに岩手大学付属中学がありますので、中学側からバイパスを横断すると3分ほどです。地元では「だいにちさま」と呼ばれております。盛岡バスセンターからは歩いて30分ほどです。


酉(とり)

不動明王  長福院(盛岡市神明町)





盛岡バスセンターからすぐで、前述の三明院のちかくで、お蕎麦の「東家」の向いです。



戌(いぬ)、亥(い)

阿弥陀菩薩  教淨寺(盛岡市北山)






教淨寺




JR山田線の上盛岡駅から歩いて5分ほどで、盛岡バスセンターからは歩いて30分はかかります。







一方、守護神社としては、盛岡八幡宮には十二支一代守護神社すべてが安置されています。







盛岡八幡宮(盛岡市八幡町)








盛岡八幡宮



盛岡八幡宮は盛岡の総鎮守とされ、神事のチャグチャグ馬コ、例祭の山車行事、流鏑馬神事などが知られています。八幡通りのつきあたりで、盛岡バスセンターから歩いて5分ほどです。






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啄木の盛岡中学時代の歌    ≪爾伎多麻(にぎたま)明治34年9月号≫
 
今日の秋かぜよあめよの野の 中にすくせやなにぞ一本女郎花(ひともとおみなへし)

啄木盛岡中学4年・16歳、友人と回覧雑誌「爾伎多麻」を発行、「翠江」名で30首(その21)

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